公演情報
「月はゆっくり歩く」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
人の嫌らしい部分(暗部)を抉り出すような物語。常識、真実として疑わないこと…そこにある漠然とした疑問、間隙を突くような問いを観客に投げかけ一気に物語に引き込む手法は見事である。
(上演時間1時間25分)
満足度★
「もうひとつの月が見える」のフレーズに哲学的なロマンチックさを感じたのですが・・・ 自分の現状から逃げたい人たちの願望と屁理屈のように思えてしまったのは私だけなのかしら。キャストの滑舌はよく声も出すぎるくらい出てました。
満足度★★★★
鑑賞日2017/11/28 (火)
当日パンフに目を通した時、以前、この劇団さんで拝見した『スカイ』の二の舞…頭ん中でこしらえた感の強い芝居かなぁ、と一瞬引いてしまったが、いざ拝見してみると、「今」の日本社会を強く意識させられる、リアルな作品(85分)でした。
満足度★★★★
登場人物の内面が赤裸々に描写されるシアターノーチラスさんの作風はとても好きです。
今回は「2番目の月が見える人々」という事で、この人達を一体どう捉えたら良いものか悩ましいスタートではありましたが、隠れた根っこの部分を引っ張ってみれば芋の様にゴロゴロ出てくる心の異形物。
初めて会う人の言動、表層面からどれだけ本当の姿が読み取れるというのか、過信する事に対して注意信号が点滅します。
SNSでの怪しい呼びかけ。
今までも、これからも縁の無いモノだと思いますが、本作を観ればもう絶対近寄りたくない。そうNEVER!
満足度★★★★
鑑賞日2017/11/26 (日) 18:00
別役実の会話劇を思わせる雰囲気で始まった芝居だけど、吐く言葉はリアルで生々しく、なのに哲学的でもある。
そして、全体を覆うムードはファンタジー。
観終わってみると、上質のミステリーであり、深い人間ドラマでした。
満足度★★★★
月が2つ見える人集まれ! ネット上にこんな内容のフレーズが踊った。半信半疑で決められた日時・場所に三々五々集まった面々。それぞれがそれぞれの事情を抱えつつ、定かならぬが、見えない糸で繋がれたかのようにぽつり、ぽつり、と各々を騙ってゆく。何か裏がある、と疑う者が現れる。新興宗教の教祖狙いの者が現れる等々幻視者に対する「真っ当」や作為が対置されつつ物語は展開してゆくのだが、問題は所謂現実家なる者達の主張することもまた我々の暮らす現実の不確かさの一環を為しているのではないか? ということなのである。その有様が、丁度炙り出しの映し出すいくらかぼんやりした不確かさの怖さとして寓意の形をとって表されている。(若干追記2017.11.28 )
満足度★★★★
静かに不安や狂気が心を蝕んでいくストーリー,劇団の個性が良く表れています。後半の展開は納得,良かったです。丁寧な物語の作り方,堪能できました。
満足度★★★★
2番目の月が見えると集まってきた男女。何故2つ目の月が見えるのかというところから始まり各々の人生が少しづつ明らかになっていき・・・・小説を1ページ1ページめくっているような丁寧な作りでいろいろとラストを想像しながら見れた。
自分なら自分の家族が見えたらとどうするのだろうと考えながら家路に着いた。
静かにじっくりと見たい方にお勧めの舞台です。