満足度★★★★★
シンギュラリティーという概念は現代人なら既に誰でも知っていよう。その内実となると知識のレベル、イマジネーションの差で大分違ってくるだろうが。
満足度★
セットの造作は良かったのですが AIの事もネズミの事も理屈っぽくて私の好みの芝居ではなかったのです。「みな兄弟」の意味って・・・ 彼女のことを言いたかったのかな? 伝わってくるものがなかったです。
満足度★★★★
初めての劇団さんでしたが、開演前から既に役者さんのお芝居が始まっているという凝りようでした。AIというテーマは深かったですね!少し好みのテンポではなかったのでその点だけ残念でしたが、じっくり台詞を味わう方にははまる演技だと思いました。私は台詞よりも表情と間と仕草を楽しんでしまうほうで…。
満足度★★★
鑑賞日2017/03/12 (日)
座席1階2列
劇団オンガクヤマ『みな兄弟∞』 於:遊空間がざびぃ
最近よく見かけるAIやシンギュラリティをテーマにした作品。
意味深で思わせぶりな布石が散りばめられていて、後半それらが効いてきます。
全てが明らかになるわけでは無いのでモヤモヤとはするのですが、いろいろと考察するのが楽しい。
舞台セットがかなり本格的です。
開場時間から舞台上での演技が始まっていて、開演時間になると自然に始まるスタイルは
平田オリザさんの青年団の演出を彷彿としました。
スッと作品に入り込めて良いですね。
満足度★★★★★
日常性と擦れ合う違和感。むずむずされる側になる、ネズミが見えないの?と見下される、そんな A(K)I ちゃんが足元に・・・? 経験や実感さえ記憶・記録に収納されると思えば心もとなく、複数の ”アレ” を見出す「意識」を置き去りに本質的な不合理性に帰着する悲観に慄く。