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松岡洋右氏の談話のうち記憶に残っているのは、氏がムッソリーニ氏から直接聞いたという一命題――「革命は精神の革命でなければ成就するものではない」というのであります。 (『原理日本(第十二巻第四号)』「編輯消息」)
7年弱前
戦争の勝者は、政権の持続的保持を約束されていない。保持には別の原理原則が必要。それを知らなければ、泰時にも敗滅と断罪が待っている。彼がそれを明恵上人に質問をしても不思議ではない『日本人を動かす原理・日本的革命の哲学』山本七平
7年弱前
日の本のしきしまのみちたえせねばほろぶるあらじきよきいのちは /石井兄の悲しき御たよりをいたゞきて『原理日本』8-3(昭7・5・1)
7年弱前
ゆるみなきまことのこゝろことのはにあふれいづるぞしきしまのみち /甲斐より『原理日本』2-9(大15・10・1)
7年弱前
大みうたをろがみよみて世のことのなりもならずもすゝみゆくべし /友に『原理日本』4-10(昭3・10・1)
7年弱前
いわゆる高度国防体制の完璧を期するためには自然科学と技術との画期的振興発達を要するのでありますが、これを統綜令括するものは現代俊傑の学としての精神科学で、新体制は総合科学としての国防哲学を要するのであります。 (『原理日本(第十七巻第一号)』「編輯消息」)
7年弱前
二十世紀の物理学は日本の長岡半太郎博士により「賢者の石」なくして「錬金術」の夢を実現した。 (『学術維新原理日本』)
7年弱前
内閣に列し議会に立ちていふべきこといはぬ人らは猿よといひけ /友に『原理日本』11-1(昭10・1・1)
7年弱前
何人と雖も「言即心」の言葉思想を離れて「行為」「業」を云々するものは唯物論者であり、それは人間生活の事実に違背する。思え、われらは頑是なき幼童生活より既に父母兄弟の「言葉の精神的空気」を呼吸して生いたちたるものなることを! (『学術維新原理日本』)
7年弱前
最近『学苑』なる学術雑誌を発行されし北昤吉氏が依然としてリッケルト一派に固執せられつつあるは氏のためにまた日本思想界のために遺憾に御座候。 (『原理日本(第二巻第八号)』「編輯消息」)
7年弱前
「明治維新の大精神」とは何であったか?曰く「王政復古」! (『学術維新原理日本』)
7年弱前
素行宣長松陰の思想はたゞしくあれどもことのははいまだし /かへし『原理日本』17-12(昭16・12・1)
7年弱前
「思想よりも実行」という、しかしながら「不言実行」の人も内心に於いては言葉として思想し、思想しつつ行動する。 (『学術維新原理日本』)
7年弱前
たなすゑのみちの律動はことのはとおなじくつたへむひとのおもひを /河村兄に『原理日本』5-7(昭4・8・1)
7年弱前
レーニンは漫画の対象であり、それゆえ彼の全事業はメロドラマ悲喜劇であるけれども、人間レーニン、ロシアの愛国者レーニンはその残忍暴虐の権謀術策にもかかわらず、自己の失敗愚蒙を率直に告白する誠実を持っておった、それが彼の魅力の一であったのだ。 (『学術維新原理日本』)
7年弱前
コミンテルン中央執行委員の栄位を誇る片山潜の懐郷病の報道は既に久しい。 (『学術維新原理日本』)
7年弱前
日比谷のあたり目に見る家屋に行くみちに君のみ魂にふるゝ思ひす /上領一郎遺稿集『原理日本』15-6(昭14・6・10)
7年弱前
母国語は母の言葉以上のものである、それは精神的実在の母の言葉である。国語は任意の文化内容の単なる技術的表出手段ではない。文化内容そのものを規定するものが国語である。 (『学術維新原理日本』)
7年弱前
慶大精神科学研究会が川合博士のもとに最近あらたなる活動を開始しておりますが、東大関係でも東大文化科学研究会が創立され『学生生活』と題する四六倍判二八頁定価拾五銭の雑誌の創刊を見るに至りました。 (『原理日本(第十四巻第九号)』「編輯消息」)
7年弱前
我等は独伊の全体主義思想運動に同情と敬意を表し日本がその正しき精神を理解し国体明徴と日本文化の開展とに資するべきを勧説しましたけれども、日本がそれを規範としそれに追従するという如きことのあり得べからざるはいうまでもないことであります。(『原理日本(第十五巻第五号)』「編輯消息」)
7年弱前
われらの友蓑田大人のふみ学術維新原理日本となづけて世にいでぬ /シキシマノミチ会戦歿同人慰霊祭『原理日本』10-3(昭9・3・1)
7年弱前
天つ日のおとなくそゝぐひろまへにつばらにあふぐ天つみさゝぎ /伏見桃山御陵参拝『原理日本』5-9(昭4・10・1)
7年弱前
レーニンは漫画の対象であり、それゆえ彼の全事業はメロドラマ悲喜劇であるけれども、人間レーニン、ロシアの愛国者レーニンはその残忍暴虐の権謀術策にもかかわらず、自己の失敗愚蒙を率直に告白する誠実を持っておった、それが彼の魅力の一であったのだ。 (『学術維新原理日本』)
7年弱前
五月中旬には慶應義塾舊ホールに於いて第四回演説会を催し今回は村川堅固博士も出演あり「一考を請う」の題下に仏蘭西革命との比較に於いて露西亜革命に対する新見地よりの評論を下され申候。 (『原理日本(第二巻第六号)』「編輯消息」)
7年弱前
社会主義という言葉は日本語としてはどうもやまとごころにそぐわぬものと感ぜられます。 (『原理日本(第六巻第八号)』「消息」)
7年弱前
天刑の病にくづるゝ前日のさまにも似たるか呼吸する醜塊 /議会制度『原理日本』13-3(昭12・5・1)
7年弱前
日本人として日本語の達人となることなくして、外国語の達人となりえることはないのである。 (『学術維新原理日本』)
7年弱前
神まつる昔のてぶりを現代文明の中に復興せしめ、文化の形式とその施設をば空吹きくる風のごとく身に受けて、心持ちよく進みましょう。そうしてわれらは田代順一兄の雄々しく進まれし道を、更に一歩一歩と続けて歩みましょう。 (『原理日本(第六巻第八号)』「消息」)
7年弱前
南町塾を開かれし宅野田夫画伯をお訪ねしヤクート族の指導者ウイノコルフ氏ほか十数名の来訪者諸氏と宴席に列し共産党撃滅を期する対露攻勢戦略を謀議致しました。 (『原理日本(第九巻第二号)』「編輯消息」)
7年弱前
「日本」はわれらの人生価値批判の総合的基準---「原理日本」であり、宗教的礼拝の現実的対象---「永久生命」である。それは祖国日本を防護せむとする実行意志であり、「日本は滅びず」と信ずる一向専念の信仰である。
7年弱前
日本に於いては「神」とは「みおやの神」であり、「千早ぶる神のひらきし道をまたひらくは人のちから」である。 (『学術維新原理日本』)
7年弱前
観念論者よ、この設問に答えよ、――汝が意味と存在とまた価値と事実とを峻別し、存在事実を無視して意味価値の論理的妥当性を説く、その汝の「言葉」、汝の「人間的存在」そのものもまた、単なる論理的意味という如きものなりや、否や? (『学術維新原理日本』)
7年弱前
われら日本臣民は万邦無比の皇国国体の恩徳を謝しまつるに言葉なく、億兆一心ひたすら大政翼賛の臣道実践に邁進せねばならぬのであります。 (『原理日本(第十八巻第六号)』「編輯消息」)
7年弱前
原理日本社は人生と表現社とシキシマノミチ会との現代史的関連に於いて生れたものである。 (『原理日本社研究綱領』)
7年弱前
「神」とは、超自然的でも超人間的でもなく、人間的であるけれども超個人的の永久生命、具体的には、「言葉」に客観化せられ確証せられる信楽礼拝の対象としての民族国民人類人道精神の連続無窮不可測不可思議の創造的開展に名付けるのである。 (『学術維新原理日本』)
7年弱前
弁証法などいう迂遠なる概念哲学を持ち出すまでもなく、自然人生の如実の姿を見るならば、万物流転の相は直ちに何人にも看取せられるのである。 (『学術維新原理日本』)
7年弱前
外交関係は力学的法則を思わしむるのでありますが、その内容は各国民の心理であり、これを統御して一定の方向に発動せしむることが政治家外交官の任務であることはいうまでもありません。 (『原理日本(第十二巻第四号)』「編輯消息」)
7年弱前
営内を向ふより来る吾子のすがた姿勢正しくたのもしきかな みいくさに従ふなれば子とはいへど帽とりて正しく礼をかへせり /出征 面会の日『原理日本』18-5(昭17・5・1)
7年弱前
観念論者よ、この設問に答えよ、――汝が意味と存在とまた価値と事実とを峻別し、存在事実を無視して意味価値の論理的妥当性を説く、その汝の「言葉」、汝の「人間的存在」そのものもまた、単なる論理的意味という如きものなりや、否や? (『学術維新原理日本』)
7年弱前
月刊『原理日本』は、明治四十一年二月短歌雑誌アカネ発刊後思想評論の方面にその任務を展開せしめて『人生と表現』と改題し、三度之を『原理日本』と改題、新聞紙法により発行して満十年、今年十一月第百号を発行す。創業以来二十八年終始一貫日本主義の宣揚に盡せり。 (『山縣大貮研究』)
7年弱前
宮崎五郎兄と江口先生ご令嬢の美代子さんとの間に御婚約が成りましたこと三井氏より消息中に御披露ありましたについては近く戦い斃れ亡き数に入られし諸同人を顧みシキシマノミチの前途を望みて悲喜の思いに堪えないのであります。 (『原理日本(第六巻第十号)』「編輯消息」)
7年弱前
レーニンの佞臣、ロシア精神の奴隷――日本共産党員らは、「論語読みの論語知らず」――徂徠の徒、闇斎の弟子らを笑う資格なき大正昭和のキリシタンバテレンである。 (『学術維新原理日本』)
7年弱前
「思想よりも実行」という、しかしながら「不言実行」の人も内心に於いては言葉として思想し、思想しつつ行動する。 (『学術維新原理日本』)
7年弱前
つたへ来しうからの重荷一人せおひかなしきいのちいきむとねがひき /松田兄のしきしまのみち歌稿を拝見して『原理日本』8-5(昭7・7・1)
7年弱前
神まつる昔のてぶりを現代文明の中に復興せしめ、文化の形式とその施設をば空吹きくる風のごとく身に受けて、心持ちよく進みましょう。そうしてわれらは田代順一兄の雄々しく進まれし道を、更に一歩一歩と続けて歩みましょう。 (『原理日本(第六巻第八号)』「消息」)
7年弱前
マルクス主義は「宗教の代用物」である。それは西欧近代の唯物論と社会事情とが生んだ現世利益宗教の最後の形態である。 (『学術維新原理日本』)
7年弱前
うつし世はかなしからずや思ふこと思ひてかたらずわかれ行くなり /上領一郎遺稿集『原理日本』15-6(昭14・6・10)
7年弱前
日本人としては社会主義を奉ずるともマルクス主義レニン主義は捨てるべきである、儒教の研究から「中朝事実」に目覚めた山鹿素行の如くに。それで初めて真の社会科学の意味に於ける科学的社会主義の生ける実内容が具現せられよう。 (『学術維新原理日本』)
7年弱前
支那日本の中世上代史に於ける井田法班田法に対する歴史的考察を遂げ、また実にロシア革命そのものに対する予断なき社会科学的研究をなしたならば、特に日本人としてマルクス主義共産主義の如きを盲信するが如き非科学的独断には陥るべくもないのである。 (『学術維新原理日本』)
7年弱前
悪逆思想家の権藤成卿氏の如きが「日本主義運動の最右翼の指導者」として喧伝せられつつある現日本の思想的混乱が重大危機を蔵せるものなること今更いうも愚かにて、我らの責務のいよいよ重くして遠きを痛感三思せしめられるのであります。 (『原理日本(第九巻第四号)』「編輯消息」)
7年弱前