満足度★★★★★
戦後と近未来をまとめて総括
こんなにスケールの大きな作品とは予想外でした。実在・非実在の有名人の名前が大量に、しかも、ストレートに登場するのがスリリング。おバカなようでいて、精神性も高い。裏の歴史を線で繋いて、未来に投影した傑作。
最近、明大の劇団、全体的に絶好調じゃなかろうか。
満足度★★★★★
スズユキ、トウェンティースリー(たぶん)
俳優としても監督としても、森岡龍には及ばない金子鈴幸が旗揚げした演劇ユニット・コンプソンズ。初々しさと荒っぽさ、奔放さとヤッチマッタな感が入り乱れる、ウレしハズかしの旗揚げ公演。ヤバい設定と、細かすぎて伝わらない角川映画ネタがとんでもない。いま観ておけば、10年後には自慢できる伝説となるかも、ならないかも。これは暴動の演劇ではない、演劇の暴動だ!