プレイヤー 公演情報 プレイヤー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★

    難しい。観終わってからジワジワくる。もう一度観たいけど、いかんせんチケット代が高い。

  • 満足度★★★★

    前半はまだしも、後半の脚本はやや単調な感じが。
    前川さん忙しくてツメが甘い?

  • 満足度★★★

    座席は2階席中央。 表情はわかりませんが、本作は演技が濃いので助かります。

    舞台はリハーサル室。
    DJブースと彼女の部屋以外は折り畳み椅子を活用して、照明の切り替えで創られていきます。

    ネタバレBOX

    劇中劇は、イキウメにみる前川さんの世界。
    生の藤原竜也さんは初めてだ、と思う間もなく入り込んでいきました。

    幽霊をテーマにした、劇作家が未完成の状態で自殺した戯曲。俳優達が稽古をすすめるなかで完成させていきます。そして、現実世界にもプレイヤーが生まれます。
  • 満足度★★★★

    黒沢清監督で『散歩する侵略者』が9月に映画化される前川さんの台本を、
    阿佐ヶ谷スパイダースの長塚さんが演出したガチのホラー作品。

    序盤の伏線がラストの台詞に活きていて、思わずゾワッっとなります。
    不気味な雰囲気の作品が気になる人、サイコホラーが好きな人はぜひ
    観に行って涼しくなってください。残暑払いにもってこいだと思います。

    ネタバレBOX

    今作は、結構複雑な物語構成なんですが。

    舞台はある地方都市の出来てまもない劇場。新しく就任した劇場監督は、同地出身で旧知の
    劇作家が遺した作品をいの一番で手掛けることを試みる。劇作家は本作の初稿だけ書いて
    自室の一室で孤独死しており、作品は至る場面が穴だらけ、結末も途中で尻切れトンボで
    終わっているという有様。

    しかし、監督は、死後一か月ほど経って発見された作家が「無職」と報道されたことに
    心を痛め、作品の上演によって作家の記憶をとどめようと計画する。作家は生前、同作
    完成の暁には、台本をネットで公開する計画だったそうな。

    さて、この作家の遺作『プレイヤー』の物語は、アマノマコトという名の女性が山奥の
    小屋で遺体として見つかったことから始まります。友人だったアマノの死の謎を探るうち、
    主人公の警察官は「サトリオルグ」という、名前からして怪しいサークルに行き着く。

    ある環境団体の代表が主宰する本サークルでは、意識を集中させることによって、肉体から
    解脱することに成功した(=死んだ)魂が、自身の記憶を持つ知人や友人を依り代にすることで
    永遠の生を手に入れることを目指しており、なんでも魂は全存在の過去現在未来を言い当てる
    能力を持ち得るという。最初、半信半疑だった警察官もいつしかサークルに深入りし始め…。

    って感じの台本を、上述の監督が集めた役者や演出家勢で苦心しながら完成作品にしていく、
    ってのが大きな流れ。1幕目は稽古の情景を描きつつ、物語の概略をまとめていく感じで
    さほどおかしなことは起こりません。

    しかし、2幕目の中盤あたりからいきなり物語が狂ってきます。それまで活発に役柄や
    設定について口をはさんできた役者たちが、まるで人形のように何も話さなくなり、
    ただのモブキャラと化します。そして、稽古を外部から見ていたはずの演出家がなぜか
    積極的に物語の「いちプレイヤー」として参加し始めます。

    演出家はいつのまにか物語に飲み込まれてしまったのか、それとも、あくまでまだ劇の
    外部の存在として声を出しているのか。誰もツッコまないので、モヤモヤしたまま、
    作品は続行していきます。

    全員が物質世界を去って、「向こう側」に行ってしまう場面。スラっとしたビジュアルの
    成海瑠子がナチュラルにヤバい台詞を吐いていくとことか、仲村トオルのカリスマ然とした
    危うさとかよかったですね。このあたり、青白い照明の中、無言でただ棒立ちする役者たちが
    気持ち悪すぎて、ひとつの画として印象に残っています。

    そして、修行が足りず、向こうの世界に行けなかったという警察官が、なぜか稽古を外で見て
    いたはずの監督に呼びかけた言葉。これは怖すぎですね。お前、一体誰なんだ、と。

    「プレイヤー」って、作家の台本にあるように、過去現在未来という運命に動かされる
    「演じ手」であり、向こうの世界の霊的存在が憑依する「依り代」なんですが。同時に、
    舞台の外部から見たら、もう死んでいるはずの作家の意志に従って、定められた役割を
    寸分違わず演じていく「役者」でもあるんですよね。そのメタ構造が面白い。

    制作の女の子が、「今、演じているものって、なんか今こうしている現実とおんなじ
    ですよね」みたいなこと言ってたけど、まさにその通りでしたよね。

    全部が丸々劇だったのか、それとも、いつの間にか劇とは違う現実に飲み込まれてたのか、
    セリフもいくらでも深読みできるので、再鑑賞に耐える作品かなと思います。
  • 満足度★★★★

    自分的には、こういう話は好き。
    現実世界と劇中劇の世界がいったりきたり。
    でも、2階席はあちこちで寝てる人がいましたw
    帰りの通路でも、「よく分からなかった」という感想がチラホラ。
    正直、評価が分かれる作品だと思いました。

  • 一幕が終わった時は続きはどうなるのか期待でいっぱいでしたが、二幕は長く感じてしまいました。
    終盤、劇中劇と現実が交錯してどちらがどちらかよくわからなくなりましたが、劇中劇にした意味があまりよくわからなかったです。

  • 満足度★★★

    藤原竜也主演、前川知大作、長塚圭史演出、「プレイヤー」観劇。

    何なんだこの、惹き付けられるのにもやっとしたものが残る感覚は。
    境界線があるのに、突然なくなる。
    科学でも非科学でもない。
    とんでもない脚本。

    私にはこれを咀嚼する能力が身に付いてない。
    ただ、ものすごく繊細で大胆な舞台だった。

  • 満足度★★★★

    良い意味で、ゾワゾワする。
    久しぶりに恐怖心が芽生えた舞台でした。
    俳優やっている方が観ると、演技(稽古)あるあるでゾワゾワ感が増すかも。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/08/12 (土) 19:00

    非常に話に引き込まれる劇中劇だった。
    エンディングの空気感も良かった。

  • 満足度★★★★

    イキウメ初期作品を改作、私はオリジナルを知らないが宣伝文句によればプレイヤーとは即ち身体を失った者(=死者)の言葉を再生する者(いたこ的な)であり、改作版ではオリジナルの劇が劇中劇になっているという。
    前川知大=イキウメのテイストはもちろん充満しているが、ある部分で長塚色(といっても三作品ばかりしか知らないが)が顔を出す。
    超常現象の介在により、「科学」の仮面をかぶった「常識」の向こう側を予感させる時、イキウメの場合は不安と希望が混在した中、不可知領域に粛然としながらも「希望」にもなり得る可能性が救いとなるが、長塚圭史の人間観は暗い。プレイヤーという人間の新たな可能性が示されても、だから何だという感覚、それによって人間はどう存在し続けているのか、という眼差しが容易には変らない。だがその眼差しをすり抜けて事態が先行する可能性、そう考え得る余地は残される。
    脚本としては主要人物の最後の行動は言行不一致に結果し、動機が分からないがドラマとしては引き締まる、という流れを優先していたかに見えるチョイスは、前川氏はやりそうになく、暗いが情緒的な劇世界に傾く長塚氏のチョイスというのは外れだろうか。

    この芝居、ある地方作家の遺作であり未完成の戯曲を舞台化する稽古場が舞台。稽古風景と、劇中劇の展開がやがて交錯して劇だか現実だかが不分明となる。これはむろん意図的で、宣伝文句にも謳っている様相な訳だが、甚だ心地よい。もっとも目的は心地よくするためでなく、最終的なオチの迂遠な伏線であったという風にも言えるのだろうが、思いつく結語なのにかかわらず、意外に納得させられる終幕だった。
    このお話が人間の体温の流れるドラマであった事を証しし、得体の知れなさも残るという、不安と希望の混在という本来の(人間にとって望ましい?)地点に帰着した。

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