満足度★★★★
かなり涙しました。
白虎隊なお話。子供なのに大人に負けない会津魂。殿様の為なら…な純粋な心に凄く心に刺さり、子供をおくる父親、殿様の気持ちも伝わりました。後半はじわじわと涙が流れてました。
殺陣もよく、着付けもキレイで凄くセンスのよさを感じました。
これからめちゃくちゃ期待な劇団さまです。
満足度★★★★★
じわっと・・・・・
会津出身の私としては、会津人を会津魂を、潔く美しく描いて頂いた事、実に嬉しい限りです。“こづゆ”とか“飯盛山”とか懐かしい単語も心そそられました。
いつも思うのですが、こちらのお話に悪人はいません。登場人物たちは否応なく押し寄せる時代の波に翻弄され、戦っている。その立ち向かわなくてはならない彼らの姿勢がいつも美しい。それがこの劇団の大きな魅力だと思います。今回も少年達のあまりにも真っ直ぐな想いに涙がじわっと溢れてきました。前回は使いこなせていなかった舞台の大きさも、今回はしっかり使いこなしていたようにも思います。
あえて、難を言えば、舞台栄えを考えると少年らしい白があれば(襷でも鉢巻でも)、もっと映えるのではないかと。また、その彼らの苦難が短すぎる気がしたのは、彼らが素直すぎる少年だからなのでしょうか?もう少し出撃から自刃するまでにもう少しボリュームが有ると良いのではと感じました。
満足度★★★★★
涙です・・・
まずは劇場に入って感じたのは 劇団員の皆さんが すがすがしいほど礼儀正しかったこと。それがすでに白虎隊の精神のように感じました。年端もいかぬ少年達の殿を藩を愛する心が切なかったです。この少年達を見ていると藩主の人柄さえも伝わってくるような。観劇出来たことに感謝です。
満足度★★★★★
儚く美しかった
白虎隊の本を読んだ事があり、飯盛山も2回訪れた事があるせいか、話が分かり易く感じ、集中して観る事が出来ました。若い白虎隊の熱い気持ちや志、故郷を思う気持ち・・役者さん達の熱演もあり、とても伝わってきました。死ぬ覚悟で出陣する気持ちというのは、平和な時代を生きる私には想像を絶しますが、本当に儚く切なく、強く美しく感じました。もっと殺陣があると、更に見応えがあるかと思いましたが(黒崎さんの殺陣は素晴らしいので・・)、熱く感動の舞台で満足でした!
満足度★★★★
会津魂を観る
幕末の物語は、その視座によって描き方が変わる。例えば、新撰組などは暗殺集団と言われ、後には賊軍という汚名を着せられても魅力ある物語になる。本公演で描かれる会津藩・白虎隊は日本史の教科書に載るほどであるが、その魅力は何であろう。
それは、混迷を極める幕末において愚直なまでに至誠を貫く姿...それも十代の少年たちの一途な思い、そして悲劇性が後世の人々の心を打ったのかもしれない。本公演では、そんな思いが十分伝わる物語になっている。
脚本・演出は灰衣堂愛彩女史、そして出演者は全員男性である。女性の視点で捉えた男(武士)の世界...それは紛れもなく会津藩精神を体現しているようであった。
制作に関して、灰衣堂女史自ら場内入り口で当日パンフを配付し、前説・上演後挨拶など丁寧な対応をしているのには驚いた。
満足度★★★★
安定した世界観
時代絵巻Ash,何度も観劇しているが,脚本演出の灰衣堂愛彩さんの世界観が好きである。士の生きざまを美しく描いていると思うし,その世界は安定して定着したと思う。劇団の飛躍のためには,そろそろここで何かチャレンジも必要かと思うこともあるが,一作一作で見た場合には充実しており,自分は好きであるので,余計なことかもしれない。今回の作品もその世界は美しかった。80分とちょっと短めではあるが,その中身は濃い。おススメできる作品に仕上がっている。それにしても,この劇団,最後のあいさつの作法と言い,席への案内と言い,丁寧である。灰衣堂さんのしつけ^^;がしっかりしているんだろうなぁ。
満足度★★★
舞い散るもの
初観劇の劇団さんでした。時代の波に翻弄された白虎隊の思いが伝わる舞台で、泣かれている方も見受けられました。右手に縁側を作ることで場面切替等、舞台を上手く使われており、白虎隊が中心なので、若い役者さんが多く皆さん熱演でした。
ただ、何度も映像化及び舞台化されているので、個人的にはどこか見た事があるシーンのように映ってしまいました。
満足度★★★★
初見
初めてAsHさんの芝居を観劇させて頂きました。
「時代絵巻」という言葉に「がっつり時代検証も重ねて重い芝居なんだろうなぁ」くらいには思っていましたが、私のように日本史苦手科目だった者にもわかりやすく噛み砕いて見せてくれます。
面白かったです。