革命について 公演情報 革命について」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★

    拙さと若さと熱さと
    全てひっくるめて、好印象でした。
    おもしろかったのかと言われると、よくわからないけど、良かった。

  • 満足度★★★★

    おもしろかったです
    関東が舞台なもので、西日本でずっと暮らしている私には、ぴんとこないところもありましたが。
    暑さに朦朧としたり、「ここ、いらないんじゃないの?」と思ったり、内輪のネタににやりとしたり、そんなところを全部ひっくるめて面白かったです。血が騒ぎました。

  • 満足度★★★★

    暑いけどお勧め
    当然ながら時間制限内で上演されなければならないため、あくまでもファンタジーの領域に止められている。
    人間的な悲惨や矮小さは抜きにして(ミカドのような変な権力のことも省いてある)、西欧的な社会観でなく、東アジア的な、循環するような社会、歴史意識が実は身近に埋もれて在ることを指し示した文明論的演劇。西部講堂でやるのに相応しい、2時間弱に納まったのが信じられないほどのダイナミックな巨編。実際の上演ではかなり苦しい時間帯もあったが、良くしのいだ。
    日本ではあの『吉里吉里人』等を代表格にして80年代の頭に幾つか大長編小説で出た“大きな物語”の系譜に連なるような劇。


    ネタバレBOX

    地震でダムが決壊し水没した群馬県の平野。大湿地で新都市の建設が始まると共に、奇病が蔓延し始める。一方阿波の国からは、ある一族の二人の乙女がクラゲの様な水面漂う群馬の新興街に遣わされ、また一方、山谷のドヤ街には“革命家”と呼ばれる花火職人が潜んでいた。...革命。語源的に解釈すれば命が甦る様に刷新されること。
    群馬の新興街と埼玉(?)を繋ぐ橋は奇病のために完成が遅れに遅れていた。山谷の宿屋にもゼネコンの開発の手が及びはじめた。
    一方群馬の大量のゴミは千葉へと運ばれ沖を埋立てていた。その海辺には前時代の旧活動家が巨大な竿をぶったてて鯨が来るのをまっていた。

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