ドア 公演情報 「ドア」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 3.0
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★

    ■約75分■
    弛緩した演出が緊密に書かれた原戯曲を台無しにしている。動きや声を揃えるべきシーンで揃っていなかったり、失笑を誘うほどに小道具がチャチかったり、これでは素人芝居。
    プライバシーの尊さを主張する原作を共謀罪法施行後の世界に結びつけたり、脚本面では努力が感じられたが。

    ネタバレBOX

    この団体、先述の小道具をはじめとして美術へのこだわりが稀薄すぎ。
    プライバシーの尊さ、さらに進んでプライバシーの妖しさをテーマとしながら、隠れ家やそこへ通じるドアを魅惑的に視覚化できていないのは致命的。なにも、物理的に部屋やドアを作る必要はない。ドアをドアノブだけで表現したり、妖しい隠れ家を照明のみで視覚化したり、やりようはいくらでもあるはずなのだ。
    それから、稽古不足。これは観客のほとんどが感じていたのではないか?
  • 満足度★★★★

    未来か過去か、このような閉塞感は味わいたくありません。

    ネタバレBOX

    五人組みたいな感じで地域住民を監視する閉塞感溢れる社会を描いた不条理劇風作品。

    共謀罪ができることを予知していたのか、治安維持法時代を描いたものなのかと思いながら観ていましたが、ラスト近くでリリー・マルレーンが聞こえ得心しました。

    人間とはわがままなもので、ドアとは隠れ家のドアのこと、見えない少女たちは強制収容所に送られ死んだユダヤ人少女と分かると、その後の数分が不必要に思えて仕方ありませんでした。

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