公演情報
「夕顔」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★★
鑑賞日2017/08/23 (水)
昭和の懐かしい雰囲気を醸し出す作品が多い印象を受ける日穏-bion-さんのお芝居。今回は時代設定は現代のようでしたが、栃木のかんぴょう農家を舞台とした内容のためか、やはり舞台セットなどは懐かしい雰囲気。個人的にはこの日穏さんの昭和テイスト感は好みなので今回もこの雰囲気が感じられて良かったです。ストーリーも色々と伏線を張り後々にリンクしてくるような良く創り込まれた内容。結末は少し予想とは違う展開でした(心臓の病気をしたという話が出た次女が雨の中飛び出すシーンがあったので、次女に何か起きるのかと思っていました)が、クライマックスのシーンは感動的でした。役者さんの栃木弁も自然で違和感なく観ることが出来ました。さりげなく栃木の自虐ネタやかんぴょうの知識を盛り込んでいた部分も良かったです。
満足度★★★
座席1階D列8番
今年冒頭にメロン農家が舞台の劇を観て、いわゆる農家モノ作品も作り方によっては優れものになるなぁと思っていたが、今回栃木のかんぴょう農家が舞台の劇という案内を読んで、さてかんぴょう農家のどんな一面をどう料理した作品なのか興味が湧いてきて観に出かけた。もちろん、スタート9年目の劇団であるそうだが、観るのは初めてである。
舞台は、栃木県にあるかんぴょう農家の川上家。農家を守る長女・夕子、芸能界に入りたくて家を出、最近急に舞い戻ってきた次女の夏実、小学校の教師である三女の苺子。家族を捨てた母親への思いをきっかけにひびの入った次女夏実と有子の感情的葛藤を核に、夏実の元恋人や苺子に恋する男性、アル中から立ち直って村おこしに協力する男などを巻き込んで、村おこしのイベントである音楽祭開催日を中心に描いた悲哀劇。夏実の心臓病と苺子の急死によって、夕子と夏実にかつての姉妹愛が戻ることになる、その過程が観る者の心を悲しみに包む。
そうした悲しみに清涼剤のように時折観客に笑いを起こさせる地域おこし協力隊員の存在は重要であり、なかなかの妙演であった。
役者個々の役作りの深みに欠ける面があったのは残念だが、総じて言いたいことは観客に伝わっていたと思う。
笑わせどころ、泣かせどころは、よくツボを押さえていた。
舞台と音楽との関係性にも、さらなる研究が必要かもしれない。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/08/27 (日) 12:00
栃木のかんぴょう農家の3姉妹を軸とした物語。人物の設定も良かったし、無駄のない演出も良かった。出演者のみなさんがみな芸達者なのでまるでネイティブな栃木訛りもはまった。笑わせようとする芝居ではなく、観ていると自然と笑えてくる仕草や言葉が好感持てるし、中盤からのシーンでは涙をこらえるのに必死になったほどだったんだけど、これも強引に泣かせに入った感はなしで良かった。
脚本、演出、キャスト、みんな好みで大満足の芝居が観れた。もう一度観たい。家族にも観せたい。
満足度★★
役者が皆、自然で素晴らしく上手くて素敵。砂利の音が情緒を感じさせるセットも良かった。
しかし演出と台本が気になる。最初のうちは新鮮だった展開が段々パターンに感じられてくる。
一番の原因は「過去」に強い説得力を感じないからかもしれない。
現在を肯定する為にマイナスの要素が用意されているだけのように感じられ、そのせいで人生の愛すべき残酷さが薄まり、
結果的に作劇を通して自己愛を見せられているようで共感しにくい。
掛け合いなど、公的な部分は役者たちはとても上手く、それだけに私的な部分が線が細く、核心近づくほど物語が薄まるのが勿体なく感じた。
満足度★★★★★
過去に2回観させて頂き、とても良かったので今回も楽しみに伺いました。
今回もとても素敵な公演でした。。
脚本も演出もキャストも舞台も…
夕顔だから当然でしょうが、
このストーリーは夏でなければ合わないと思いました。
夏のギラギラとした空が見えた舞台でした。
日穏さんに出演される方はどなたも観客を引き付けます。
都合が合えば、また伺いたいと思います。