ありふれた話 公演情報 「ありふれた話」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.1
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    大学(映画サークルメンバー)卒業後の人生、と言っても30歳くらいまでの”ありふれた”生活を切り取った青春群像劇。
    すべての人が経験するかわからないが、身近で起きるほろ苦い出来事であり、心情的に解る。   【Bチ-ム】
    (上演時間2時間)

    ネタバレBOX

    舞台は、左右で段差のある平台。客席側にはいくつかの丸椅子があるのみ。段差があることによって上下の動きが出て、変哲のない暮らしの中の細やかな変化や刺激を表現させ、それが心地よいテンポになっている。物語は、詩のような台詞を輪唱するような印象付けから始まる。

    大学時代・映画サークルの活動、その集団としての見せ場から、卒業しそれぞれの生活という個人の見せ場に変化していく。大学時代の映画作りは妥協しなかったが、社会人になって、仲間の生活をドキュメンタリー映画にするには、妥協、打算という底が見えてくる。個々人が抱える問題は様々であるが、それは身近で起こり得る出来事であり、特別なことではない。それだけに観客…その生活に寄り添うようで、一枚ずつのモノクロ写真のように思えた。それが集まって彩のある物語(集合写真)を紡いでいくようだ。情緒というには少し切ないが、案外それが現実なのかもしれないと思わせる。

    梗概…大学・サークルメンバーの今の生活を映画(ドキュメンタリー)にしたいと。今は30歳になり結婚している者、いまだバイトしつつ好きな役者活動を続ける者など、それぞれの人生を歩んでいる。その歩みに、親の介護、障碍のある妻、不妊治療、ボランティア活動、DV・ストーカーなどいろいろな背景を設定し”ありふれた”日常を描く。その障壁を乗り越えようと必死に生きる姿が一時期の自分に重なる。

    其々の場面は身近な問題であり、それを当事者の視点で追うような感じ。それをドキュメンタリー映画として編集する展開であるが、そこに監督の視点(一人称)としてのどうしても撮影したいという思いが伝わらない。群像劇としてまとめていく手腕は見事であるが、撮影を通して監督の意図したことが果たせたのか。この劇の一つの見せ場ではないだろうか。日常にある”ありふれた”一遍を丁寧に織り込んでおり好感が持てるが、今ひとつ”力強さ”と”余韻”が弱いように感じたのが残念。

    役者は本当に大学時代の友人のよう。その自然体の演技とバランスの良さが物語に集中させる。
    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/07/09 (日) 13:00

    今回はいつもと違っていたってシンプルなセットで勝負してきた。登場人物たちが場面場面でリンクして話を進めていくのでシンプルなセットは効果的に使っていたように思う。凝った1幕のセットだったら成り立たない舞台だった。内容的には大学の映画サークルで一緒だった面々のその後を描いていくんだけど、それぞれが結構重めの人生を背負って生きているので舞台上も結構暗くなりがちなんだけど、そこはキャラクターで笑わせる場面を作ったりとメリハリのある演出だったように思う。ただ、シンプルなセットでのセリフ・会話劇なので途中シリアスというか内容のある場面が続くところでは若干飽きがきたりもしてきたかな・・実際、あまり芝居を観ない夫婦を今回連れて行ったんだけど、ラストは素晴らしく、泣けたと言っていたんだけど、物語の中間、あまり起伏のない場面なんかでは眠気もきたと。なかなかこういう会話を聞かせる舞台ではしょうがないことなんだろうけど。難しいなと。舞台は。
    全体的には素晴らしい舞台だったとは思う。思うんだけど、、なんか・・なんだろう、、みんな、、大人だなと。。芝居も、、大人だなと。。成長なんだろうけど、、、大人になっちゃったなと。

  • 満足度★★★★

    これは実に身に沁みる群像劇。人生上手くいかない方がはるかに多くて、他人が感動するような事って殆どないんだよなー。50過ぎると実感するわ。それでも生きていくしかないんだけどね。思いっきり感情移入してしまいました。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/07/09 (日) 18:00

    素敵なお芝居でした!後半はどんどん引き込まれていって、ラストは感動でした!友人を思う気持ちは絶対に忘れない、そんな気迫みないな物が伝わってきました。ありふれた日常の中で個々が一生懸命生きている。ありふれた日曜日の夜に特別な時間をありがとうございました!

  • 満足度★★★★★

    卒業して時が経つと、微妙な心のズレが気になってきます。
    演技力の素晴らしさがあるから、こんなにも心に響いてくるんだろうなぁ~と、
    思いながら帰路につきました。

  • 満足度★★★★

    8日のマチネ、Aキャスト版を観ました。傍から見ればありふれた、どうでもいいように思えることも、その当事者にとってはかけがえのない日常。遠い昔に映画サークルにいた者としては、劇的=ありふれてないことを、つい求めてしまうクソ野郎的な部分に、なんだか身につまされるものが。シンプルなセットがとても効果的でした。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/07/08 (土)

    座席1階3列

    劇団水中ランナー『ありふれた話』d-倉庫

    大学の映画サークルのメンバーたちの卒業後を描いた群像劇。
    過去のエピソードの使い方、見せ方が上手いなぁと思いました。
    普段とは違った抽象的なシンプルな舞台セットが新鮮でした。

    群像劇とするには登場人物が多すぎな気がしました。
    全員を活かそうとするあまり、全体的にぼんやりとした印象を受けました。
    (そこを狙ってこのタイトルなのかもしれない)

    登場人物の中では、劇団の後輩、遠藤くんの飄々とした感じが良かったです。

  • 満足度★★★★★

    丹念に人物を描いてました。特に後半に至るまでの盛り上げ方が秀逸でした。

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