満足度★★★
みんなでトリップ!古民家劇空間
住宅街の中に残る古民家に、夢うつつな不思議な空間が出来上がっていた。
小屋の大きさにあった演目。
これ、ねむシリーズとなるのだと思う。前回の公演も見てきた。今回はアコーディオンの生音が入り、上手に絡めていて良かったと思う。1人芝居なのだけど、大変面白い演出の工夫で1人が2人に、3人にもなっていて、違和感がなかった。話も大分分かりやすくなり、良かったと思う。
ちょうど雨が上がったときに見たので、風景も芝居の効果となって、絶妙であった。ラストは、映画を実物大で見ているような感覚になれた。
ちょっと、建物に頼っている部分が大きいかな。そこら辺のバランス、密度がこれから練られていくのではないかと思う。
満足度★★★★★
極上の時
古民家を、そのまま、アートスペースとしている会場。
天も味方につけての、奇跡的なシチュエーション。
ステージの和室、ぐるりの縁側は、開け放され、
雨の匂いに、雨の音・・・緑も生き生きと、素晴らしい。
そして、怪しい黄昏時から、夜の帳の降りる迄
しっとりと、生アコーディオンの切なく哀しい音色にのせて、
奈佐さんの1人芝居。圧巻!
極上の時を過ごしている感覚に浸り、
快飛行家スミスの世界に、どっぷり、引き込まれました。
満足度★★★★★
幻想の世界に誘われました。
のっけから妖しい雰囲気で始まるこの世界、最初から物語の世界に誘われます。
何処かで聞いたことのあるような、懐かしいアコーディオンの音色は、ピアノとは、また違ったレトロ感を生み出しています。
続きはネタバレBOXに。。