ワンマン・ショー 公演情報 ワンマン・ショー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/08/02 (水) 19:30

    価格3,000円

    以前ペンギンプルペイルパイルズ(PPPP)を何本か観ていた身として「あー、この感じ♪」で、あれこれ謎をちりばめつつも伏線もはりまくり、最後にはタイトルも含めてキチンとカタがつくのが巧い。
    部分部分は一応理路整然としていながら(例外アリ)、それらを繋げて全体像を見ようとするとねじれたりよじれたりする感覚は騙し絵的な? それでいていろんなヒントから「まさかそういうこと?」とうっすら考えたことが組み上がってゆく快感たるや。
    最終的にはタイトルにも「あ そうか」だし、これ、あれこれ知った上でもっかい観ると、より納得できるんだろうな。緻密な脚本、そしてそれを(比較的)ワカり易く見せる演出・演技……面白かった♪

    読み解くヒントは「あれやこれやの一致部分」かな。「そう言えばそこもそうなの?」と思ったことがあとからちゃんと意味を持ってくる、みたいな。
    ねじれたつながり方ということではSFで空間がよじれて、隣の部屋に続くドアを開けたら、今、自分がいる部屋がそこにあり、ドアを開けて次の部屋を覗いている自分もそこにいる、というのを想起。
    部分部分は正しいが全体は変、という構造にはM.C.エッシャー「物見の塔」や「滝」を連想。

  • 満足度★★★★

    ぐるぐるぐる脈絡や感情が跳びながらピースが揃っていく内にその世界を受け入れハマってしまう巧妙さ。音と光の使い方が上手い作品。こういう観終わった後に頭を整理して再構築する感覚は意外と久々。緑と言う人物はこれはイイもんだね、カッコよくも楽しい

  • 満足度★★★★★

    投げ入れた糸を手繰ればすべてが黄色く巻き戻る。 われに還り、はてこのショーは何故始まったのだろう・・・ 茶色い屋根の深層に迫る演出の引力。多色彩々な面々がそれと感じさせぬほど絶妙に調合された、無色かつ出色の舞台。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/08/06 (日) 14:00

    観応えのある舞台でした。最初は、断片的な場面が全く分からず「?」と思いましたが、徐々に繋がっていき、惹き込まれました。音響やセットも、舞台の妖しい雰囲気に合っていました。役者さん達の演技も良かったです。正直、ストーリーをきちんと把握出来たかというと否なので、もう少し話が分かり易いといいなぁと思いましたが、面白かったです!

  • 満足度★★★

    立ち眩みしそうな猛暑の中どうにか新宿3丁目8ー8へたどり着きましたが、残念ながら私には一つ一つのピースを組み立てることができませんでした。もう1度観ないとだめですね。

  • 満足度★★★★

    ストーリーとしてはかなりの面白さ、幾重にも広がってやがて・・・。音関係もかなり良かった。ドラマチックで不可思議な世界観。でもなんかこの雰囲気が好きになれない。それなのに、一種の拒否感が逆に話に引き込んでいく。そんな感じの舞台だった。

  • 満足度★★★★

    不条理劇は苦手なのですが、これは多少訳わからなくても、面白いですね。自分の理解度は60%くらいかな。2度観ればもっとわかる気がします。

  • 満足度★★★★

     心理学者の言う、所謂”唯幻論”を演劇化させたような舞台。(花四つ☆)

    ネタバレBOX

    哲学的には認識論ということになる。但し、原作者は作家としては哲学者的な位置を確保していても、芝居の狙いは別の所、即ち唯幻論レベルの着地を目指していたのだろう。そこに演劇的ダイナミズムが生まれるからである。殊に観客のイマジネーションと作品を身体化することによって「現実化」する劇的時空の呈示によって、造成される諸々の解釈、解釈の多様性に対する観客個々人の心の内に起こる波紋を推量することによって、作る側に関わる総ての人間もまた、劇的時空への揺蕩う参加者となるのだ。
     登場人物各々の状況認識が、個別であるが故に、全体の関係性が簡単に見えてこないように作っている所が味噌である。一方、芝居の求める結末への収斂へ向かって、個々の情報が再構築され、一定の解釈圏に着地していることも事実。この辺りを楽しめるか否かで評価は変わってこよう。メタレベルと抽象度の高い舞台である。
  • 満足度★★

    う~ん デビット・リンチ・・・25年ぶりのツインピークス?
    てな感じの印象を受けたです・・・(ー_ー;)
    あまし自分には合わなかったなぁと感想=アフタートークも不参加でし

    舞台セットとか各キャラの設定などは良いと思ったけどね・・

    ネタバレBOX

    普通に死んだ方とかが会話に加わり
    見えない人は見えないらしいし
    見えて会話して手助け?もしたりする行政サービスの黄色いツナギ女史がいたりと
    過去と現在と織り交ぜての錯綜する話が展開してゆくのですわ・・・

    話が入り組んでいる分
    各キャラクターは判り易くする為に
    色分けされていました=赤・青・緑・黄色と服装もそれに順じてました
  • 満足度★★★★

    本家PPPP版もM&Oplays+PPPPプロデュース版も未見。独りよがりな懸賞マニア。立ち位置で見えてくる景色は色々変わる。

  • 満足度★★★★

    徐々にだんだんと、そしてしっかりとひきつけられました。

    ネタバレBOX

    回らない扇風機。葉書の山。落ちる窓。涎の池。還る箱。断片的なシーンが、少しずつ絡んでいき、最後はこのように絡んでいくとは。すべてがつながると、パズルを完成させたような微々たる爽快感がありましたが、それ以上に緊張感がたまりませんでした。緑川緑の演技はしびれました。途中で電話が鳴るところ、効果音でなく、「りーん、りーん」って人の声で鳴らした場面、あそこで緊張が切れかかったのは残念でした。
  • 満足度★★★★★

    面白くて、説明にある東京都新宿区新宿三丁目8-8の「箱」から出ることが勿体無く思えてグズグズした。チラシは、変形版をこれまた変に折り、写っている写真の人物の顔は皆見えない。

    舞台セットは物語の印象を表しているようだ。中央に具体的な物、周りは抽象的で表現し難い。その対比のようなものが、登場人物の存在と立ち位置を示している。

    物語は、引き出しが多いタンス、またはジグソーパズルのようで、その場所・大きさの違いが時間や空間の違いを思わせる。それらの組み合わさって出来ている物語は、その全体像がラストに明かされる。その意味で一種のミステリーのようであり、その謎を解く鍵を持つのが…。色々な引き出し(ピース)を覗き込むが、それが何を意味するのか頭を巡らせるので、少し難しく又もどかしい気もするが、順々に引き出しの関係、繋がりが見えてくる面白さがある。観応え十分の秀作。
    (上演時間2時間強)

    ネタバレBOX

    セットは中央に古いテーブルと椅子。周りは無秩序に立てられた柱に白っぽい布や紐が垂れ下がり、乱れたもしくは退廃・荒廃したイメージ。また床の所々が張り合わせのようになっている。全体的に不統一で不安を抱かせる。

    時間と空間を自在に切り張りしたジグソー・パズルのごとき構成。ちりばめられたキーワードの台詞などを手がかりに、頭の中で、出来事の時系列の整合を巡らすことになる。ラストに、バラバラだったエピソードの欠片がピタリと揃い、謎めいていた劇の全体像が見える納得が、この作品の見どころのひとつであろう。

    ジグソーのピースは、順々に次のシーンが描かれる。
    ●青井あゆむは、「懸賞マニア」で、自分の身内等の名前を使用し、応募必要事項以外にも細々書き込む。 ●あゆむの仕事は町の航空写真を撮り、変化があれば役所に報告する。ある日、増築された部屋があるにもかかわらず、届け出のない佐藤家を訪ねる。●あゆむの妻・紫(ゆかり)は、あゆむから受け取った葉書を投函せず、段ボールにため込んでいる。 そして、紫の兄・白根赤太に葉書が詰まった段ボールを捨てに行ってくれと頼む。  ●無職の赤太は、自治体の女・イェローから仕事を斡旋された。依頼主・緑川緑から言い渡された仕事の内容は奇妙なものだ。「近いうちに、一人の男が私についてあれこれ聞きにくるが、私のことなんて知らないと答えてほしい」。 ●緑は、夫・黒雄と青井家の隣りに暮らす。黒雄は、青井家を監視し、庭の池が大きくなっていると言う。 ●赤太が捨てた段ボールは、山中に廃棄したが誰かによって再び青井家の玄関に戻る。

    断片の集積は、現実とは一つではなく、見方によって、その受取り手の数だけある。それは、唯一懸賞で当たったとされる木彫り人体人形に象徴される。目鼻がない顔の人形(無表情)であるが、その左右から見ると泣き笑いの区別がつくという。この人形は登場人物イェローが担っている。さらにラストシーン…この劇全体が「ワンマン・ショー」ということが明らかになる。その衝撃が素晴らしい。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    それまでの場面が終盤に向うにつれてだんだん繋がって行くスリル。もう1度観たらどんな風に映るのでしょう。役者さんはもちろん、音響や美術、照明、小道具も含めてみな素晴らしかった。

  • 満足度★★★★★

    思わず引き込まれる数々のシーンのピース達。
    そのピースが増えるごと、まるでパズルのように奇妙な凹凸は繋がっていき、忽然とひとつの確信に辿り着いていく快感。
    但しピース達は時間軸を駆け巡り、どこかしら妖(あやかし)の香りも。
    自身の想像力が作品の面白さを加速させていきます。

    10年以上前にもかかわらず、その強烈なインパクトで今もまだ記憶に残る作品が、時を超え見事に蘇った事が感慨深いです。
    記憶にある本家ペンギンプルペイルパイルズさんの上演内容と比べて、ショッキングでホラーな要素は抑え目になりシャープだった感じが、ぬくもりを帯び親しみやすい雰囲気になっていた印象を受けました。
    期待通り巧い役者さんばかりで、集中力総動員でもってその世界観にのめり込んでしまい、終演後も暫し現実界に戻れない・・・

    観終わった今でも、幾つかのシーンを思い返しては咀嚼し、ゾクゾクッとしてきます。

  • 満足度★★★★★

    ■125分強■
    これだけ地に足のつかない芝居も珍しい。面白かったぁ〜♪
    …と書くつもりでいたのだが、甘く見ていた。ヤケドした。

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