公演情報
「ふぐの皮」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★
吃音に悩む男とその友人たち(現在25~26歳)の回想劇。数年ぶりに帰郷しての中学時代の同級会。しかし、出席してくると思われた男の弟が現れ、吃音の兄の学生時代の思い出を聞き出していく。薄らいだ思い出を辿ると、そこには意識しないだけで苛めを行っていたと認識させられる。サスペンスとはいかないが、記憶の掘り起こしを通じて明らかになる吃音者への軽蔑、憐ぴなどの深層が浮かび上がる。
(上演時間1時間30分)
満足度★★★
同窓会にやってきたのは本人ではなく弟。兄は失踪してここには来ない。そのどもりの兄の手掛かりを探すため同窓生は記憶をたどる。面白いストーリー展開でした。でも全体的に粗削りで細かなことに注意が払われていない。一つ一つをもう少し丁寧に進めたら面白さも違ってきたでしょう。
吃音症の障害をもつ子供だった主人公の失踪をめぐって、小学校時代の同窓生たちが、当時の彼との関わりを回想。
劇中ではそれと並行して主人公自身の心情も描かれています。
同窓生や主人公の語る言葉、そして表現される精神世界は相乗効果を生み、共感ではないのだけれど妙に理解できるところがあり、そこが面白いと思いました。
いじられる事必至の吃りの彼も、頭の中では流暢な言葉遣いで、明らかに私の小学・中学時代の思考回路より数段ランクが高いと思えますが、子供特有の混沌とした感じというか、肌触りというか・・・何というか言葉以外に感覚的にも伝わってきてしまうところが不思議。
例えるなら、音楽を聴いていて、その歌詞・メロディー・楽器のアレンジが全て合わさり、あ~この感じ沁みるなー と思える瞬間に似ているかも。
若さゆえの“演技の深み”に対するハンデを軽快なテンポと独自の世界観や視覚効果でカバーするチームワークと演出力に感心しました。