わたしたちは生きる、このすばらしきワケありの世界で。 公演情報 わたしたちは生きる、このすばらしきワケありの世界で。」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    ICRPも信用できないんだよ
     零場では、茨城から来たという37歳のオモシロピエロ氏が、開演前から大道芸で良く見かける風船での物作りやマジックを披露してサービスしてくれており、中々行き届いたサービスに感心する。

    ネタバレBOX

    その後、脈絡があるショートストーリー10話が上演される。第一場:朗読の時間第1000回[すずめのお宿] 二場:ホテル 三場:おんなたちと地獄の総務部 四場:ランチタイムと奇跡の人 後場:奥様は主婦 六場:バリウム賛歌 七場:牧場にいってきました 八場:朗読の時間第1111回[悪の牧場のテーマ] 急場:ナニワ食品㈱ 秋の社宅祭りだよ! 全員集合 十場:ワケあり 河内音頭 またピエロが登場して、円筒の上に板を3枚重ねバランスを取りながらジャグリングをする芸や手品、風船等を披露。バランス芸の危険を伴う芸なので矢張りハラハラしながら拝見した。また、風船では蛸や枝豆などあまり見掛ない作品を作り出して楽しませてくれた。因みに枝豆の風船は黄緑色で、鞘の中に豆が入っているという念の入れよう。
    ショートショート「バリウム賛歌など」では、折角医療被曝の話が出ているのに100ミリシーベルト以上で癌の出現率が高くなるというICRPやIAEAなど核推進派の主張をそのまま持って来ているのが残念。ICRPですら、閾値なしと最近では言い始めているのだから、この辺りのことをキチンと言っておくのが命を守る為に必要なのではあるまいか? 放射線防護に関しては、WHOもあからさまな嘘を述べ立てているのは、今まで何度も指摘してきた通りである。内部被ばくに関しても然り、上記の機関は総てその可能性を否定している。だが、イラク、コソボ、アフガニスタンをはじめDUが使用された地域での癌や奇形児の増加、白血病などの増加は統計的に明らかであり、これらの事実を公表した医師や研究者が殺害されたり、拉致されたまま行方不明となっていることを見てもどちらが正しい意見であるかは明々白々であろう。

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