公演情報
「『天国と地獄』」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★★
その世界は演劇というルールと、高校の部活という白い枠で出来ていて
そこから衝動と熱を持って、はみ出し始める彼女らを見て
僕の中で漠然と「やりたいのかも」と思っていたことが「やらなくちゃ」って
コトコト音を立てて動き出すような、走り出したくなるような作品だった
なお自分は高校演劇という世界を全く知らないので、この作品に出てくるディティールやワードなどが凄い新鮮で面白かった
満足度★★★★★
鑑賞日2018/03/23 (金) 15:00
価格2,000円
21日マチネは初めてなので流れを追うことに重点を置いたが2回目ゆえ細部にも気を配れた結果、眼が潤みかけたり新たな発見があったりも。
登場人物それぞれに個性がある中、「いかにも先輩っぽい3年生」「初々しい1年生」「上下それぞれに気を遣う2年生」と学年毎のカラーが出ているのが上手い。
また、脚本を担当する2人が天才肌のメロス・技巧派のアニーとタイプが異なるのも巧み。
他にメロスが最初に書いた脚本の読み合わせをする時に「初見の台本を読んでいる」感じがちゃんと出ているものイイんだな。
あと、ラストで部員たちが「おはようございまーす」と言いながら部室(?)に集まって来ることに「櫻の園」の序盤を連想したり。
さらに観ながら各人物のハマり具合はあて書きによるものか演者が役を自分に引き寄せたのか考え、じゃあ他の役者が演じたらどうなるか、など想像していたのだった。
で、劇中に出てきたいくつかの台本をコンプリートさせたスピンオフ的作品も観たいし、3年生トリオや2年生コンビが新人だった頃を描いてあだ名の由来を紹介する前日譚的短編も観たいぞ。演ってくれないかなぁ……。
満足度★★★★★
鑑賞日2018/03/21 (水) 15:00
価格1,500円
15:00の回(雨)
14:30受付、14:40開場。
浅いコ(凹こっちのイメージか?)の字の客席。
床に白い枠線、そこは舞台であり、部室なのでしょう(「→」もある)。
制服を着た女生徒3人が客席に背中を向けてじっと座っている。
正面にはスチール棚、ダンボール、スピーカーなど。
当パン、チラシと一緒にアンケート記入用のボールペンがあるのは不思議ではありませんが三色ボールペンは初めて。
14:54前説、15:03開演~16:03終演。
永田佑衣さん「カナリア(2015/5@眼科画廊)」「凡庸(2017/8@王子)」。
小島望さん「凡庸」「空想パズル piece1『雨の街』(2017/4@Site)」「遺言(2016/12@しあん)」他。
橋本美優さんは「大型(2016/8@すみだ)」ですかね。
石黒麻衣さん「わたしが消えた(2015/1@眼科画廊)」。
澁川智代さん「家入るものは入る 借るものは借る(2017/11@SF」「遺言」。
二ツ森恵美さん「ひょっとして乱で舞ー(2014/8@楽園)」「糸、あと、音。(2015/8@楽園)」。
大田彩寧さん「春、夜中の暗号(2018/1@十色庵)」「ホテル・ミラクル5(2017/12@ミラクル)」「夢遊トリップ(2017/10@絵空箱)」他。
2016/2017とたくさんの高校演劇(秋季大会)を観たのと、「劇団さんいらっしゃい」を観たのと、王子は近いのと、売り止めが復活していたので前半割になるのとで、前日、予約しました。
決して広くはない舞台、観ている景色と、記憶のなかから浮かび上がってくる情景とが少しずつ交じり合ってゆくような浮遊感を覚えます。
お話しの核の部分は何処にでもありそうな気がしますが、その世代の一人ひとりにとっては大きく深く、すべてを喪いそうな気がするもの。
満足度★★★★★
鑑賞日2018/03/24 (土) 15:00
座席1階1列
価格2,000円
確かにこれは途中入場退場できない作品でした。
ある演劇部の話だったのですが、演者さんの声がそれぞれ特徴があり、1時間でギュッとまとめてしかも内容面白い。
車やバイクの音もなんのその。集中力は切れませんでした。
限られた環境でこれだけのパフォーマンスは素晴らしいです。もう少し大きな箱でやって多くの人に見てもらいたいです。(あまり大きすぎてもダメだろうね)
永田さんはキ上の空論で拝見して演技が気になっていました。存在感がある女優さんだと思います。
それと小次郎を演じた女優さんの名前は澁川智代さんでよいのかな。彼女も気になりました。次回作行ってみようかな。
満足度★★★★
鑑賞日2018/03/21 (水) 15:00
面白かった。とある高校の演劇部。女子ばかり3年生3人、2年生2人、1年生2人の7人の物語が、時間軸を細かく動かして、繰り返しや似た場面を繋げることで、同じことが過去から未来へ繰り返されていくことを示唆しているような舞台だった。特に知ってる女優は出ていなかったのだけれど、皆、しっかりと役割を演じて素敵な感触の舞台だった。
満足度★★★★★
鑑賞日2018/03/25 (日)
25日の大千穐楽(60分)を拝見。
大きな坂道のそばにある迎ヶ谷町(むかえがたにまち)…『凡庸』なワタシでもピンと来た、とある田舎町の高校演劇部を舞台に、学年毎の絆、創作者の苦しみ、伝統と改革との対立、等々を描いた60分。
演出面で言うと、運動会の定番楽曲『天国と地獄』を用いた軽快な劇伴に、時系列の異なるシーンをハンドクラップ一発で瞬時に切り替える場転でのリレーは、高校生活3年間の「駆け抜け感」を思い起こさせてくれて、実に効果的だった。
ノスタルジックなストーリーにテンポの良さも合わさって、高校演劇部出身でないワタシでも今年一番愉しめる作品になったと思う。
あと…永田佑衣さん演じるメロスの創作に苦しむ自問自答ぶり。モデルは木村みちるさんご本人だろうが、私にはフ⚫︎タタ⚫︎⚫︎イ氏が想起させられ(実際、同氏を意識した演出が施されていたそうです)、上演中、ニンマリが止まりませんでした。
最後に配役を記しておく。
セガ(3年生、部長、良い意味でオトナな穏健派)…石黒麻衣さん
よもぎ(3年生、勝気、昔、台本を書いたことがある)…小島望さん
小次郎(3年生、演劇部の伝統への思い入れが強い)…澁川智代さん
アニー(2年生、1年生の秋大会から脚本と演出を担当していたが…)…橋本美優さん
コロネ(2年生、遠慮しがちな次期部長。が、アニーの台本を強く推す)…二ツ森恵美さん
メロス(1年生、アニー休部後の脚・演出。天才肌)…永田佑衣さん
わさび(1年生、自分が入部させたメロスの脚本を強く推す)…大田彩寧さん
演劇部員…木村みちるさん(最後にチョコっと顔を出された、遠吠えの主宰さん)
満足度★★★★★
鑑賞日2018/03/21 (水) 15:00
学校、青春ものとして純粋に楽しめました。
終始テンポの良い台詞と場面転換で、物語に引き込まれます。観劇後は心地よい熱さと若干の寂しさが残り、良い時間を過ごせたと思います。できればもう一回観たいです。
満足度★★★★★
鑑賞日2018/03/21 (水) 15:00
価格1,500円
高校(おそらく女子高、そしてもしかすると以前は創立記念日にチェーホフの「桜の園」を上演するのが恒例だったのではないか?)演劇部員各学年7人が織りなす物語。
高校部活ものにハズレなし、大好きなヤツだった。題材的に吉田秋生原作・じんのひろあき脚本の「櫻の園」と地続きなようであり、途中のメタ?と思わせる部分ではこれまた大好きな小説を想起したし。そして各人物の個性が巧く出ているんだな、脚本・演出・演技三位一体の功績だね。
アニーとメロスは木村主宰が反映された「分身」かあるいは全くの「創作」か?などと考えたりもして。(笑)
で、観終わって間もなく23日のマチネを予約。