図書館的人生vol.2 盾と矛 公演情報 図書館的人生vol.2 盾と矛」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
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  • 満足度★★★

    回顧
    おもむろに回顧。
    「賽の河原で踊りまくる~」がベストかな。
    三鷹のスペースに合っていたというか、空間の使い方がうまかったと思う。
    Vol.3も決まった。楽しみ。

  • 満足度★★★★

    得意のSF的設定が活きた短編集
    上演時間は2時間を超えるものの、飽きさせることなく4つの世界を見せきる。微妙な繋がりで統一感を持たせているのも◎。

    ネタバレBOX

    1本の長編で小難しい世界観を作り上げ、その説明に終始して展開が鈍ってしまうよりも、端的に状況を提示するしかない短編の方が作品にキレが出て前川氏の脚本の持ち味がうまく引き出されていたように思う。
  • 満足度★★★★

    むしろコミカル
    イキウメとの出会いであった06年3月の『短編集 Vol.1 図書館的人生』に続く短編オムニバスで、ちょっとフシギ、あるいはちょっとヘンな状況から次第に発展させてゆく、というベースラインはいつもと共通ながら、不安要素、不気味要素はほとんどなく、むしろコミカルなところが大きく異なり、これもまた面白い。

  • 満足度★★★★

    じつは、
    前川知大さんて、脚本だけでなく演出もいいんですよね。
    とくに、暗転に痺れます。

  • 満足度★★★★★

    満足!!
    私が最近観た中では一番!と思う芝居でした。

  • 千秋楽まぎわにやっと観られました
    安心して楽しめる、ひんやりブラックユーモアが効いたSF短編集。笑いもいっぱいで、エンタメとして満足。家具のシルエットとホリ幕がきれいだった。

  • 満足度★★★★

    完成度の高いオムニバス
    個々に見ても完成度がとてつもなく高いオムニバス4本立て。
    なんとも贅沢な140分でした。
    長いんだけど、それぞれはちょうど良い長さだし、思わず見入ってしまう。かなりエンターテイメントな作品たちでもありました。

    最近粗悪な作品を集めて「オムニバス」「短編集」として、上演コマ数を増やす団体が多い中、一回の入場でこれだけレベルの高い作品を4つも見れるという贅沢な作りに感謝。

    ネタバレBOX

    「亡者」の箱を沢山置いて、それを積ませては破壊しての行為を繰り返す鬼がおかしかった!
    最後の思わず本音をもらすところとそれによるどんでん返しがまた良かった!

    「懐石」は好みに合わなかったな。ホラーですかね。後味の悪さが何とも言えず嫌な感じ。

    「帝王」の感情を顔に表すことが出来なくて、代わりに身体の行動に出てしまうという設定が不思議な世界を作っていました。
    なんとまあユーモアに富んだ作品なんでしょう!
    夫婦の間にあった秘密が、それを明らかにすることによって逆に世界中で誰よりも彼の事を理解できるようになる、という逆転がとても暖かい終わりかたでした。

    「幸福」は、見ると幸福な気持ちに取り付かれてしまい、自分を見失ってしまう不思議な隕石の話。
    幸福によるテロだなんて、凄い発想だなあ。
    幸福を与えられることで逆に不幸になるというパラドクスがイキウメらしい。
    でも、あの思わず石を落としてしまって終わるというあの終わり方はちょっと安易な気がするのだけどな。
    でも、他に良い終わり方もない気もするけど。

    「懐石」以外なら☆は5つだったのだけどな・・・。
  • 満足度★★★★

    おお
    DVD化してほしいな。

  • 満足度★★★★★

    お得な4本立
    見ごたえのある短編を一度に4本、各話のゆるい繋がりもよい感じ。
    怖さとシニカルなおかしさが同居していて面白い。

    板垣さん怪演♪

    仏教vsキリスト教のよーな雰囲気があったなあ。

  • 満足度★★★★★

    ぜいたくな時間
    イキウメ、初めて観ました。
    オムニバスの舞台というのも、初めて観ました。
    で、もってかれました。休憩なしでの2時間超ですが、大好きな、嬉しい楽しい裏切りもあって、まったく集中が途切れることはなかったです。
    照明も好き。
    遅ればせながら、イキウメ、気になる存在に。

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい!
    どこか抜けていて愛嬌のあるそれぞれのキャラクターになごんでいると、
    一瞬の冬の朝のような張り詰めた緊張感で、場をもっていかれる。

    そんなゆるいジェットコースターのような感覚を堪能しました。

    このようなオムニバスものはなんだかんだで転換や場転のシーンで緊張感が切れてしまうものですが、最後まで面白く見ることが出来ました。

    人間の概念を道具に置き換える発想が素晴らしいと思います。

  • 満足度★★★★★

    繋がっていく物語
    オムニバス形式でありながら、繋がりをみせる作りが非常に興味深い。
    最初とラストのリンクにゾクリとさせられました。

    ネタバレBOX

    一番印象に残ったのは、EPISODE2。
    良心、人のあり方などを考えさせられます。
    仮釈放したばかりの男の行動は、奇異とも言えるかもしれないし恐怖させられますが同時に“こんなことをした自分が受け入れられていいのか”と言う叫びにも似た思いがあるようで切ない。
    その思いを汲んだ辻の心意気に打たれる。この思いこそ、最大の「武器」かもしれない。
  • 満足度★★★★★

    思いっきりのイキウメワールド
    いやあ、堪能しました。オムニバスなのにこんなにおもしろいとは。ぞっとするけど根っこは人間らしいぬくもりがあるから救われる。けど絶対にぬるくはならない、いやーな感触が最高。

    ネタバレBOX

    4作品の並べ方も絶妙。うっすらとしたつながりもオムニバス形式の楽しみでもありますからね。

    3話目の途中で切られたのはちょっとテレビの続きはCMのあとで、みたいな肩透かし感があったから、4話がおまけ的になっちゃった気はします。エンディングのもっていき方からするとそうせざるを得ないのかな。

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