満足度★★★★
小林
若いカッポーが花火見てたらドーンドーンて強烈な光に襲われてミクロ化して虫と同じサイズになっちゃうって話。
そんで女性の方が蜂に誘拐されて男の方がキリギリスとハエとアリたちと一緒に彼女を取り返しに行くっていう話。
開始数分で目当ての役者(虫)が蜂の家臣のゴキブリに殺されちゃった時にはマジどうしようかと思ったけど、何でも願いが叶う石のおかげで生き返ってホッとした。その石をめぐって、病気の女王を助けたい蜂軍団と、蜂の家臣のふりをして独裁者になろうとするゴキちゃんと、そして彼女を取り戻したいミクロ人間と仲間たちが入り乱れます。
観劇(感激)ポイントは、クライマックスの一体感。全役者がステージに登場する場面があるんだけど、そんな劇って小劇場ではめったにないこと。それが総出で人質を盾に石の取り合いを繰り広げるから、おもしろおかしくて目が離せないです。
あと途中から人間軍団の仲間になるクワガタの又兵衛がかっこよくていい味出てました。羽のないハエ・小林も…。役者の名前も小林で、彼はいつもやられキャラのおいしい役。なぜ彼だけ本名なのかは謎でしたが、一緒に見に行った人が偶然小林君だったのでちょっとウケました。ちゃんちゃん。
満足度★★★
ちゃんとばかばかしい…
先日行った、WHATCOLORの企画公演で、クールな(笑)刑事役を演じ、その笑いの間と相方の吉井由紀さんとの掛け合いが、各方面から多くの評価を得ていた、瀬戸宏一さん。
その彼が主宰している劇団、東京凡人座を観に行った。
彼らは本公演以外にも、環境をテーマとして、子供達が親しみやすいヒーローショー形式で行う芝居、「環境戦隊 エコレンジャー」の活動も行っている。
ちなみに今回の公演では、チケット料金のうち200円を「緑の東京募金~海の森への植樹~」へと募金するとの事だった。
フライヤーのあらすじを読んで、あまりのばかばかしさに笑ってしまった。
蜂に誘拐されて、ハエとバッタを従えてって一体どんな話しなんだよと、期待を込めて劇場に足を運んだ。
シンプルでわかりやすいストーリーで、安心して物語の世界観に引き込まれ、めいっぱい笑わせて貰った。
満足度★★★
中和
結構笑った。言ってしまえば子どもっぽいファンタジーなんだけど、ちゃんと笑いにして中和していた。逆に中和していないところはちょっと痛かった。
役者のキャラクターが良く活かされていたように思う。金井麻衣子さんと小林達明さんが好演していた。鈴木雄太さんは陶酔してしまわないところが良い。