秋心SUMMER 公演情報 秋心SUMMER」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-9件 / 9件中
  • 鑑賞日2017/08/17 (木) 19:00

    価格3,500円

    死と生、聖と俗とは隣り合わせ。そうした二面性があるのが人生というもので、それについては誰もとやかく言えないものなのであろう。
    元は高校演劇だったとのことだが、非常に素直な作品。演出の蒼木鞠子氏、舞台演出は初であるが堂々としたものである。なおかつ女優としての鞠子氏については、今まで見たことのない新しい芸風を見せてもらった。

    ネタバレBOX

    おばあちゃん役の方は、さすがに見た目が若すぎる。何故、老けメイクをしなかったのか疑問が残る。

    中は見えなかったが、もし棺桶の中にずっともう一人役者が居たとしたら、凄かったと思う。
  • 満足度★★★★

    損得勘定という言葉があるが、この「損」と「得」の順番が大切である。損した気持は得した時よりも気持を引きずる。この公演では「笑い泣き感情」を見せる順番が上手く、観る人の感情の落差を大きくすることで、物語の印象を強くし余韻も残した。
    物語は富山県に実在する冠婚葬祭場が舞台のようだが…。
    (上演時間1時間10分)【Aチーム】

    ネタバレBOX

    セットは、中央に柩、左右に黒椅子が並べられている。中央奥に扉があるが火葬炉前をイメージさせる。シンプルな作りであるが、物語を観せるには十分である。

    梗概は、川でぬいぐるみ(自分は「黒猫」だと思うが)を拾お(助けよ)うとして溺死した。まだ16歳で、本人は死んだことが自覚出来ていない。上演前から柩に横たわり、時々寝返りをするなど生きているよう。その動きは死んだ自覚がない証であり、まだ生きていたいと思う気持の表れでもある。親族、学校関係者(担任教師、友人など)が参列し、悔やみの言葉を述べることで、徐々に死んだことを自覚してくる。その過程を面白く笑わせているが、参列者が焼香しつつ故人への想いを告げるシーンは、一転泣かせる。まだ高校生という若さ、親より先に死ぬなど現実であれば滂沱するところ。

    叔父の「無駄死にという言葉はあるが、無駄生きということはない」という台詞に胸が締め付けられる。もちろん主人公の姿は見えない。それに対し参列者はいろいろな思い出を話しだす。死者の聞こえざる声と参列者の声をシンクロさせる、その手法自体はありふれている。しかし、記憶の中の死者は死んではいないとも聞く。葬儀で死者の生前のスライドを映し出す…という斬新さ。そう言えば、この会場はもともと結婚式場で、天井には豪華なシャンデリアが吊るされている。葬儀の重苦しさはない、むしろサッパリと笑い泣かせる秀逸さ。

    葬儀社の新人とベテラン社員の会話、坊主の読経など脇ネタでも笑わせる。この葬儀一連の進行が物語の展開そのものである。ラスト、主人公が火葬炉へゆっくり歩く姿は感動的。その時に流れる音楽、演出効果は見事であった。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    観る前は70分って舞台としては短めかな?と思いましたが、蓋を開けてみれば早すぎず薄くもなく、それでいてしっかり笑いと感動を矢継ぎ早に与えて来る、完成度の非常に高い作品でした!
    観劇初心者でも玄人でも、いろんな視点で楽しむ余地があり素晴らしい作品だったと思います。

    ネタバレBOX

    葬式でコメディ、となると確かに不謹慎と思われがちですが、葬式や死者を冒涜しているわけではなく「もしかしたら、こうなのかもしれませんよ」と語りかけるような現実感が非常に良い味を出しています。
    特に主役の鳥床公太郎が、はちゃめちゃに生き生きと動き回り、最期の最期で「やっぱりコレでお別れなんだな」と自覚する流れ、涙無くして観られませんでした。
    もし再演があるなら、ぜひ観て欲しい、そして是非また観に行きたいです。
  • 満足度★★★★

    最初、あーーー、若い勢いのある劇団なぁ、コメディっぽいけどちょっと向いてないかなぁと思っていたのだが、
    泣かせるシーンもあり、最後は綺麗な終わり方だった。
    ザムザ阿佐谷は初めての劇場だったのだが、靴を脱いでの観劇とは知らず、めんどくさい靴を履いていってしまった。
    ザムザに行く時は脱ぎやすい靴をお勧めします。

  • 満足度★★★★

    舞台の熱量やキヨシロー、ギャグの空すべりも含め、自分がかつて夢中になって観てきた小劇場っぽさを久々に味わいました。おまけに最後はうるっとさせられちゃったりなんかして。

  • 満足度★★★★

    主役の人がとても自由に生き生きと演じているのが印象的でした。

    ネタバレBOX

    とはいえ死んでいるんですけどね。
    そこに気づく時の驚きがもう少し欲しかったです。
  • 満足度★★★★★

    非常に緻密かつ自然に流れるお芝居です。このお芝居、観客は「普段」とは違う目線でそれぞれのやりとりを眺めます。「エクストラで良いから反対の目線で観たい!」そう思わせるくらいに、演出家の意図、役者さんの技量が上手く絡まり合っています。劇場はコロシアム型(?)で、正に全体を俯瞰で見下ろせます。この一年で一番良かったお芝居です!٩(◜ᴗ◝ )۶

  • 満足度★★★★★

    初観劇でしたが、なかなかコメディ要素いっぱいで面白いお芝居でした。テーマが暗いのかなー?とも思っていたのですが、演出もキャラクターも明るいお芝居で助かりました。欲を言えばラストはもっとハッピーエンドにしてほしかったなー!同じ年齢の息子を持つ父親としては心からそう思いました。次回作は全く違うテーマのハートフルコメディ作品を期待していますね!

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/08/17 (木) 15:00

    なるほど、そう言う事だったのか‼︎
    えっ、違うでしょ?と思いつつ、最後まで通されてしまった…。
    想像もしなかった展開に、戸惑いつつ、あるセリフで納得されられてしまった。
    タイトルはそう言う意味だったのかい⁉︎
    見事に嵌められた!あんたの勝ち!(笑)

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