煙が目にしみる 公演情報 煙が目にしみる」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★★

    誰も傷つけない、誰も傷つかない、ただ優しい時間と空気が流れている、そんな気持ちの良い舞台でした。激しいアクションがあるわけではなく、何か度肝を抜かれる展開があるわけでもありませんが、誰もが見終わって劇場を出る際に、ちょっとだけ幸せな気持ちになれる、家族を思いやる気持ちになれる、そんな個人的にストライクど真ん中の舞台でした。

  • 満足度★★★★★

    これから三途の川を渡るであろう二人は、やっぱり生きていたいんですよね。
    急いであの世にいかないで、この世にいる大切な人の周りをうろうろ、いっぱいしていてください。
    観賞後はとてもすがすがしい気分になりました。

  • 満足度★★★★

    やはり何度観てもいい作品ですね。今回も奇をてらわないでストレートなところがしっくりきました。

  • 満足度★★★★

    おばあちゃんにだけ幽霊が見えるのは向こうの世界に近いところにいるからなのでしょうか?でも、こんなおばあちゃんはそうそういないのだから、相手に伝えることができるうちに素直に想いは伝えましょう・・・と思ったのでした。

  • 満足度★★★★

    通路側の席だと役者さんが横の階段で演技をしてくれるのでとても楽しめた。
    強い女性と少し頼りない男性という構図がなかなか面白くストーリーもよかった。
    特に桂役の大橋さんがとても凛とした姿が素敵で「私も葬儀があったら喪服!」と訳の分からない決意をしてしまったほど(喪服は持っていないが)帰りに出口で役者さん達がお見送りをしてくれたのだが、間近で見た大橋さんの笑顔はやはり素敵でした。

  • 満足度★★★★

    火葬場で焼骨になるまでの僅かな時間の物語。白装束の男2人が軽妙に話しており、「死」という悲しみが感じられない。逆に葬儀という儀式を通して「生」の喜びを浮き彫りにした秀作。
    (上演時間1時間40分)

    ネタバレBOX

    セットは、田舎町の火葬場。上手・下手側にそれぞれベンチ椅子とテーブル。脇には螺鈿細工の花瓶1つ。後景は桜の大木があり満開の時期。すこし散り始めているが…。

    ベンチに2人の中年男性、野々村浩介と北見栄治が立ち話。白装束から2人とも死んでおり、これから彼らの火葬が行なわれる。客席後方から2人の家族たちが、斎場に入ってくる。野々村家は妻子と母、従妹夫妻と賑やかだ。北見家は娘らしき女性と男性の2人だけ。浩介の母、野々村桂は最近惚けてきた。その様子を眺める死者2人の会話に桂が入り込んできた。何故か桂には死んだはずの浩介と栄治が見える。本来、2家族が交わることはないのだが、野々村浩介の遺族への思いや野球部監督をした高校の甲子園での試合を効果音のように従え、一方、北見栄治は死に関する艶福エピソードを次々明らかにし「思い」という感情を交差させる。
    遺された家族たちの思い、それに呼応するような死者の述懐、イタコのように生者と死者とを仲介する桂。火葬場に喜劇と悲劇が輻湊していく。

    死者は、自然や現実とは異なる時空のようなところに行くだけ。生者と対話できる、と思うことによって死者と魂を通わせ合うことが出来る。カフカであっただろうか…「人は死後に独自の進化を遂げる」と言ったのは。それは生きている者が死者の影響を受けたり、意思を引き継いだりすることを意味するらしい。

    桂を通して通じ合う思い…「体」は死んではいるが「魂」は対話している。「死」という普遍的なテーマを扱いながら、情緒に流されず乾いた視点で(家族を)見据える。そして満開の桜が明るい象徴として映え、その散る花びらに余韻が…。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    何回(違う劇団、役者さん等)観劇をしてもほのぼのとしてしまいます。
    楽しめました。役者さんの力量は様々でしたが・・・

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/11/16 (木) 19:00

    「質朴」という言葉が似合う演劇を、久しぶりに観た。同時に、残る短い人生を、何かと、または誰かと深く繫がれないものかと喘いでいる私にとっては、ひどく胸に突き刺さるような内容のものでもあった。
     劇の内容自体は、よくある人物像の「良き姿」回顧のものだが、それが演技として、人物同士が絡み合うと、不思議と笑えて、そして泣かせるものとなる。敢えて「質朴」を追求した演出家のなせる業だろう。
     役者さんの滑舌の悪さが、やや気にはなったが、それをもってしても、温かな気持ちで帰宅できる劇をいただいた。

  • 満足度★★★★★

    笑いと涙のひと時をあなたに…。その通りになってしまいましした!心温まる舞台でした。日常すさみがちになる心もほぐれていきますね。女性はすごいなぁ〜、舞台ってすごいなぁ〜!

  • 満足度★★★★

     火葬場には、野々村家親族、北見家親族が、係りの者に案内されてやってくる。霊前で各々が手を合わせた後、捌けると何やらお遍路さんのような扮装の初老の男2人が登場、上手奥に見事に咲いた桜を眺めて桜談義に花を咲かせている。(追記後送)

    ネタバレBOX

    あれこれ話すうちに、三途の川を渡る渡し賃の六文に触れることで、彼らが既に亡くなっていることが決定的になる。つまり、これから火葬に付される当人たちなのである。火加減が自分達に与える苦痛に関しても話をしていたりと笑わせながら物語は進んでゆくのだが、片や脳梗塞で亡くなった地元高校野球部の監督、片や娘と行きつけのビデオ屋の店長だけが来ている髭のおっさん。親族の集まり方が対照的な2人の火葬だが、監督の母は認知症をわずらっった為か、この2人の霊が見え、話をすることもできる。
     監督は、育てた生徒たちが初めて甲子園の土を踏み、1回戦で敗れたものの、終盤、5点差を1点差迄追い上げ、次の機会に希望を残した。髭のおっさんは腹上死、親子ほど年の離れた彼女との恋の果てであった。娘は、この恋人に嫉妬、霊と交信できるお婆さんの計らいで火葬場に現れた恋人に冷たい仕打ちをするが・・・。
     

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