サバイバーズ・ギルト&シェイム 公演情報 サバイバーズ・ギルト&シェイム」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★★

    今日的な話題を中心に、歌とダンス、大いに笑って、でも泣けてしまう鴻上さんらしい作品。
    サバイバーズ・ギルト-生き残ってしまった者の罪悪感-
    ホント、鴻上さんらしい作品です!
    新しい今の概念「サバイバーズ・ギルト」をテーマに、
    震災からの生き残り、戦争での生き残り、
    いまや身近になりつつある戦争を、
    歌とダンスなどちょっと前の小劇場演劇の体裁(大好きです!)で、
    とっても笑える悲劇として表現。
    芝居の中に、当たり前のように戦争があって、
    そんな時でも、みんなで映画を作って(映画の内容も重要)、
    その過程ですこしずつみんなの心が通い合う。
    ほんと、面白くて、泣ける。

    そして、
    「仮面ライダーゴースト」スペクター役だった新鮮さわやかな
    あどけなさの残る山本涼介さん、
    かわいいきれいだけでないテキパキさと地声がいい南沢奈央さん、
    終始厳しい表情で武骨で歌が命の伊礼彼方さん、
    一生懸命でも嘘くさい?大好きな片桐仁さん、
    とぼけた表情でも哀しい過去を背負った大高洋夫さん、
    ほんわかあったかいけど強いおかあさん長野里美さん、
    絶妙なキャスティングでした。

    ネタバレBOX

    力で押し切るように、畳み込むようなラストの展開もまた爆笑、
    そして泣けました。
  • 満足度★★★★

    二回観劇
    一回目
    何だろう。自分にはあまり響かなかったというか。主人公が映画にこだわる気持ちに感情移入できなかったからかな。劇中劇の為だろうか。
    千秋楽でもう一度確かめてこよう。
    二回目
    一回目と変わってないのに、一回目より心にしみたのは、自分の理解力の弱さの証明?
    伊礼さんの歌良かったなぁ…特に「生きてることが辛いなら」
    歌の力の凄さは鴻上さんの芝居の特徴だとも思う
    気になっていた、劇中の映像がリアルタイムと確認できてよかった

  • 満足度★★★

    大高さんの芝居に味
    鴻上さんらしいメッセージ性に満ちた悲喜劇でした。
    映像の使い方に感心。

  • 満足度★★★★★

    サバイバーズ・ギルト&シェイム
    HPのSTORYに「抱腹絶倒の爆笑悲劇」とありました。戦場から帰って来た男を迎えた、新しい家族になる予定のお父さんが一瞬見せる意外さの理由。男が作る映画のラストシーン。今思い出しても胸が痛いです。

  • 満足度★★★★★

    約115分
    日本人には馴染みの薄い、サバイバーズ・ギルトという概念。これを光源に生というものを照らし出してくれる、力強くて見応えのあるお芝居でした。

    ネタバレBOX

    伊礼彼方さんの歌う森山直太朗『生きてることが辛いなら』が沁みました。
  • 満足度★★★

    観てきた!
    重いテーマでありながら軽妙で笑い飛ばせるようなエンタメ劇に仕上がっていて鴻上さんらしい作品だなぁと思いました。
    ど派手な演出も印象に残りました。


    作品とは全然関係ないのですが、、、
    チラシが袋詰めされていたのが良い!です。
    ライブやコンサートと違って、舞台は商業演劇でも袋詰めされていないことが多くって。。。

    ネタバレBOX

    チケット代に見合った満足度を得られたかというと疑問です。
    個人的には今一つ物足りない感じがしました。
    全体的にテンポが今一つでしたし(特に映画製作のくだりが冗長に感じました)、
    一部役者さんのセリフが物凄く聞き取りづらかったのも気になりました。
    (公演が進むにつれて改善されるのかも)
  • 満足度★★★★

    お見事!
    流石、鴻上氏。強い反戦メッセージを持ちながら、見事なエンターテインメント。しかしながら、人の目を気にせず生きられたらどんなにラクだろ。

  • 満足度★★★★★

    いい人選
    ある瞬間にいいなと思いました。

    ネタバレBOX

    玉砕して死んだと思って家に帰ってきた青年、死んだのは自分だということを知らせに来た上官、空爆で部員が死んで自分だけ生き残ったと悩む映研の女子大生、青年の母が再婚しようとしている相手は26年前に津波で妻子を亡くしていて、青年の兄は心臓が悪くて徴兵されず引きこもっていて、そんな状況下で青年は消える前に生きた証として女子大生を主役に「ろみ男とじゅり」の映画を撮ろうとする話。

    災害や戦争で生き残ったことを罪悪に感じたり、恥ずかしく思ったりすることを描いた作品で、津波があった地震から26年、日本が戦争をしているなどの近未来は如何にも鴻上作品的だと若干食傷気味、延々と撮影風景が続くとまだ先が長いとうんざりもしました。

    ややぽっちゃり系は鴻上好みだなと思いつつも、サイエンスZEROの南沢奈央さんの美貌と声の大きさに感心したり、片桐仁さんの熱演に感心したり、お母さんの再婚相手の奇行の原因が分かったりして引き込まれていきました。そして、本当に死んでいたのは誰かということにふと気付かされる瞬間にいいなと思いました。

    その他大勢というか、その他少数は、不要とばかりに影絵や声だけで処理していましたが、きちんと役者を使っても良かったのではないかと思いました。
  • 満足度★★★★

    フレッシュでさわやか
    鴻上らしい視点のステージ。フレッシュでさわやかで、笑いも溢れたあかるい雰囲気だったが、こんな未来嫌だ。

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