金色夜叉『ゴールデンデビルVSフランケンシュタイン』 公演情報 金色夜叉『ゴールデンデビルVSフランケンシュタイン』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
1-17件 / 17件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/08/27 (日)

    金色夜叉と、フランケンシュタイン、無理やりな取り合わせは無理やりにせよ同舞台で存在できたようであるが、ゴールデンビルが判らなかった。
    今回も賑々しく歌、踊り、様々な穴(出入り口)からの登退場と「見得(切り)」の演技に明け暮れた浅草の夜であった。
    本としての「未完成感」(尻切れトンボ感?)は残るが、それがさほど気にならないというのは何だろう。B級だと蔑みつつB級な快楽を求めて足を運ぶ自分が居るわけである。
    そんな中、役者はしっかりとジツリキを蓄えているようであり、他人事ながら(いや実際そんな感覚)有能な俳優諸氏が「卒業」などせず、荒唐無稽なドガドガワールドにある面で厚みを与え、熟成させて行くなら、それは是非観てみたいものだ。

  • 満足度★★★★

    古野あきほさんとゆうき梨菜さんのトップツーで公演出来るというのはこの劇団の強さでしょう。中瀬古健さんは初主演とのことでしたが、貫一とフランケンシュタインの二役を素晴らしく演じ分けていました。初日に観にいったので、その後修正がはいったのかもしれませんが、これまでのドガドガと比べると少々荒唐無稽なストーリーに無理があったような気もしますが、エンタメとしては十分合格点でしょう。私は浅草芸能大賞の台東区区民審査員にしてもらいましたので、新人賞に一票入れておきました。浅草公会堂に行けたらいいですね。

  • 「サクラ対戦」を思い出しちゃったよ。
    帝国華撃団が実在したら、こんな芝居を見せたのかも。

  • 満足度★★★★

    平日夜みてきました。
    少しでも浅草公会堂に近づいているといいですね。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/08/24 (木) 19:00

    座席1階1列

    やってくれましたねえ。
    整理券番号25と、割と遅めの入場にも、声掛けに乗り最前列中央に着席。昔のストリップ劇場時代なら特等席なんでしょうが、高い舞台と視角の狭さから、ちょっとまずかったかなと後悔。そして、過去の記憶が、、、そうだ、この前って結構、役者さんたち走っていなかったけ?とはいえ、2列目3列目は埋まっているし。
     と不安をかかえましたけれど、結論は大正解。
    いやあ、かぶりつきはよいですね。飛び出すテレビみたいに、役者さんが私の前を走る、舞台に上がる・降りる、接近距離は最短10cm。興奮の2時間ちょっと。
    それを、ビール飲みながら観れる、至福の時。
    まさに、夏祭り!!!あー堪能した。まだ夏は終わっていない。
    浅草ならではの、軽演劇。
    ちょいエロあり、ハチャメチャあり、アクションあり、レビューあり、歌あり、そしてきちんと情話あり。
    前半の取っ散らかり方も、後半で魅せてくれてバランスよし。
    「絶対、お勧め」の評価がないのが残念。中瀬古健さん、初主演ですか、おめでとうございます。帰りに皆さん、面白かった連呼しておりました。見なきゃ損、損!!

    ネタバレBOX

    ゴールデンデビルVSフランケンシュタインというテーマは、後半部分で超納得。そうか、お宮さんだけじゃなく、あの高利貸しもゴールデンデビルなのだね。でも、寛一さんよいなあ、あんな美女2人とくんずほぐれつ。
    ちなみに、ゆうき梨菜さんの足袋の裏に目が行ってしまいました。けして、乱れた裾をのぞき込んでいたわけではありません。

  • 満足度★★★★★

    金色夜叉(「尾崎紅葉」作)とフランケンシュタインを登場させる物語は、面白可笑しく繋がるが、それ以上に明治という時代背景を意識した戦争批判物語はとても観応えがあった。
    (上演時間2時間30分 途中休憩10分)

    ネタバレBOX

    舞台セットは、この劇団の定型化…左右対称の壁に窓ガラス。中央の入り口というシンプルな造作。それゆえダンス等のパフォーマンスを行うスペースが広く確保できる。また上手側には螺旋階段等があり、この階段場所や客席通路、舞台と客席最前列の間のスペースを利用し、ダイナミックに観(魅)せる。

    物語のベースは「金色夜叉」であり、時代設定も小説が書かれた明治30年頃。日清戦争に勝利するが、多くの死傷者を出すことになった。その屍=”腐乱と死体”を声(台詞)にすると”フランケンシュタイン”に聞こえてくる。戦争には多くの人間が必要になり、人造人間フランケンシュタインが必要になり実験を行うが…。国は人口増(出産)に方向転換し、戦死者は人柱そして神として靖国神社へ。人造人間を作るのが大門博士もしくはデーモン博士は漫画でも人造人間と関わっていたような。その人物像は、大悪人(物欲、色欲など)から大黒天(戦闘)に繋げるところなど、シャレと比喩を織り込む発想に驚かされる。
    さて、金色夜叉は金権、拝金主義への風刺であるが、本公演はそこに戦争批判が絡んでくる。もちろん、この劇団ならではのお色気、ダンス・アクション、歌という視聴覚を刺激してくる演出は楽しめる。

    梗概…間寛一は鴨沢宮が金(ダイヤモンド)に目がくらみ、裏切り行為から高利貸しになり、というのが小説(未完成)。公演では、「愛」と「復讐」の狭間に揺れ、亡くなり人造人間として蘇る。そして赤樫満枝、通称アイスクリーム(氷菓子=高利貸し)の手伝いをするようになり、アイスクリームは寛一に恋をする。寛一のもとへ宮が訪れ、裏切り行為を詫びるが、寛一の主体性のない態度にも非があると責める。同居・許婚という状況に甘んじていたのではないか。アイスクリームと宮による寛一を巡る刃傷の愁嘆場。その結果、2人の女性は亡くなり、再び2人の女性を人造人間へ。

    ラスト、寛一を中心に纏わり交じわる2人の死体が、妖艶な肢体・姿態の絵画のように描かれる。中心にいる寛一が主体性を持ったのか、それこそ「婦乱間主体淫(ファランケンシュタイン)」のようだ。金権腐敗、戦争批判という社会の視点と男の懊悩、女の情念という個人の視点。鳥のように高みから俯瞰し、虫のように地を這い観察するような面白さ。その観せ方は、強欲の黄(光)色、色欲を妖艶な姿という具体的なもの。観客の多くが、物語に潜む指摘と表層に観える面白可笑しさという両面を感じることが出来るであろう秀作。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/08/23 (水) 19:00

    いやぁ〜、やっぱり楽しい舞台でした!ビール飲みながらの観劇は天国ですね!お芝居、歌、ちょっぴりお色気。演芸を満喫しました!

  • 満足度★★★★★

    “初”ドガドガプラスさん観てきた・・・なんだかスゴイ達成感。
    今までクラシカルなイメージが先行して敷居が高いのでは、と勝手に思っていましたが、賑やかでアットホームなお出迎えで一気に親近感。
    笑える前説パフォーマンスに会場もくつろいだ雰囲気。
    この感じなら気軽に楽しめる娯楽作品という事でOK。 かと思いきやそうそう単純ではなかった。

    金色夜叉をベースにした登場人物はドガドガ風味に濃ゆく味付けされ、脇役に甘んじている役者さんは一人もいない。
    フランケンシュタインへ繋がる流れも独特の世界観で、演出家のエネルギーと役者魂が渾然一体となり更には女優さんのお色気も相まって、観終わったときにはもうフラフラになっていました(笑)
    とてもじゃないが「気楽」では済まないくらい盛り沢山だったなーと。

    綺麗なお姉さん系の女優さんが非常に多く、そこはもっと外にアピールした方が絶対いいと思いました。
    女達の情念、圧巻です。

    ネタバレBOX

    いろんな意味で盛り沢山だったので消化しきれなかった思いも残りました。
    日清戦争のからみは終盤に新聞記者の語った考察に帰結したという解釈でよかったのだろうかとか・・・
    エンターテインメントに特化すれば、更に一般受けする作品になるとも思えますが、演出家さんの想いとのバランスが丁度よければBEST。
  • 満足度★★★★★

    後半戦が始まった!休演日の間にちょっと手が加えられ演出が変わったところがチラホラ。前半を見ていたので、新鮮だったり、あれ?と自分の予定調和を崩されたりと、本当に舞台はナマものだから面白い。
    ともあれ、勢いは変わらず、いやパワーアップ!です。貫一とお宮と満枝の三つ巴はますます迫力があり、キャラが際立ってる。前半初日は座長の丸山正吾さんを筆頭に男優陣の力強さ、熱量を感じた。

  • 満足度★★★★

    演劇には様々な側面がある。
    芸術でもあり、興行でもあらねばならない。
    時代性とか、普遍性とか、相反するものを内包している。
    しかし、そんなものを超越するかのように面白かった!
    「金色夜叉」をゴールデンデビルとし、フランケンシュタインと相対させるところから
    はじけっぱなし。
    浅草的なレヴューとして楽しませてもらいました。

  • 満足度★★★★★

    2日目進化してます(^^)
    正直、金色夜叉原作は読んだことがなく、ダイヤモンドに目がくらみ裏切った許嫁に冷徹な高利貸しになって復讐する、単純な話かと思ってました。違うんですね。
    復讐する気があるのか、未練たっぷりなのか、貫一の優柔不断さはある意味現代に通じるかもしれない。
    今回のドガドガプラス、一気に盛り上がる訳ではなく、好みは分かれると思います。見る側は考えずに単純に楽しむのも良しですが、想像力を掻き立てられるところがもどかしくもあり醍醐味でもある。どの役にも一人ひとりに背景が見える、ドガドガの舞台私は好きです(^^)

  • 満足度★★★★★

     今回、寛一役で初の主演を務める中瀬古 健、二場で泣かせる科白を吐く宮役の古野 あきほ、演技の質がひと回り大きくなり存在感を増した女高利貸し・赤樫 満枝役のゆうき 梨菜、マッドサイエンティスト・大門 雷電役の座長・丸山 正吾らをはじめ、履物屋の娘・神田 細魚を演じた野村 亜矢、亜矢の世話役・葦原 甚八を演じた川又 崇功、新聞記者、秋津 金五役の岡田 悟一、女侠客&XX役の石井 ひとみ、その娘鯛子を演じた大岸 明日香、華麗なバトン技術を見せた小間 百華等々、芸達者が多く楽しみ満載。

     さて、原作の「金色夜叉」は尾崎紅葉の名を現代に迄伝える通俗小説だが、雅俗折衷体で書かれている為、現代の人が読むと殆ど途中で投げだしてしまうようだ。無論、明治時代の社会通念や価値観、今では廃れてしまった風俗・風習の違いによる分かり難さもその原因の一つだろう。更に、事件の顛末に論理的必然や因果究明を求める現代日本人には、不徹底と思える展開もあるであろう。その原作を換骨奪胎する為の前説として、一種の女義太夫に見立て、口三味の囃子で演じる石川 美樹の歴史解説演技もグー。その台詞は、日本の古代史から大化の改新、壬申の乱、戦国時代の朝鮮出兵、更には日清・日露戦争を経ての近代迄の歴史をも視野に入れ、単に歴史的視点のみならずジェオポリティックな視点まで組み入れて展開する。実に面白いエンターテインメントであると同時に、優れた社会時評にもなっている。ところで、様々な要素を織り交ぜた今作だが、物語に広がりと深みを与える秘訣がサブタイトルの”ゴールデンデビルVSフランケンシュタインに表れている点も見逃せない。(追記2017.8.21 05:33。8.24更にほんの少し追記)

    ネタバレBOX

    「フランケンシュタイン」は、詩人、パーシー・シェリーの妻、メアリー・シェリーの作品だが、原題のタイトルは「Frankenstein: or The Modern Prometheus」である。プロメテウスは、ギリシャ神話に出てくる、人間に火を与えた神だ。一方シェリーの小説に出てくるフランケンシュタイン生みの親、ヴィクター・フランケンシュタインは、今作に登場するマッドサイエンティストの原型を為すキャラクターだと言えよう。何れも先駆者ということになろうが、ここでプロメテウスの名を分解してみると、プロ(先に)メテウス(考える者)と分解できるので、先見の明を持つ者という意訳ができる。つまり、今作のタイトルは、金色夜叉をゴールデンデビルと訳し、フランケンシュタインと等価で対置することによって先見の明を持った科学者の視座とそのような科学者によって発明・発見された科学的技術の成果は、それを用いる他の多くの人々の判断や社会、地球環境或いはヒトが生きている環境の開発(宇宙や深海なども含む)にとってどのような結果を齎し得るのか? という実に現代的な問題提起にも繋がり得るものなのである。
     今作では、新たにフランケンシュタイン製作に成功するのであるが、原作をもとにした映画などで描かれているのとは異なり、様々な遺体の継ぎ接ぎと雷を利用した電気ショックなどによる遺体刺激だけでは、活性化し得なかった死者を、富を象徴するダイヤと人間の生への執着を表す祭りを加えることによって再生させて見せる所に意味がある。そしてそのような結論を導く為に用いられているのがヒンドゥー教の最高神・シヴァと欲に目の眩んだ宮である。先ずは、日本人には余り知られていないシヴァから。シヴァは破壊と創造そして再生を司る神であり、それは、軍によって破壊が齎されれば、破壊後に新たに創造し、失われたものを再生すると読み替えることができる。このシヴァの日本的代替が、大黒天である。この遷移は、インド密教にシヴァの化身であるマハカーラが取り入れられ、巡り巡って日本の密教に取り入れられた際、大国主命と神仏集合されて崇拝の対象になったと考えられる。宮に関するくどくどしい説明は不要であろう。ところでこれら総てを担う者としてマッドサイエンティストが機能しているとすれば、彼は当にシヴァ+宮と言う事になるが、そうはなって居ない所に今作の面白さが隠れていよう。
     実際、軍部によってフランケンシュタイン計画はフォローされる所であった。然し1体を創る為に必要なダイヤの量が余りにも多いので、費用対効果の面で採算が取れない、というのがその結論であった為に研究は中止されたのだ。その代替として登場してくるのが靖国システムである。亡くなった兵士を神に祭り上げることで、殆ど金を掛けることなく(実際には1銭5厘(昭和)・召集令状の切手代)神として祀るという触れ込みによって兵士になるインセンティブを高め、一般人を調達できるシステムこそ靖国だ。(この事実がさりげなく示されている点、実に頼もしいではないか)現実には、共謀罪が既に施行されている訳だから、この指摘も予めマッドサイエンティストの独白「右翼でも左翼でもなく、自分は真ん中で云々」によって政治的イデオロギーではなく、庶民の実体感覚として示されている訳である。当然のことながら、寛一の宮に対する妙に純なメンタリティー(それはストイシズムに由来してでもいるかのようだ)や、高利貸し・満枝の寛一に対する一途な愛、甚八・細魚の純愛(大店の娘とその使用人の恋・心中)という今作の底流を為す愛の形にも繋がる。
     そして、メインプロットである寛一・宮の恋譚が、甚八・細魚の悲恋、更には満枝の一途な愛というWのサブプロットで愛の奔流を為し、物語に深みと広がりを作り出していることにも作家の力量を見ることができよう。大団円に至る終末部は、観てのお楽しみ。
     早目に行っても、いつものようにサービス精神満点の愉しみがあるし、休憩時間の10分の間に流れる添田 唖蝉坊の演歌が、エンコの良さを偲ばせる。この辺りの演出も流石と言わねばなるまい。
  • 満足度★★★★★

    時代物エンタメとしてとても楽しめる。いつもの通りのクオリティだ。役者さんの熱量やサービス精神もすごい。この勢いで突っ走って欲しい。

  • 満足度★★★★★

    フライヤーに魅かれて
    観に行った舞台。
    初観劇の劇団さんだったので
    観るまで不安でしたが
    蓋を開けてみれば
    客入れ時から
    サービス精神旺盛な役者陣達。
    舞台内容も、
    歌あり!ダンスあり!笑いあり!
    そして、お色気あり!
    まさに新訳金色夜叉!
    浅草の大衆演劇の良さを
    ギュッと詰め込んだような舞台。
    めっさ面白かったです。

  • 満足度★★★★★

    開場から開場賑わすキャスト陣や始まってからも笑いや歌やダンスとあらゆるエンターテインメントを詰め込んだ作品!
    浅草ならではのゆるい感じも楽しみの一つ!

  • 満足度★★★★★

    観てきた!ヤバイです。終始笑いが絶えません。見どころ満載!ゆうきさんVSあきぽん俺には火花さえ見えた。そして復帰組のくみちゃん、なべちゃん、ひとみさん、みんな最高!丸山博士のダンスシーンも必見ですぞ?!

  • 満足度★★★★★

    スゴいです!久々に望月六郎さんがやってくれた!という感じです(^^)
    そして、それに役者が応えてる、応えようとしているところに醍醐味があるなーと思いました。
    好みは分かれるかもしれません。
    でも、気になると思われた方には一度看ていただきたい舞台です。

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