つぐない 公演情報 「つぐない」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.1
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/07/10 (月) 19:30

    価格2,800円

    年間ランキング11位おめでとうございます。感想を書いていなかったことを思い出し、書いておこうと思います。
    まず、開演前の舞台セットを見たときに「どう使うんだ?これを?」と思っていたのですが、まあ見事な使い方。演出が先なの?舞台美術が先なの?見事!としか言いようのない、一つのサプライズでした(私にとっては、ですが)
    あとはネタバレでもないけど、ネタバレBOXへ。

    ネタバレBOX

    脚本と演出の、引き込む力が強い。役者も良いのだよ。でも、それは演出の掌の上だ。
    深く人物像を掘り下げる対象と、そうでないものを圧倒的に分ける。鹿目さんの役なんかがその顕著な役で、役者としてもすげえうまいし雰囲気があるけど、そこまでで十分、空気まで作れちゃってるから、深く描きすぎない脚本と演出になってる。逆にメインのお二人はえぐる、えぐる、えぐる。それによって引き出される、引き出される、引き出されて、出し切る。ああ、素晴らしい役者と演出の信頼感。
    ひとつだけ、残念だったのは、弁護士役の男性の声量が小さい。あれが演出だとするならば、それは嫌いです。役者のせいならば、それも嫌いです。「え?なんて?え?」と素に戻らされることが数回。この部分だけで★2つマイナスです。わかりますよね?他が良いから、これだけで★2つが減るんです。
  • 満足度★★★★★

    (7/13)あおきりみかん『つぐない』、数年前の『よく聞く。』を思わせる、上質の密室サスペンス心理劇。普通に小説として出版できそう。自己暗示、認知の歪み、呪縛…つくづく本人にもままならない人の精神を、シャーマンの如く解体・再構成して救う舞台。

  • 満足度★★★★★

    久し振りに…涙をこぼした。涙ぐむことはよくある。ボロボロ泣いた芝居もあった。
    でも、今回は… つーっと一雫落ちた。この意味を考えてみたいと思った。
    とりあえず、あおきりみかんのマイベスト更新。

    以降はネタバレboxへ

    ネタバレBOX

    償わなければならない女が…すがる様に訪れた教会で出会った男。直感に導かれ始まった対話が本作の主軸。
    彼女は…自らを「罪悪感のない女」と悪びれずに称し、生い立ちを語り、ロジカルに罪悪感と償いの必然性を探る…陽気で求道的なサイコパスを思わせた。
    むしろ無理解に「償い」を迫る周囲に嫌悪感を覚えたこともあり、この序盤の展開で「おおおっ、どこへ向かって行くんだ、この話は…」ってワクワクが止まらなかったのを覚えています。(周りの感想を聞く限り、ここがツボにハマった人は少ない様ですが笑)

    ところがどっこい本作は、私がそこまでで感じた期待感とは異なる…意外な方向に舵を切った。

    「サイコミステリー」だと思っています…それもかなり洗練された。
    仕組まれる数多のミスリード…その最たるものが「彼女自身の全ての記憶と発言」という大胆さ。
    事実に反して、彼女の発言・行動の全てに掛かっていた自己否定のバイアス。
    その果てに、逆に周囲に「罪悪感がない」と映る構図が巧妙。

    実際、元彼・貴大は「美和の罪悪感」を最初から主張していたのにも関わらず、私にはそれが思い込みにしか見えない…そのくらいギャップがあったのに、登場人物と起こる事象のピースを必然性を伴ってキッチリ嵌め込んでいくミステリーとしての心地良さがありました。
    「やられた~」という意外性と納得感。

    そして、本作が只のミステリーで終わらなかったところが、…その話のピースたちの接着剤に、…「罪の意識」、自滅に誘う「過剰な献身」等の人間の根源的な命題を使ったところ。

    ミステリーが、とても深淵な人間ドラマになっていった。

    最終的に、同じく深い罪悪感に苛まれていた男の物語を糾合して、…話は「ミステリーの謎解き」から「真に罪を償う方法とは…」という命題に昇華していく。

    安易な免罪符たる「償いへの誘惑」に抗う葛藤を…みっともない人間臭さで体現してみせた男と神父の対峙… あそこの男・松井真人さんの芝居がホント好きです。
    総じて、巨大な罪悪感が「本音のぶつけ合い」を妨げた悪循環の悲劇。その末に「贖罪の献身」ではなく、「徹底的な対話」こそが真の償いであると感じさせました。

    …そこだけ言うと、ごくありきたりのことなんだけど、結局、人の関係はそこに尽きるのね。
    …普通のことこそが難しい。

    至った結論ではなく、そこに至るまでの2人の苦悩と過程こそ、本作の核心なんでしょう。
    凄まじい苦難を伴うことは想像に難くないですが、彼女の…これから始まる「真の償い」を予感させるエンディングが胸を熱くさせました。
  • 満足度★★★★★

    あー笑った!あー泣いた!
    鹿目さんの作演はハマる!!!
    そしてキャストさん皆さんが個性キラキラで最っ高だった!!!

    松井さんの相槌とみちこさんの緊迫感とカズ祥さんのイケメンがイケメンなところ。花村さんのいいキャラ!!舞台美術も最高だった。

    泣いてても笑いのポイントが嫌じゃなくて不思議だった。

    んーーー!!!
    うまい!

  • 満足度★★★

    「何も罪悪感を感じない」そんな人間がいるのだろうか、と。そこから違和感を感じる舞台でした。
    けれども舞台のセットは素晴らしくドア椅子などはもちろん窓のステンドグラス、本当に教会の中にいるようでした。久しぶりにすてきなものを見せて頂きました。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/07/13 (木) 14:00

    お姉ちゃんの少女時代の感じが、あっけらかんと淡々とものを言う感じが、しゃべり方や顔などが、こないだまでやっていたドラマ「母になる」に出てきた広くんに似てた。
    罪悪感をテーマに、探り、考えさせられ、面白かった。
    会場は暑いところと寒いところが極端で、私は暑く一緒に行った友は寒かったみたいです。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/07/13 (木) 14:00

    面白かった~ぁ。
    罪悪感がないという設定
    どんどん引き込まれました。
    素晴らしい。イイものを観た。

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