THE LAST ALIEN 公演情報 「THE LAST ALIEN」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.2
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    日常の中で繰り広げられる出来事と、見た目がおかしな宇宙人という非日常のコントラストに笑ってしまいました。
    短い時間の中で、宇宙人がちゃんと愛すべきキャラクターになっていたのが、演出家さんと役者さんの思いのツボという感じがして悔しい。(笑)
    劇中に食べ物が出てくるシーンはどれも、本物の食べ物を用意していて、本当に役者さんが食べていたので、見ていてとってもお腹が空く舞台でした!
    パートのおばちゃんたちの演技がグーでした ♪

    ネタバレBOX

    普段劇場ではステージになっていない空間も、板の上として使われていたり、スクリーンで映像を流したりと、いろいろな試みをされていたのが斬新でした。
    ただ席によっては見辛い部分があるかもしれません。
  • 満足度★★★★

    この公演は、スーパーマーケット「スリーエー(AAA)」の経営とそこで働く人々の悲喜劇を、タイトル「THE LAST ALIEN」との交わりを通して描いた物語。そして現代の日本、それも現政権を揶揄するようなシーンも...。
    (上演時間1時間40分)

    ネタバレBOX

    舞台セットは、スーパーの事務室・小池宅・喫茶店の各内部と下手側に別空間(路上イメージ)を、状況に応じて暗転で場面転換する。自分では、その回数が多く集中力を保つのが大変だったのが残念。

    スーパー「スリーエー」は、安心・安価・愛情の3Aを標榜した経営を行っているが、近所に大型スーパーが開店し苦戦している。そんな状況下にありながら、従業員(パート)は開店時間間際まで無駄話を続け、また遅刻してくる者までいる。またヤル気があるのかないのか覇気が感じられない中年男・小池信一(ひたたらサン)。極めつけは店長が女性従業員と不倫しているという体たらく。
    さて、小池は妻に家出され娘にも愛想を尽かされている。あげく、父親が働いているスーパーで万引きをして警備員に捕まる。それでも娘を叱れず問題をうやむやにしようとする。そんな男に地球にいるエイリアン(野本由布子サン:被りもの姿が愛らしい)が接触してくる。その目的は...。

    エイリアンが某所に電話しているが・・・「アベちゃん、先の選挙で大勝したのは」とか「トルーマン、あ!もう死んでいるか、70年前の人」という台詞から安倍首相、トルーマン米大統領を連想するのは容易い。この場面を挿入してくるのは、恣意的いや思惟的なことだろうか。物語は資本主義的な観点からすれば価格の”競”争であるが、電話の相手からは”戦”争のニオイがする。何せ、原爆投下や朝鮮戦争に関係した人物なのだから。先に記した目的とは、エイリアンの話からすると、”人格改造計画”なるプロジェクトがあるような。そんな不気味な様相が垣間見える。

    業績不振(大型スーパーの影響)で1カ月後に閉店だ、オーナー(義父)から最後を告げられた店長は、従業員全員を集め起死回生のアイデアを募る。一方、小池は娘との関係修復に苦慮するが...。物語は「小池さんの黄昏メンチカツ」という惣菜が人気を呼び、また娘と和解するというハッピーエンド。

    人格改造なる動きは、洗脳という危惧を抱いてしまう。自分自身で考え行動するというのは、人の根幹に関わること。自分の意思が社会風潮に抗い切れなくなった苦い経験があったと思うが...わずか70年余で風化させてはならないことは歴史で学んだこと。

    この公演、表層的には喜劇仕立てであるが、エーリアン(狭くは「移民問題」も含むか?)という地球人以外の第三者的立場(姿)の目を通して見た怖い話に思える。地球人からすれば宇宙人=エーリアン、逆に宇宙人からすれば地球人はすべてエーリアンという台詞はエッジが効いている。ここでも意見・見解の相違は重要であると思わせる。悲劇が浮き上がる様な、この感覚は自分の深読みであろうか?

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    舞台転換がんばってるなあと思いましたが、その度に舞台下手の観客席側でのお芝居があり首が疲れました。椅子も背もたれが布製のかわったものでこちらも座り心地が悪くて疲れました。なのでお芝居だけなら★4っつでもいいのですが全体的な満足度は★一個減らしたく、しかし初めての劇団さんだしエイリアンがかわいかった(およそ想像できないような形態でした!!)し・・・

  • 満足度★★★★

     カラッとした作りになっている。花四つ星。{明日(13日・月)が楽だが、終演後若干の追記あり}

    ネタバレBOX


     ウッディーシアター中目黒というのは、ちょっと変わった舞台構造になっているのだが、正面舞台の左側、歌舞伎で言えば花道の根本辺りにあるスッポンの辺り迄がL字を時計回りに90度回転させたような作りになっている。ちょっと型破りなのは、場転の度に、このL字の短辺を用いて演技をし、その間に正面の家具、丁度等を入れ替えて舞台転換をしている点だ。時間はごく短い。その間に、地元スーパーAAA(スリーA)事務室から喫茶店、或いは、小池家などへ見事に場転が行われ、散々動き回っているハズの出演者もいるだろうに、息が上がっていないことである。(これらの早業は、この劇団の隠れた特色で案外隠れファンが居るかもしれないが)
     前置きはこれくらいにしておこう。世の中には、不思議なことがたくさんあるものだが、そのうちの一つに超古代文明期に、当時の人間の技とは思えない技術を用いた様々な建築物が作られていたり、機械・機器などの製造物が出土したりしていることについての謎である。といった具合に最初の暗転の際、スッポン部分に以上のような具体例が写真などで映写されるのだ。登場するエイリアンは1人。数十年前に不時着したUFO乗組員唯一の生き残りである。
     筋に関して:AAAは、大手スーパーが、近所の駅近に大型スーパーが進出してきた為、本店ともう1つの支店の黒字とは対照的に既に赤字続きである。この赤字を1か月以内に克服する具体的なヴィジョンを1か月以内に提示できない限り、この店舗は閉めざるを得ない。父である社長に呼ばれた店長はこんなにシビアな状態を告げられ、宣告された。何としても起死回生の一手を打たなければならない。それも1か月以内でだ。店長はすぐさま、主任たちに非常呼集を掛け、会議を開く。その会議で出された最も有力な案は、枢要なスタッフだけでなく、関わりのある就業者全員から、意見を募ろうというものであった。その合理的な提案に、中々賢い店長は応じた。様々な案が出されるがどれも決定打とはなり得ていない。その中で、若いスタッフが意見を出した。その案とは、このスーパーのダメ社員、小池さんが作ったメンチカツを販売することであった。大型スーパーにはなく、惣菜コーナーを設ける為の大がかりな店舗改築やスタッフ増員、コーナー設置等々の問題も大きくないこの提案に反対する主任も居たのだが、兎に角、他に名案がない以上、チャレンジしてみようという話になり、小池さんがその任を負うことになった。然し乍ら、彼はその受け身な性格を女房に嫌われた挙句出てゆかれ、今、娘にも愛想を尽かされてただ独り、悶々としていたばかりではなく、地球人をサンプルとして持ち帰り、研究資料にしようとしている宇宙人と彼らの星に行く契約をしていた。もっと悪いことに、娘は街のごろつきにひょんなことから丸め込まれヤサグレてあわや風俗に売られる危険を孕んでいた。偶々、娘の同級生が、ごろつきの舎弟だったのだが、そして彼女を兄貴分に紹介することになってしまっていたのだが、彼女を命懸けで庇った。散々焼きを入れられても自分の命を張って彼女を守ったお蔭で、未だ売られずに済んでいた。
     ここから先は、本日、楽日の公演をご覧頂きたい。楽しめる作品である。
     
  • 満足度★★★★

    予想していた話とはちょっと違っていましたが、なかなか見事なヒューマンコメディでした。宇宙人の造形がカワイイ。観終わってからメンチカツが無性に食べたくなりました。しかし暗転中の舞台変換大変ですね。

  • 満足度★★★★★

    観劇三作品目のカンタービレさんの、今回はエイリアンもの、期待してた通りしっかりコメディしていてとっても楽しめました!エイリアンが黄昏てメンチカツ??どんなストーリー?と思ったら、お得意のハートフルコメディで面白かったですねー。しかも今回は演出がダークだったりイラついたり、でいてしっかり笑いあり。皆さんのキャラが楽しかったー。特にエイリアン!コメディエンヌぶりに感心しちゃいました、いい!次回作はさらなるコメディエンヌに期待してますねー

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