満足度★★★
繰り返し...
第7回せんがわ劇場演劇コンクール ファイナルステージ参加作品。今回は30劇団のエントリーがあり、その中で厳選された公演の一つである。
究極には、都市伝説の一つとして「核」不要を訴える。多くの不要なもの、抽象的な形象(都市中のCM音)を描くことで不条理を表しているような気もする。
パンフレットの説明によれば、「トマソンの祀り」は、都市の人間を観察し、そこに抱え込まれた無用さの事情へ想いを馳せる--たった一人で初める現代の「祀り」だという。その無用に思えるものを、観察したトマソンを「身体でもって出現させる」というもの。
(上演時間40分)