終のすみか 公演情報 終のすみか」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
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  • 満足度★★★★

    キッチリとした濃密な会話劇。かなりハイブローで、ボーとしていると置いてきぼりをくらいそうでした。緊張感を強いられましたが、充実した時間を過ごせました。身に沁みます。

  • 満足度★★

     何を言いたいのか、当パンを読んでみても観劇後にもよく分からない作品である。描かれているのは、表向きの反応と内面に齟齬があり胸襟を開けない親子、男女、夫婦、内縁関係等々の関係を持つ人々のぎこちない距離感と鞘当、互いに居場所が見付からない者同士の苛立ちの応酬等々。

    ネタバレBOX


    そこに未だ還暦迄2~3年のこの複雑な家族構成を作った父親の認知症発症や、別れた妻の死後ふいに現れた娘とその夫(だが正式に離婚しているのか否かも曖昧)と関係総てが曖昧模糊とした中で展開してゆくので観ている者には不快感しか齎さない。といってディスコミュニケーションを積極的に描いている訳でもなく、曖昧模糊をそれ自体として問題化しているようにも見えない。総てが三人称的視点を欠落させているのだ。
    役者陣の健闘はあるものの、本が徹底性を欠いていて、自分には評価できない。本の評価は1、役者の演技は4、演出は2、そしてスタッフの配慮が2。総合評価2とした。
  • 満足度★★★★

    修復不可能なほどにこんがらがった紐が時間やきっかけで解けていく嬉しさと、それと同時に痕が残ってしまい戻らないものがある悲しさの両方を感じました。どこかへ行かねばと思いながら動けないもどかしさも細かく表現されていて面白かったです。

    ネタバレBOX

    途中大阪に帰るという言葉が何度も交わされまして、母親が絶縁状態で帰れないとの設定が出てきます。東北への長期ボランティアに関わっていたのだから、大阪に向かうなど造作もないはずなのですが、それでも主人公たちが大阪へと向かわないのは、心理的な距離の遠さだけではなく、前に踏み出せない主人公たちの象徴でもあるのかなとも感じた次第です。

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