唐十郎×シェイクスピア 公演情報 唐十郎×シェイクスピア」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-4件 / 4件中
  • 唐十郎とシェイクスピア!!
    ミスマッチと思いきや・・・!?

  • 満足度★★★★★

     今作は、演劇人、詩人、文学者としての唐 十郎展の関連企画として2016年10月に1度だけ上演されたものに若干作品を加えての上演で、形式は朗読。

    ネタバレBOX

    上演作品は、順に「焼き鳥屋のハムレット」「リチャード三世」「口説き屋ロミオ」「蜂のタイテーニア」。テキストは岩波書店発行の「劇的痙攣」所収の「シェイクスピア幻想」だ。
     単に朗読というより、リチャード三世では、脊椎カリエスを患ったような彼の歪な体型の形態模写や、ギター、ハーモニカ、モンゴルの楽器であろうか、金属片を口に挟んで音を出す楽器、その他水音を表現する擬音発生器などが活躍する。後半、練習時間が無かったのか、一人だけ噛む役者が居たものの全体として非常にレベルの高い作りであった。殊に西村 俊彦、山田 志穂(劇団民藝)の役を生きるような表現が素晴らしい。
     また、演じられた四作で、起承転結の形式を踏む構成と発想も良い。このような公演がまたあるならば是非出掛けて行きたい公演である。
     
  • 満足度★★★★

     今作は、演劇人、詩人、文学者としての唐 十郎展の関連企画として2016年10月に1度だけ上演されたものに若干作品を加えての上演で、形式は朗読

    ネタバレBOX

    。上演作品は、順に「焼き鳥屋のハムレット」「リチャード三世」「口説き屋ロミオ」「蜂のタイテーニア」。テキストは岩波書店発行の「劇的痙攣」所収の「シェイクスピア幻想」だ。
     単に朗読というより、リチャード三世では、脊椎カリエスを患ったような彼の歪な体型の形態模写や、ギター、ハーモニカ、モンゴルの楽器であろうか、金属片を口に挟んで音を出す楽器、その他水音を表現する擬音発生器などが活躍する。後半、練習時間が無かったのか、一人だけ噛む役者が居たものの全体として非常にレベルの高い作りであった。殊に西村 俊彦、山田 志穂(劇団民藝)の役を生きるような表現が素晴らしい。
     また、演じられた四作で、起承転結の形式を踏む構成と発想も良い。このような公演がまたあるならば是非出掛けて行きたい公演である。
     
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/01/29 (日)

    朗読劇ということでしたが、セルフ効果音やギター演奏があったりと、エンタメとしても最後まで楽しめました。唐十郎によって現代のシェイクスピア劇の表現もテンポがあって面白かった。

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