満足度★★★
千代田区内幸町1町目、今の内幸町ホールがある所が、樋口一葉の生誕の地である。
本公演は、朗読劇「一葉の恋」、解説「一葉日記」、ひとり語り「十三夜 上・下」の三部構成で、彼女の作品を中心に生い立ち、人柄なり、その魅力を伝えるもの。
明治27(1894)年12月から明治29(1896)年2月の間は「奇跡の14カ月」と呼ばれ、一葉の五大作品「大つごもり」「にごりえ」「十三夜」「わかれ道」「たけくらべ」ほか多くの作品を次々発表したと言われている。その作品を取り込んで描いた”一葉の恋”は改めて樋口一葉の人物像に迫っていく。
(上演時間2時間20分 途中休憩10分)