不謹慎な家/佐藤さんは殴れない 公演情報 不謹慎な家/佐藤さんは殴れない」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
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  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/05/14 (日) 15:00

    『佐藤さんは殴れない』MCRでしか観れないとびきりの会話劇。オープニングから笑いに笑った。独特のピーキーで毒のある笑いが純愛ストーリーに乗っかって、在り得ないもの同士の組み合わせで逆にリアルが際立つ。堀靖明が凄く良かった。
    『不謹慎な家』。『佐藤〜』に引き続いて笑いが凄い。シチュエーションと台詞センスと間が流石。櫻井智也の凄さって展開と言葉選びの読めなさ具合だと感じているが、それがナンセンスじゃなくて物凄く説得力を伴って納得度が高い。無茶苦茶やるんだけど、それをひっくるめてアリなんだ!ってなる

  • 満足度★★★★

    『不謹慎な家』を拝見。

    えっ、何これ?なんでこんなに可笑しいの?と思いつつ観ていた。まあ、この劇団の作品はおおむねそんな感じかもしれない。

    恋人が人を殺して捕まった。みのりは彼を待つと言う。昔からみのりを想っている濱津は、彼女の論理に圧倒され、彼女の感情に翻弄れつつ、彼女を見守っている。

    夫や恋人が刑事事件の犯人として刑務所にいるという境遇を同じくする女たちが集まって一緒に暮らすことになる。一人では揺らいでしまうかもしれない「待つ」行為は、客観的には共感を得難いことなのかもしれない。たとえばみのりの恋人に殺された人の遺族にしたら、犯人が早く自由になって欲しい、という彼女の想いは不謹慎なものなのだろう。

    そんな中、みのりが一人の男を連れてくる。新しい恋人ではないし、浮気でもない、待ってることに変わりない、とみのりは言うが、男の側はそうは思っていない。彼はかつて刑務所に入っていて恋人に去られたことがあり、「君は待てないと思う」と言い切る。

    待っている女たちもそれぞれの事情や複雑な想いを抱えている。その家にいるのはつらいけれど、彼女の抱えているものを理解してくれそうもにあ世の中にひとりで向かっていくのはもっと恐ろしい。

    題材はそうとう深刻だし、展開だって明るいばかりじゃないし、そもそも登場人物がメンドくさいヤツばっかりだ。でも、破天荒な登場人物の破天荒な言動に翻弄され、呆れつつやっぱり笑ってしまう。

    笑ってるうちに、行き場のない想いが積み重なって、ジンワリとあたたかい何かが胸を満たす。不安や孤独をアクの強い笑いで彩りつつ、彼らの見せる切実さが観客の胸を打つ。そして彼らがとても愛しくなる。この、じんわり愛しい感じが、MCRの魅力なのだろう、と思った。

  • 満足度★★★

    ■『佐藤さんは殴れない』鑑賞/約80分■
    MCRにしてはねじれが足りない。加えて、何が主張したいのかもうひとつ伝わってこなかった。

    ネタバレBOX

    伊達香苗の風俗嬢のシーンには、いけないと思いながらも高揚してしまった。
  • 満足度★★★★★

    MCRらしい、笑いと感情に溢れた作品2つ
    登場人物の吐き出す言葉がとにかく笑える。別にギャグみたいなことやボケ・ツッコミみたいな会話ではないのに、真面目に言っている状況であったり異空間な状況を作り上げる言葉が楽しい。
    パンチラインだけで構成された場面もあったり、笑いの残響がこびりつくような言葉があったりする。
    今回は笑いと感情の比率は笑いが多めだけど、それでも振り幅あって心が揺らされまくって最高だった
    「佐藤さんは殴れない」の方は元ネタ知っていると笑いが2割増しになるが、知らなくても面白い。堀靖明さんのパワーが炸裂していて、不謹慎な家よりこっちの方が一歩ぶっ飛んだ感じ。時々まっとうに感動するような会話の時も絵面がおかしかったり、でもしっかりと受け止めようとすれば感情に作用する。

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