満足度★★★★
鑑賞日2016/10/19 (水)
価格2,000円
登場人物がエキセントリック過ぎな上にストーリーは「やおい(ヤマはあるが代わりに病んでいる)」なのに各種表現が独特(「バカだねー!(笑)」を含む)で最後まで飽きずに見せてしまう変テコな芝居。
冒頭シーンのアイデア、「アレ」をプロジェクターで投影すること、わずかな転換で異なる場所を表現すること、当日パンフレットに役名が出ていない役者の使い方、全体を囲んだ美術などに感心。
独特のクセがあり好き嫌いが分かれるのでドリアン的?(笑)
【勝手にキャッチコピー】これが、美大出身者の、やり方かあ~っ!(おかずクラブ風)
満足度★★★★
楽しめました
猟奇的でエグいのかなーと思っていましたが、結構真っ当で笑える話なんですね。ちょっと拍子抜けしましたが、楽しめました。映像の使い方がうまい。
満足度★★★★
思いのほか色モノではなく
面白かった。色モノかと思いきや、真っ当な芝居で、意外であった。
演技が自然で、かなり奇妙な人物設定に説得力を与えていた。
空間を上手に利用していたり、話の展開が無理無かったりと、演出のセンスが良かった。役者も魅力的。
満足度★★★
もう一捻り
なくなった両親の身体を肥料にした土で形成した粘土を使い人体塑像を創るヌード教室の3兄弟、って設定は抜群に面白そうなのに、拍子抜けするくらい盛り上がりに欠けるお話。フェスの秘密もタイトルにするほどのエピソードかな?
満足度★★★
体当たり演技?
何となく、お笑い番組を観ている感じで、何を伝えたかったのか分かりませんでした。笑わせる要素が下ネタなので、好き嫌いが分かれる舞台かな・・と。ですが、主役の方のラストの体当たり演技(勇気?)には、衝撃と可笑しさで笑ってしまいました(星をひとつ増やしました)。一見の価値はあるかも・・と、思いました。
満足度★★★★
思惑が交差するヌード教室
気になるヌードモデルは男性の方でした(笑)
突拍子もない遺言書に振り回される遺族達を描いたストーリーの妙もさることながら、主人公男性の大人になりきれない劣等感、恋心、嫉妬など心情表現が全面的に引き立った作品でした。
こちらの劇団は、“ちょっとこじれてしまった男”の内面に関しての表現力が、かなり秀でていると思います。
女性陣はキャラで好演している印象でした。
主人公が一人っきりでいるシーンでは、その仕草、行動だけで、今何を考えているのかがバシバシ伝わってきて面白く、シ~ンと観客の集中力が高まる中、役者の息づかいのはっきり聞こえる間近な距離で、まるで自分が透明人間になって人間観察しているみたいで奇妙な感じでした。
本当にこの演出は面白いので「あっ、今ここで大笑いしたら、このリアルな空気を壊してしまうっ。」と笑いを堪えるのに一苦労です。
ちなみに複数の役者さんが出ているシーンでは心置きなく笑えます。
あとラストがメチャクチャいい感じでセンスあるなーと思いました。
名ラストシーン大賞の公募があれば私はここに一票入れたいくらいです。
満足度★★★★
妙なヒステリック空間が
面白かったです!
主人公のお兄さんが妙にヒステリックでサディスティック。
きょうだい3人が全く血がつながっているように見えない感じが、
逆に異常な家庭環境を想像させました。
笑ってはいけないような張りつめた空気感なのに、
クスクスくすぐられる感じが、
個人的にはツボ(笑)
狙いなのかもしれないのですが、
演技エリアと客席エリアの境目がなく、
まさに自分も美術教室にいて、
全ての現場を一緒に目撃している気分になるのですが、
どーしても自意識が働いて落ち着かなかったです(笑)