満足度★★★★
鑑賞日2017/05/28 (日) 14:00
いつもの様に、細かい機微を拾いつつ日常を丁寧に暖かく。観終わったあとにゆっくりと沁みてくる感覚が独特。宮崎弁にもすっかり慣れた。荻野友里を久々に舞台で観たが、やっぱり綺麗。山田百次も素晴らしかった。
満足度★★★
壮大に革命を描くのも演劇なら、ひとつの家族の葛藤を描くのも演劇。
いちばん身近な人に素直になれないって切ないなぁ。
小松台東は初観劇でしたが、宮崎弁がやさしい、しみじみとした良い作品でした。
座る位置を変えてもう一度観てみたかったです。
劇場の受付から葬儀の設えで、お香の香りもしていたような。
開演前のアナウンスも葬儀のご案内みたいだったし、いろいろ拘ってるなぁ。
満足度★★★
劇場について、チケットをもぎった、その瞬間から、もう既に世界観が広がっていた。
複雑な人間模様が綴られていた。
残された人たちと、残したひとの、関係性がすこしづつみえていくのが心地よかった。
満足度★★★★
5/25マチネ観劇初見の小松台東。
再演と言う事だがあまり情報入れず観た。
終演後、劇場を出る足元の色の様な柔らかい、暖かい想いが溢れる芝居だった。
宮崎弁での会話劇。イメージしていたのはもっと、重い感じのホンなのかと、勝手に想像。
とても、作りこまれてるのだけど、かと言って仰々しく堅苦しく観客を構えさせないという。
母親の通夜、葬式の為に長く家を出ていた娘が「彼氏」を連れて帰ってきたところから、始まる。けして、派手な出来事が起こる訳では無いが、人間の「あ、こんな感じの体験あるわ」とか「葬式って確かに・・」とか。
人はやはり、言葉には出さないけど大事な人はいつも、心配しちゃうものだし、家族だからと言っても言葉を使って思う事を伝えないと伝わらないし。兄は妹を思い、妹も言いたい事が沢山あった。そして、まわりの人たちも色々あった。
演じている俳優の皆さんが初見の方がほとんどだったが、舞台上の会話が台詞というよりも観客が部屋を覗いてみてしまった様な妙な「あるある」感を感じた。あんなオジサン居そうだし、田舎の中2は愛らしいし・・・。
今回の観劇理由が以前20歳の国で拝見した尾倉 ケントさんが出演されるということで
観る事にしたのだが、ほんとに、良い舞台を観る事が出来て良かった。
何気ない描写や、台詞、そして音として発しない台詞と台詞の間の感情の表現。
そこに「私も、そうかもしれない」とか「私なら、どうするかな」とか
想いを重ねながら、観た。
故人がやっていたお茶を入れる際に最後に美味しくなるようにと手をかざす仕草。
お嫁さんも、娘も、ついおなじことを自然としてしまう。
家族って、そんな事が積み重なってるものの象徴的な仕草だった気がした。
孫である中学生の清人から好かれていた故人。
「年寄りと一緒にいると楽」という台詞があった。
親は近すぎて、子を心配したり、責任を感じてとやかく言ってしまいがちだが
祖母はそういった事が無くただ、「愛情」だけ注いでくれる存在なのかと。
開演前からそこは「故人」を偲ぶ空間となっていた。お焼香や、喪服の受付の方。開演前のアナウンスも。芝居以外の細やかな空気感の作り方などが、隙が無い。
最後、舞台からロビーに出る際の演出、好き。心がほわっとした時間でした。
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今日の偶然ツイートは、この方でした^^^ 小松台東のまつもとさん。 先日上演していた『山笑う』は勿論、初めて観た『デンギョー』からかなりの頻度で観られる時は観ているのです。稽古場見学もさせて下さった。 嬉し恥ずかしツイートだけ… https://t.co/bZGkhH1KBd
7年以上前
【山笑う(やまわらう)】春の山の草木が一斉に若芽を吹いて、明るい様子。
7年以上前
この前小松台東観て、お通夜の話だったんですが、登場人物の1人がビールや日本酒ガバガバ呑んで泥酔していくさまが、酔っ払いの鬱陶しさ優しさ切なさ心もとなさを見事に表現していて胸がつまりました。
7年以上前
山笑うの時のあの感覚を余韻をまた味わいたい...。
7年以上前
「山笑う」は、命わき起こる喜びの春の季語。 緑深き夏は「山滴(したた)る」 色づく秋は「山装(よそお)う」 しんしんと雪積もる冬は「山眠る」 季節を映す山々。人々は昔から山を神聖な場所として霊山や霊峰と呼び、崇め尊んできました。
7年以上前
まってるゼ★公報いち 作品予告 https://t.co/8crjyRkZyd 🌼劇団一の会Vol 42『裏切り』6/3~7🌼 @ワンズスタジオ 作 演出 詳細・ご予約… https://t.co/BeXFIU1Tpq #舞台 #松本哲也 #小松台東 #原口健太郎 #劇団桟敷童子
7年以上前
◆日高ボブ美 出演 「ラフカット2017 」 脚本 松本哲也(小松台東) 演出 堤泰之 6/7(水)〜6/11(日) @全労済ホール スペース・ゼロ https://t.co/H7vczQzAB0
7年以上前
5月が終わってしまいますねえ。 なす子が一番好きな、風光り山笑う 5月。(すでに気温の変化についていけなくてばて気味ですが) なす子の生まれた月でもありまして、 年に一度のお楽しみ、某スーパーのポイント1年間分を、誕生日に現金に変換。今年も無事諭吉様2枚分。ゴチでございます!
7年以上前
兵助「この季節の言葉で〔木の芽時〕や〔山笑う〕なんて言葉があるんだ。気になったら俺に聞いてみてくれよ」
7年以上前
税金払いに行ったコンビニで立ち読みしたテレビブロスに小松台東の記事。百次~(^^)
7年以上前
1:好きな色 青。次点で山笑うような緑。 でもパステルカラーというか、ビビッドな強い色でなければ嫌いな色はあまりないかも。
7年以上前
水面に映る三日月 三日月に揺れる水面 みんなもあるんだろ ゆられゆられて波にゆれ 大海に浮かぶ流木 山笑う枯葉の如く ことごとく風に舞い 小さな波起こし月に笑む 【水面】
7年以上前
吹き出しの ごとき白雲 山笑う
7年以上前
小松台東「山笑う」終演。キャストの皆さまから、プレゼントいただきました。 お手伝い組それぞれのイメージに合うハンカチを。全員違う柄でほんとにそれぞれにピッタリでした。 私のハンカチ、めちゃくちゃ好みの色合いと模様!!かわいい!!皆… https://t.co/Ei7GF4apr4
7年以上前
そして、誰のどこの公演が何月なのか全然分からなくなり。 小松台東とVAICE☆が同じ月?とか思ったり。 んなことあるかーい!←ひとりボケツッコミ 大悪名と扉座が同じ週だと思ったり。※出演者が被ってるのでありえない。 東京タンバリンって何月に公演だっけ?とか。ダメだこりゃorz
7年以上前
山笑う 山滴る 山粧う 山眠る(季語)
7年以上前
◆日高ボブ美 出演 「ラフカット2017 」 脚本 松本哲也(小松台東) 演出 堤泰之 6/7(水)〜6/11(日) @全労済ホール スペース・ゼロ https://t.co/H7vczQzAB0
7年以上前
【YAMAWARAU/SIZUYAPAN】 期間限定あんぱん、山笑う。 柔らかく、濃い抹茶餡と求肥の組み合わせです。 手土産としてもオススメ。 https://t.co/9AWaGvgxgI #抹茶
7年以上前
兵助「この季節の言葉で〔木の芽時〕や〔山笑う〕なんて言葉があるんだ。気になったら俺に聞いてみてくれよ」
7年以上前
@obashuji 「山笑う」、ケースうつさないでプラスチックの容器の中で数回混ぜただけでこういう状態になる
7年以上前
@komatsudai フォローありがとうございます!『山笑う』おつかれさまでした!!ガンバリマス→ 🌼劇団一の会Vol 42『裏切り』6/3~7🌼 @ワンズスタジオ 作 演出 https://t.co/dPjtqlhoCH #松本哲也 #小松台東 #原口健太郎 #劇団桟敷童子
7年以上前
山笑うという日本語もいい 春の微笑を通りすぎ 山よ 新縁どよもして 大いに笑え!
7年以上前
昨日は三鷹で大好きな監督さんと「山笑う」を観劇❗舞台ってほんと凄いなぁ✨とひとしきり堪能した後は、監督さんと二人🍀井の頭公園を抜け吉祥寺までてくてくマ~散歩…いやいやキミ散歩(*^^*)とっても気持ちの良いひと時でした❗❗あ☆翼さ… https://t.co/QXcFAje0KV
7年以上前
そうだ小松台東も観ました。松本さんは優しい人だなぁ…。私が苦手な人間の行動第2位「口をピチャピチャチッチ鳴らす」(あれなんなの?ただのクセ?どうしてあんな頻繁に鳴らすの?)を連発しながらも、最終的に切ない気持ちにさせられたエイジさん。引いて見たら何事にも穏やかにいられるのかな…
7年以上前
小松台東『山笑う』観劇。壮大に革命を描くのも演劇なら、ひとつの家族の葛藤を描くのも演劇。いちばん身近な人に素直になれないって切ないなぁ。小松台東は初観劇でしたが、宮崎弁がやさしい、しみじみとした良い作品でした。座る位置を変えてもう一度観てみたかったです。
7年以上前
山笑う、は春の季語で、潮垂る、は涙を流すって意味の古語ですー!
7年以上前
来週から新宿でラフカット始まります。今日も小松台東の稽古。『詰まる所』。おもろいです。
7年以上前
ありがとうございました!小松台東「山笑う」
7年以上前
@NoguchiOriginal 少女ミウは完全に抜け漏れてて、気づいたらチケットなくなってました…。小松台東もしみじみ良かったですね。いい舞台が続くと、本当中毒になります。
7年以上前
@fudge_2002 小松台東と少女ミウを観て、今月はもういいかな、と思ってたんですが、ツイッターをみてるとこの2つがやっぱり気になります…。いやー、いい芝居いっぱいなのは嬉しいんですけどねー!!
7年以上前
今、暮らしている所は、いつもどこかで鶯が鳴いている。山笑う日々。
7年以上前
小松台東「山笑う」 面白かった。 笑ったり、しんみりしたり。 お茶の上にかざす手が、母と兄妹、兄嫁も含め家族を結んだのかな。 登場人物みんなの今後も少し覗き見てみたい。 あのお人好しさんと妹は、これからどうなっていくのか。 いや、いい人で終わる可能性も大だけど(笑)。
7年以上前
小松台東「山笑う」終演しました。初演の時から大きな劇場で再演できる作品を作りたいと思っていたので、三鷹の星のホールで再演することができて、そして沢山のお客様に観ていただけて私は本当に幸せでした。いつか10年後かにまた出来たら。なん… https://t.co/tuerFqBacm
7年以上前
山笑う/小松台東③という見事な台詞と構成。田舎や家族の面倒で嫌な部分を晒け出しつつそれでも切り捨てられない微妙な心情と、最後には微かな希望を切なく描き心に沁みる。まずは全員のキャラ設定が素晴らしくそれを体現する役者も見事で宮崎弁と… https://t.co/mMSENGaqFw
7年以上前
山笑う/小松台東②いたって真面目で爆笑するのが憚られ必死に堪える。キングちゃんの冷やし漫才王みたいだけど再演なんでこっちが先だよね。後半には兄の奔放な酔っ払い幼馴染や兄の発達障害の息子を登場させ新たな笑いが増すと同時に、各々の日常… https://t.co/HzTUva935S
7年以上前
山笑う/小松台東①でき婚で早く家を出て故郷に暮らす兄と母との二人暮しが辛くて東京に出た妹が母の通夜で久々に顔を合わせるが妹は恋人同伴だ。行間から家族の関係性や様々な思いが滲み出る会話劇の傑作。通夜の控え室の重い空気の中で冒頭から次… https://t.co/qXasYWKb2v
7年以上前
兵助「この季節の言葉で〔木の芽時〕や〔山笑う〕なんて言葉があるんだ。気になったら俺に聞いてみてくれよ」
7年以上前
5月に観た作品たち、素晴らしい 『アンティゴネ~時を超える送り火~』 森山開次、シルヴプレ、少年王者館、ジゼル・ヴィエンヌ『腹話術師たち、口角泡を飛ばす』『TTTTT』『バージン・ブルース』ミュージカル『人間の条件』『雨と猫といくつかの嘘』『山笑う』『東海道四谷怪談₋通し上演₋』
7年以上前
◆日高ボブ美 出演 「ラフカット2017 」 脚本 松本哲也(小松台東) 演出 堤泰之 6/7(水)〜6/11(日) @全労済ホール スペース・ゼロ https://t.co/H7vczQzAB0
7年以上前
小松台東『山笑う』。「山笑う」、か。春の風が一瞬、母の記憶を運んで来たみたいな素敵な舞台でした。カーテンコールで涙ぽろぽろ。客席から出るところにもう一つ素敵な、本当に素敵な演出があって劇場を出ても涙が止まりませんでした。
7年以上前