おれたちにあすはないっすネ 公演情報 「おれたちにあすはないっすネ」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.0
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/07/10 (月) 18:30

    価格2,300円

    事前情報から予想したものと大きくは違わない「ザッピング演劇」、伝説の(笑)「新宿眼科画廊受付事件(爆)」や堤泰之作品「ダブルブッキング」、それに以前OFF・OFFシアターと駅前劇場を使って上演された観客移動型芝居(未見)などを知っていると「あ、なるほど」という感じ(微笑)

    で、そんな予想から客席の入口に近い位置に陣取ったので本来の舞台上、オペブース、ロビーでの出来事(騒動?)を観ることができてほぼ正解。(最大公約数的ポジションはロビーと客席の間あたりでの立ち見?)
    なお、受付の向かい側の壁に「ここで演技します」な図が掲示されていたが「まさかのあそこ」はなかったんじゃないか?(笑)

    ところでお客さんたち、もっと楽しそうな顔をして、クラッピングなどもすればイイのに(謎)。

  • 満足度★★★

    「こんにちわ、さようなら、またあしたけいこちゃん。」以来、久しぶりに観た。劇団「なかないで毒きのこちゃん」…らしい公演であった。面白いと思うが、自分の好みとしては前作のラストに向かって収斂する方が良かった。
    (公表:上演時間45分、実際はもう少し長い)

    ネタバレBOX

    開演前から、女優が「劇場の扉を開けて下さい」と叫んでいる。劇場内に入ると客席(椅子)も並べていない。観客には好きなところに座って観てくれと。自分でパイプ椅子を出し見る人、床に座って見る人など、自分の自由・見やすいスタイルで観劇する。観劇といってもメインとなっている場内、ロビー、音響・照明ブース、トイレに通じる通路奥など分散して演じている。その小分けしたグループ毎の演技は時として移動し、違うパフォーマンスを見せる。斬新な演出、コミカル演技など、パーツ毎には面白かった。
    劇場(扉内)全体を舞台と見做す独創的な発想。それがメイン舞台以外の各スペースでの演技として観せる。しかし、視覚で捉えられない演技を想像するのは難いのも事実。

    パーツを組み立てた物語があったのか?「こんにちわ、さようなら、またあしたけいこちゃん。」では台本が出来ていない。そのリアルな裏切りがシャープで新鮮だった。この「おれたちにあすはないっすネ」の分散・離散したような構成は、小ネタの面白さに止まったようだ。もっと収拾し、同時にはじけた魅力を出してほしかった。

    最後はメインの劇場内で歌を歌っての大団円。チラシ説明…大人になったらいつから今日でいつからがあしたなのかわからないと…。その曖昧とした感じを出したかったのだろうか?
    ちなみに、チラシには映画「俺たちに明日はない」に出てくる ポニーもクライドもでてきませんと書かれている。その映画、公開直後は暴力性やセックス描写で、保守的な評論家からの非難に晒されたらしい。自分も不自由な観方になっているのだろうか?

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    いつもながら奇抜な演出が、(一応誰でも見る所に。タイトルに対しての個人的見解として、この劇団が”遊びをせむとや生まれけむ”の精神を失くさない限り、自分はあなた方の明日を信じますぞ!!)

    ネタバレBOX

     格別。何せ開演何十分も前から、女優が「小屋の扉を開けて下さい」って大声張り上げてんだから。結果、客は誰一人小屋に入れる訳でなく、階段に立って開演を待っているのである。二日間で八公演とトンデモナイ回数の公演をこなすのだ! が、その開演前にこの騒ぎなのである。初めロビーに入る為の扉も閉じられていたのだが、それも開演10分前きあ15分位前に漸く開くと、今度は内扉が開かない。女優は相変わらず一所懸命に頼み込んでいる。業を煮やした演出が、女優にサジェスチョンを与える。曰く女優としての武器を使え、と。女優は着衣を脱ごうとするが、衆人環視の前で嫁入り前の娘がすることでなし、今まで押していたのだから、引きでやって見ろとの指示。女優は「マッチ売りの小女」を演じ目出度くドアを開けることに成功するのだが、ドアを締め切っていたのは、解散を決めたばかりの弱小劇団メンバーたちであった。解散は決めたものの、演劇に対する未練ばかりで、新しいが、夢も希望もインセンティブも湧かない新世界へ飛び込むことができずに劇場ジャックをやっていたのである。小劇場演劇をやっている人間なら誰しもが抱える重く深刻な悩みを中心に、劇場を乗っ取られた劇団が、仕込みに掛かるべく設えられた木目も露わな平台を据えた正面舞台では、これから演じる作品の舞台稽古、通常、照明・音響スタッフが籠るブースでは、解散劇団の嘆き節、そしてロビーにもなるホワイエでは、スタッフなどの動きを演ずる芝居が同時進行する。3か所で同時に、異なる芝居が演じられているので、観客は無論、動いて自分の気に入った芝居を観ることができるし、適当な位置に腰かけて体の向きを変えたり首を捻ったりしながら、それぞれの劇を観ることも可能だ。こんな具合に三者の芝居が入れ子細工を構成しつつ舞台は進行するが、終盤、劇場ジャック劇団と、これから、ジャックされた小屋で演ずる劇団との間に争闘が起こり、遂には弱小劇団がケチョンケチョンにやられてしまう。だが、その惨めな敗北の最中、起死回生の弱小劇団への共感と滅びゆく者達への惜しみない共感が相俟って歌が生まれ、両劇団参加のミュージカルが生まれたかのような展開になるのがクライマックス。この直後に観客は立ってロビーに移動してくださいの掛け声でロビー移動。観客が出払うと内扉が閉められ、終演ですの挨拶! これを楽しめる観客だけが、遊び心を満たして帰還することができる。んだっちゃ!! にゃん。
  • 満足度★★★★

    万人向け~とは思えなかったが
    自分的には大変面白く楽しめた(^-^)

    開場から終演までが芝居であり=
    だいたい70分くらいの尺になるかしら

    ネタバレBOX

    以前も同じ劇場にて似たような実験的な作品を観たけど
    こっちの方が完成度は高かったですね

    開場が開演予定時間の15分前で
    すでに仕込みで
    劇場の扉が開かない!と女優さんが各扉を叩いて周ります
    チケットは軍手~(^-^;)
    観客は劇場の舞台セットの設営助手というか
    手伝いに来たという設定で作品に参加します

    劇場が開かなかったのは
    先に使用していた劇団「愛のホテル」さんが
    解散を嫌がって立て篭もっていたという設定
    扉を叩いていた女優さんが音声や舞台監督(?あってるかな)さんに
    アイデアを貰って「マッチ売りの少女」の芝居で扉を開けさせて入場となります
    だが舞台や管理ブースに先の劇団員が居座り
    何とか追い出そうと悪戦苦闘しつつも
    当該劇団のメンバーも集まり悪く・・と展開してゆく作品であります

    当然 素舞台どころか
    何にも舞台はセット無く
    束ねたパイプ椅子やら座布団やら照明器具などが並べてあります
    観客は舞監の中西氏の言に従って
    自分で勝手に座るところを決めて椅子とか座布団とか持っくるのでしたわ

    ちなみにラストはカラフルな各々モノトーンの衣装にて
    インド映画の〆よろしく
    ダンスでありました~♪
  • 満足度★★★★★

    舞台、ロビー、照明音響ブースの三箇所同時進行の芝居が最後は見事なダンスで収束。ストーリーもなかなか。芝居に携わる者には感涙間違いなし!

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