満足度★★★★★
無題1983(16-273)
20:00の回(晴)。
19:50開場、20:07開演~21:07終演、~21:14トーク終了(佐東さん、鰐川さん)。
タイトな白と揺れる赤。
佐東さんの舞はどんなに激しく動いてもカラダを包む空気はそよともせず、鰐川さんの舞は闇夜に唸る轟音のごとく激しく攪乱し、またはすべてを吸い込む..ようにみえる。
Breadの「if」ですね。
満足度★★★★★
無題1979(16-269)
20:00の回(晴)。
19:45着、受付しB1へ、19:53開場、20:05開演~21:05終演、21:11トーク終了。
佐東さんのソロ(前半の3日)。
白と黒が入れ替わる、輪郭の内側と外側が入れ替わる、幾何学模様を画く照明、楽曲は無限に、重なり合いながら浮かび続け、ノイズが場を吹き飛ばす。
とても深い、宇宙の最果てで起きているような印象。そこで動くことが出来るのは機械のカラダ、白い、モノリスを思わせるような身体、均一な今にも凍りつくような世界に永遠に沸点は訪れず、独り舞うものだけが発する熱(熱意、感情)は緩やかに、やさしく漂っている世界。
And は同時性を示すのか、またひとつアップデイトするということなのか。
イヤでも五感と思考を刺激する作品、小さな世界と大きな世界が並行、イメージが膨らむ。
ここでもやはり「200年宇宙の旅」で感じたものがあるように思ってしまう。機械のカラダには人工知能(AI)...終演後、正面に映したもの(照明)は「AI」という意味(形)かと質問したら「ちがう」と却下される(?_?)、でも考えすぎもまた楽しい、「お願い誰か私を 止めて」とはなりそうにありません(笑)。
今年度最後のアップデイト、次はシアターX「白痴」。