墓掘り人と無駄骨 公演情報 「墓掘り人と無駄骨」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.6
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/11/11 (土) 19:00

    予想外にトリッキーな構成に驚かされたけど、ラストはやっぱり泣けた。だてかな筆頭に出てくるキャラが全員濃過ぎて色々とディテールが飛んだけどw

  • 満足度★★★★

    想像のつかない劇団名の実像を垣間見ようと、タイトルにも惹かれて観劇。吐かれる言葉にはもっと凝縮、あと少しばかり推測の範囲の先を行くチョイスが欲しかったが、この多弁はドラマをある感動に押し上げるのに必要な量でもあったのかな・・そんな感触もある。はっきり言ってストーリーは追えなかった。終盤までは重ならない二つのドラマが、最後に繋がるのがオチで、人間の感動の類型の一つ「統合」に該当する。
    ただ、メインの筋と従属する筋とがあり、メイン筋での主たる問題が、従属筋との統合を果たした時点で、どうなったのか(宙に浮いたのでは)が今ひとつ判らなかった。
    幾つもの趣向が凝らされていたが、それらが劇団の特徴なのかどうか。途中注意深く観られない時間が生じ、掴みそこねた。

  • 満足度★★★★★

    どこ見ても怪優だらけの舞台上。あの情景を観せたいがために積み上げられ、論じられてくシーン
    佐藤有里子さんをあんな綺麗に見せられちゃ、そりゃこっちの負けですよ
    今回は、ズレた精神の会話を笑うというより、純な気持ちに笑われた感じ
    知っていること、知らないこと、知ろうとすること、それぞれの人物が知ることに対して立ち向かい、
    舞台上に浮かび上がったその光景は僕も知っているはずの光景だった
    演劇が人の心から何かえぐり出し形にするものであるのなら、MCRこそがそのど真ん中なのだなと

  • 満足度★★★★★

    ■約105分■
    喜劇的な装いの向こうに少しずつ透けて見えてくる、一見おかしな人たちの濃く深い闇……。戦慄した。

    ネタバレBOX

    それでいて、ひとすじの希望の光も…。感動した!
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/11/09 (木) 19:00

    みんな言ってることは噛み合わなかったりするのに、何を伝えたいか、よく分かった(笑)

    確かにそうだよ。

    ネタバレBOX

    子どもではなく、猫を貰うとして考えてみたけど…自分も、もし独身のまま猫🐱を飼うなら、成猫になっても誰か面倒見てくれそうな高そうな猫を飼いたいけど、結婚して、まぁ、20年位は大丈夫そうだなぁ、ってなったら、一番ブサイクな捨て猫😼を貰ってきたいと思うよ。

    もし、それで二人とも何かで死んでしまったりしたら、その猫に申し訳ないなぁ…(;´∀`)…って思うけど、誰かに餌を貰って太っていたら、ダイエットするよりそのままでいて欲しいって内心思うと思うよ。

    ネタバレになるかは分からないけど。

    でも、みんな勘違いしてるけど、幸せとか言うのは、人に羨まれる美女と結婚することでも、高価な調度品、猫に囲まれる事でもないってことだし、そう言うのに囚われる人は憐れだなぁ…😉
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/11/09 (木) 19:00

    みんな言ってることは噛み合わなかったりするのに、何を伝えたいか、よく分かった(笑)

    確かにそうだよ。

    ネタバレBOX

    みんな言ってることは噛み合わなかったりするのに、何を伝えたいか、よく分かった(笑)

    確かにそうだよ。

    自分も、もし独身のまま猫🐱を飼うなら、成猫になっても誰か面倒見てくれそうな高そうな猫を飼いたいけど、結婚して、まぁ、20年位は大丈夫そうだなぁ、ってなったら、一番ブサイクな捨て猫😼を貰ってきたいと思うよ。

    もし、それで二人とも何かで死んでしまったりしたら、その猫に申し訳ないなぁ…(;´∀`)…って思うけど、誰かに餌を貰って太っていたら、ダイエットするよりそのままでいて欲しいって内心思うと思うよ。

    ネタバレになるかは分からないけど。

    でも、みんな勘違いしてるけど、幸せとか言うのは、人に羨まれる美女と結婚することでも、高価な調度品、猫に囲まれる事でもないってことだし、そう言うのに囚われる人は憐れだ😉
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/11/08 (水) 19:30

     MCRの作品には、少し壊れた人と真当な人が混在していて、それが醸し出す不思議な感触が魅力である。本作も、そういった男女の出会いと、一方で、全く違った展開の話が交互に流れ、途中で繋がりは何となく分かるのだけれど、どう収束させるのか、興味深く観た。珍しく(と言ったら、櫻井は怒るだろうか?)ハッピーエンドと言ってもよさそうな終わり方になっていたのは、やや意外だった。ただし、セリフのキレは相変わらずだし、伊達香苗の暴力的な肉体の見せ方とか、楽しめる100分だった。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/11/08 (水) 19:30

    座席1階1列

    大劇場は別にして、何か最近、やたらと噛んだり、セリフが詰まったり、間が悪かったり、立ち位置が定まっていなかったりが目立った舞台を観てきた(ないものねだりなのか、そこにばかり気が行っているのかもしれないが)。が、この舞台、初日公演でも噛んだのは2ヵ所だけ。テンポよくリズム感があり、笑わせるところではしっかり笑わせて、機知を嫌味なく漂わせながら、その上、切なくて残酷な物語をしっかり見せている。立派!

    役者の力量もあるのだけれど、少ない稽古時間でも、演出なのか、脚本なのか、集中力なのか、あるいはそれら全部なのかがあれば、これほどしっかりした舞台ができるということ。前の方が書かれていたように「恋」とは、こういうものなのかもしれません。

    2つの話が並行していきますが、主人公の墓掘り人(男)と「無駄骨」(女)の物語です。残り20分で2つの話がクロスします。

    役名をしっかり頭に入れて、人物像や各自の行為に注意して見ていくことをお勧めします。ちょっとした驚きを、いち早く味わうことができます。

    加藤美佐江さん、「元天才子役」以来、1年振りの再会でした。
    あの時は40過ぎたおっさん役、今回は6歳の孤児。役柄幅広すぎでないかい。どちらも男だし。wwwww

    ネタバレBOX

    けして珍しいラストというわけではありませんが、むっちりの女霊媒師のセリフを思い返すと、ちょっとした感動が沸き上がりました。やたら、胸揉んでいただけではなかったのですね。

    一旦、両親を殺したのは川島だという、勝手な伏線読み込みをさせておきながら、、、、

    「傑物」を親として暮らした、孤児のゆうすけは結局、自身の「俗物」さに気づきます。親子の生活感を一切醸し出さないところが、「墓掘り人と無駄骨」のテーマをブレさせなくてよいですね。

    本筋だけで考えると、かなり悲惨な話なのです。けれどね、2人を殺した犯人に拘ることなく、主人公2人の「理不尽」さを踏まえ、敢えてそこを落としどころにする潔さに感心至極でした。
  • 満足度★★★★

    初日の硬さが若干あるものの、飛び道具の劇的効果もあって大変楽しい。
    設定はざっくりしているが、実はなかなか緻密な構造で、このバランスが好き。
    恋ってつまりはこういうものなんだなと思わせるピュアなところが泣かせる.

    ネタバレBOX

    良くない輩がたむろする町の一角。
    殺し屋やホームレス(本井博之)、裏社会を相手にする医者(澤唯)が根城にしている。
    彼氏に振られた女佐藤(佐藤有里子)と殺し屋の川島(川島潤哉)は運命的な出会いをする。
    そして佐藤は川島に、元カレ殺しを依頼する。
    一方5年前に何者かに両親を殺された靖明(堀靖明)は
    友人の志賀(志賀聖子)から怪しい霊媒師(伊達香苗)を紹介される。
    靖明の両親を死に追いやったのは誰なのか?
    霊媒師は少しずつ真相に近づいて行く…。

    二つの時空が交互に語られる構成が上手い。
    何といっても伊達香苗さんの迫力ボディがにっかつロマンポルノのよう!
    (にっかつ観たことないけど、めっちゃ誉めてるつもり)
    中盤からはそのアンニュイな台詞と手の動きがぴったり合って
    終盤の滑り台に至ってはもはや演技を超えた表現と言って良いほど素晴らしい。

    殺し屋を演じる川島さんのフツーな感じが効果的で、
    “フツーでない職業が日常になっている男”が浮き彫りになる。
    3人分の新しい戸籍を渡して「目玉頂戴ね」とほほ笑むちっちゃいボス(後藤飛鳥)と、
    淡々とそれに応える殺し屋のやり取りがそれぞれプロっぽくてよかった。
    殺し屋が“痛みを感じない体質”という不幸な設定が、ここではほっとさせる。
    闇医者の澤が平凡なOL佐藤と裏社会の間でバランスの良いキャラを発揮。
    澤さんの口跡の良さと常識的な発言でリアルな存在感を見せる。

    櫻井さんの作品としては珍しく希望の光が差し込むラストだが
    そのための代償があまりに大きいところが、やはりこの作者らしい。

    記憶をたどる旅のプロセスで、靖明と志賀の恋もまた
    両親同様不器用ながら、発展していく兆しを見せたところが初々しくてよかった。
    つまり“痛みを感じない男の痛みを伴う純愛ストーリー”なんだな。
    改めて川島さん、堀さん、澤さんと櫻井作品との相性の良さを感じた。


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