怠惰なマネキン 公演情報 怠惰なマネキン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    10年ぶりくらい?ってくらい久々のMONO観劇。ふわっと耳触りの良い思いつきだけ巻き散らかしておいて後はほったらかし。実行能力はないくせに口八丁で何故か女にもてる「仙人」さん。こんな人の後始末ばっかりしてきた私の人生を思わず振り返った。
    会話運びが流暢で、受動的で地に足の着いていない各登場人物が「こんな人いそう!」って思わせてくれる。可笑しいのにリアリティがあって引き込まれた。

    それだけに、例の「虫」だけ妙に現実味がなくて若干の違和感が。普通にいる虫(ヒアリとか?)でもよかったんじゃないの?と思う。小さな部分だけどそこだけは引っかかった。・・とはいえとても楽しませて貰いました。面白かった!

  • 満足度★★★★

    会場は白塗りの展示スペース。言ってみればワンルームの一室。
    なので客席を含めた会場全体をステージとして機能させた方が据わりが良く、更に観客を「集められたマネキン」として見立てるのは巧く考えられたナイス設定。

    まさにこの場所で大量のマネキンを利用したアートな展示会を画策する5人の若者。
    中には有能そうに見える人材もいるというのに、一向にその先から進めない理由はどこにあるのか。
    その一連を目の当たりにする展開は人間ウオッチングとしても若者のコミュニケーション観察としても非常に面白かったです。

    いつも通りの観客としての感想は、自然と顔がほころんだりガクッとしたり臨場感ある公演として大納得でしたが、せっかくのナイス設定。
    マネキンとしての哀しみも同時に味わえたなら・・・という欲もついつい芽生えてくるのでした。

    自ずとMONOさんの今後の動向が気になってくる公演でもありました。

    ネタバレBOX

    役者さんとしては、やはり観客を物として捉えるには遠慮が出るのか、要所でしかその扱いをするシーンがなかったのが少し残念。
    最初は期待のこもったアイテムだったのに、いつの間にやらただ場所を占領しているだけのガラクタに成り下がっていく我々(マネキン)。
    雛段に並べられたマネキンとしては、あまりにも不甲斐なく理不尽な展開。
    直接観客をいじって欲しいとまでは言わなくとも、我々を眺めまわす表情の変化を随所に投げかけてくれれば、かなりの一体感が生まれたのでは。
    と思うものの中にはそれを不愉快に思うお客さんも出てくるかも。
    リスクはなるべく回避するであろう彼らにとっては、それは避けたいところ・・・そう考えると彼らのキャラクターと作品が勝手にリンクしてきて面白く感じたりもするのでした。
  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/11/19 (日) 19:30

    座席1階1列

    MONO『怠惰なマネキン』新宿眼科画廊

    意識高い系ダメ人間の集いって感じが生々しくて面白かったです。
    結局何も進まないところとかグループ内の距離感とか人間関係とか。
    結末も程よくリアルでした。

    川崎くんの扱いがめっちゃツボです。
    結末と周りの反応が面白すぎる(笑)

    客をマネキンに見立てる設定をもっと効果的に使う演出があるとなお良かったかなと思いました。
    あまり有効利用されていないようでちょっともったいない気がしたので。

  • 満足度★★★★

    ■90分弱■
    やや非現実的な設定のもと進んでゆく青春群像劇。抽象的なぶん、かえって普遍性を感じた。

    ネタバレBOX

    香織の言い間違えが途中から激減するのが残念。あれを楽しみにしてたのに。
  • 満足度★★

    85分。座席狭くて疲れた。

    ネタバレBOX

    香織(高橋明日香)…自分の意見を通したがるタイプ。そのせいで百合伽や(陰で智子)から、不満を持たれる。最終的にスペース借りて頑張りだした。前世はイタリア人。
    仙三郎(大村わたる)…仙人。マネキン展示会の発起人だが、その後のアイデアに詰まり、グループから出ていく。百合伽や智子とイチャイチャあったりしたけど、結局サラリーマン(営業)に収まった。前世は火星人。
    川崎(渡辺啓太)…仙人への不満を持ちつつ、女性3名の同意も得て不満をぶつけるも、女性陣から避難されたり、好きな智子は仙人のことが好きだったり酒乱だったり不倫だったりでイイトコなし。結局、虫に刺され死亡した。前世は室町時代の畳。
    百合伽(石丸奈菜美)…香織のことが不満で仙人についていくも結局戻った。グループ解散後、イタリアへ渡った。前世はイタリア人。
    智子(立川茜)…控えめな印象で、主張は少な目だが、酒乱だったり不倫したりと地雷女。自分を変えるため、信じてない占い師のことを信じるという荒療治に踏み切る豪胆さもある。前世は火星人。

    人生イマイチな5人はそれぞれ起業セミナーに申し込むも、不合格となる。その夜の飲みのテンションでマネキン展覧会で金を稼ごうと投合するも、何か月も無為な話し合いをするだけ。次第に人間関係もギクシャクしてきて、計画は頓挫する。そして、それぞれの道を歩き出す…。
    ちょいちょい面白い話が出るも、一向に話は前に進まない。どころか雲行きは怪しくなるばかりというストーリー。なんでうまくいかないのかなーって(観客の)気持ちを、妙な5人で表現してみせた作品で、面白味はあった。川崎君は気の毒だけど、ほかの人はまあまあ良い方に行くかもねという〆も悪くないけど、その一つ前の、智子の薄い膜が…ってとこで終わっても個人的にはOkかな。
    この見えない膜のようなものの正体ってなんだろうかと。やっぱり怠惰という人間の性質のせいなのかな。

このページのQRコードです。

拡大