公演情報
「MTF」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
牧歌的な風景を残した地方都市、その地元高校に集う学生たちの青春群像劇。テーマの訴えは弱く表層的とも思えるが、その内容も含め、青春時代の恋愛・希望・懊悩などを高校時代から20歳代後半までの10年余にわたる時間を生き活きと描いている。”とどかない言葉”は、青春時代だけではなくどの年代にも共通したもどかしさがある。その象徴的とも思えるような言葉が随所で聞かれる。
テーマに拘って観るというよりは、この悩みの特別な見方・扱い、その考え方に一石を投じるというところに意味があるように思えた。それは地方という閉鎖的な環境・状況ということではなく、日本の社会全体の風潮のようで、その縮図を描いているようだ。
本公演は、平成29年度(第72回)文化庁芸術祭参加公演。
(上演時間2時間) 2017.11.1追記
満足度★★
作品的には表面的で深さが無いかなぁ・・・とかは感じたが
性同一障害ってゆうものを紹介・説明するには
まぁよいのか・・・・・でも作品としては~開演11分遅れるしなぁ
あまし精度は無いかしら
と思えた2時間+アフタートーク15分付きの作品
満足度★★★★
中村中さんの唄う『友達の詩』で表現するところの大切に想う人との距離感のあやうさ、哀しさを痛感してしまう作品でした。
何でも本音で分かり合える間柄であれば申し分ないが、今の関係性を壊したくないがために発生する距離感。
友情であれ愛情であれ間違いなく相手を信頼し、思う存分に気持ちを共有したい思いは一緒のはずなのに段々遠ざかっていく物理的・精神的距離感がせつなく、羨ましいほど真っすぐな性格であっても報われるとは限らないのもせつない。
トランス☆プロジェクトさんは一貫して性同一性障害をモチーフにした作品を当事者と一緒に創り続けているそうですが、本作ではノーマルな人達の人との関わり合いや自分自身が何者なのかも同時に問題提起されており、何だかもういろいろと悩ましいです。
関わりたくない、関心もない人との対応マニュアルは簡単に(?)できそうですが、大切にしたい関係の築き方や自己表現にはいろいろなカタチがあって、あ~っもうホントッ悩ましい!