旗裏縁-本能寺異聞- 公演情報 旗裏縁-本能寺異聞-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★★

    独創的な脚本、圧倒的なパフォーマンス、夢でみたことを暗示したかのように物語を展開させ(シェークスピア、トロイラスとクレシダ風...)
    死んでしまった役者すべてを亡霊やら怨霊として再び登場させるというところにも面白さとセンスの良さを感じました。
    最後まで息の抜けない展開に時間はあっという間
    最高に楽しめました。

  • 満足度★★★★★

     「敵は本能寺にあり」今更言うまでもない、明智光秀謀反の号令として知られるフレーズだが、今作通常の歴史的解釈とは異なる解釈で成立している。ちょっと尺は長く140分程度と当初言われたのだが実際には150分超。

    ネタバレBOX

    だが一瞬も集中を途切れさせることのない舞台になっていたのは、脚本が良く練られていることと、主要登場人物に対して我々が何となく抱いているイメージを作品内の登場人物に上手く重ね合わせて不自然な感じを持たせないこと、役者陣が基礎をキチンとこなしていることが伝わる演技・滑舌の良さに加え、登場人物が26名と非常に多いにも関わらず、各々の動きをキチンと計算して配剤した演出の上手さ、音響効果を充分に考慮しつつ観客を引き込む技術の巧み、照明とのコラボ他、脚本自体がセンチメンタリズムを排することで戦さの酷さをキチンと最後まで過不足なく伝え得ていることが大きい。
     実際にはどのように各登場人物を造形していたかについて、具体例を挙げておこう。信長の性格については極めて合理的で奔放、進取の気に富むというイメージがあると思うが、これを天下布武をその合目的性とし、戦世を終わらせる為に頂点に立った人間として描くと同時に、極めて優れた想像力と聡明な頭脳により他人の気持ち、行動を的確に予測した上で行動する人物として描かれ、而も権威だの伝統だのが非合理的であれば歯牙にもかけぬ人物として描かれる。
     また、油断のならぬ信長を相手に間者を用いて、天下布武をサポートしつつ、己の目指した世界の実現へ着々と歩を進めてゆく秀吉の抜け目のなさ、耐えに耐え、義に殉じ武士としての価値観の下に自己実現を図ったしたたかな家康、知的で家柄も良いのだが、愚直な郷土愛を大切にするが故に乱世の価値観を根底では容認しえぬ優しい側面を持ち、かかるが故に戦の酷さを容認し得ぬ光秀といった具合である。
     無論、他の登場人物それぞれがキャラの立った科白で脚本化されると同時に演じられていることから分かるように、演出の力、演技力も並大抵ではない。
     またこの小屋、劇場前方の席には段差が無いので、後列に腰かけた観客は見切れが起きやすいことを踏まえ、殺陣の多い作品で役者達には足腰に負担が掛かって大変なのだが、舞台中央から上手にかけて階段を付け、上がり切った所を踊り場にして観客から舞台が観易いように配慮してあるばかりでなく、小道具の使い方もグー。タイトルにも大いに関係してくる各武将の旗が、象徴的に軍の動きを示したり、どの武将が、どのようにプロットに関わっているのかを無駄なく表現していた。裏回りのスタッフたちの対応も優れたものであった。
     

  • 満足度★★★

    奥行きをうまく使った舞台は、なかなか雰囲気が出るし、選曲がガンガン攻めてくる感じで、決して悪くないのだが、出演者のエンジンのかかりがかなり遅い。最初の台詞に“素人集団”なのかとガッカリしたが、次第に熱を帯びる(かなり終盤だった)。最初からこれが出ていればなぁ・・・ともったいない気がした。萬劇場の椅子で二時間半はかなりきつい!せめて座布団くらいの気配りが欲しかった。

    ネタバレBOX

    楽日のマチネ、後ろから「あいつ、トイレから席に戻れないんじゃね?」という声が聞こえた。通路無しにぎっしり詰め込まれた椅子。
    開演前に前説で“有事の際は”当の説明があったが、この状態でもしもことが起きたらと想像すると怖い気がする。あれだけの人数、一人でもパニック起こしたら、いくら静止しても大騒ぎになるのではないかと・・・。客入りの良いのはいいが、度の過ぎる詰め込みはどうかと思う・・・と、震災の際に某劇場にいた私は思った。
  • 満足度★★★

    時代物が好きな訳ではないが 何故か信長と光秀が好き。てな訳で観劇させてもらいました。幕開けの「平家物語」にこれは期待できるかもと思って観たのですが・・・ 私の中で納得がいかないのが光秀の設定。おみつと呼ばれて女言葉になるのは何故?観ていてど~にも そこが気色悪くて。それと折角の良いストーリーなのにコメディの部分が残念でならない。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/02/12 (月) 12:00

    日曜日・12時公演をチケプレでいただきました。ありがとうございます。
    今回初めて劇団ThreeQuarterさんの作品を観劇しました。

    正直なところ立ち上がりの5分で退出したくなりました。
    役者の芝居がキツい。棒読みが数名。ただ光秀と庄兵衛役登場で私の気持ちが落ち着きました。最後までこの二人の芝居はよかったです。

    あと脚本がよかったです。「新説・明智光秀」のテイストと、早々と死んだ役のその後の生かし方が面白かったです。また登場人物が多い割にはそれぞれの関係がわかりやすかったです。まさか秀吉の使いが!この展開もよかった!

    気になったところはゴールテープ、猿真似、バラしネタなど所々に出てくるコミカルなシーン。この話に細かい笑いはいらないのでは?アクセントにしてもちょっとセンスを感じませんでした。
    話のネタだけで客を引き付けるものがあります。硬派に作り上げてしまったほうがよかったと思います。
    それと音楽も気になりました。序盤にピアノのソロが流れた時は安っぽかった。
    曲名は知りませんがよく聞きます。あと中盤ぐらいにギターのソロもありました。しんみり・ほのぼのにベタな音楽は安い舞台に見えてしまいます。フリー素材とか利用しているなら即刻止めたほうがいいです。馴染みのある曲は感情や雰囲気を伝えやすいのですがそれは安易です。これだけいい本なのですからこの本にぴったりなオリジナル曲にチャレンジしてもらいたいです。

    実は私「時代モノ」はちょっと苦手です。大河ドラマとか見ません。
    なんかその背景を掴むだけで精一杯になっちゃうんですよね。そうなると人物や心の動きがよく見えないからだと思います。舞台なら役者の表情を見る余裕がありません。
    そんな私も引き付けるものがこの作品にはありました。初めて観劇する人もオススメできる作品です。

    しかし劇団ThreeQuarterさんは2年に1回の公演とは勿体ない。せめて1年に1回は私も観劇してみたいです。

  • 満足度★★★

    ストーリーとしては面白いと思います。
    ギャグや笑いはほどほどにストレートに仕上げれば感動的な作品になるんじゃないかな・・・。
    ちょっともったいない感じが。。。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/02/11 (日) 19:00

    テーマがテーマなので長丁場を覚悟してたら、その通りの2時間半。私が実際に見た限られた作品の中での話ですが、戦国・本能寺ものとしては、これまでで女性が最もたくさん活躍する斬新なステージでした。

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