ストリッパー物語 公演情報 ストリッパー物語」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    Aチーム
    つかこうへい七回忌特別公演。
    羽原大介氏の演出の舞台を20年ぶりに観る。
    吉田智則さん久々に観たが色気出てきたなあ。
    中川絵美さん二度目ですがもうすごいです。
    つかこうへい演出の舞台で観て見たい女優さんです。
    及川いぞうさん久しぶりですけど安定の素敵さ。
    しるささんいいなあ。これから注目。

  • 満足度★★★

    面白いのかと問われれば・・
    【Bチーム鑑賞】
    七回忌特別公演 と銘打ったものなので、特殊且つ独特な趣の演出が見られますが、・・。
    俳優は皆熱演で味わいの有るいい舞台です。
    ですが、ここはシンプルにビギナー・同僚に勧めて喜ばれるかと言えば否、癖が強すぎる。
    私は日頃慣れてますが、(ある意味仕方のないことなのだが、)際に踏みとどまっていないで落ちてしまい「アウトォ~!」といった印象。

  • 満足度★★★★★

    感動のつかこうへい作品
    つかこうへい作品は、いつも、社会の底辺で苦悩する。どの演劇を見ても、不思議と一致している。こんな屈折した人生もあるものなのか、と思うばかりだ。

    赤坂レッドシアターは、超満員!そのため、開始が五分遅れた。でも、内容はたいへん満足いくものであった。キャンディーズの名曲に心地よいダンス、楽しめた。

    つかこうへい作品は、日本では若手の課題に良くなるらしい。それは、オーバアクションとハイテンションなどぎつさ。それはどこの劇団がやっても目につく。

    特別に、期待していったわけではなかったが非常に、良くできていた。欲をいうと、最初の方がやや退屈だったが、全体が終わってみると文句はなかった。

  • 満足度★★★★★

    Aキャス観てまいりました...
    かなり前の席で見させていただきました。つか作品らしいところもふんだんにあり、昭和を懐かしみつつ観劇。つかこうへいも昭和として振り返られるようになっちゃった。とても楽しめました!

  • 満足度★★★★

    昭和とつかとキャンディーズ
    音曲の割と中心だったキャンディーズが「昭和」だからなのか、つかの時代という事なのか、台本指定なのかは知らねど、平成も30に届こうという今では伝説化も自然なことだ。経済成長、無垢な平和感覚、日本という国の「性善説」的幻想が昭和という描写の中にありそうだ。 実はそれは多くのまやかしの上に建った城で、今や無残に瓦解した日本という姿を私たちは見ているという事なのだろう・・。
    つかの描く「生」はその情熱の対象として学生運動も恋愛も変わりない、というビジョンに貫かれている、と感じた。(つか作品観劇はまだ3度目。)
     本劇団の特色というものはあろうけれど「つか」色なのか劇団色なのかが、判別できない。雨に唄えばのタップ・ダンスは劇団色だろうし、役の掘り下げより「ノリ」優先、と見えるのも劇団の色合いに違いないが今回はBグループ鑑賞、主要配役が変っているAグループも見て確かめたくなるが、今回は見合わせ、Bで判断するしかない。
     ・・まぁそんな事で「つか」の世界を垣間見に足を運んだのだったが、彼以前のアングラが時代の生み落とした「現象」であったように、つか的なもの、そしてそれを観客が熱狂して迎えた「演劇」状況も、「時代」が生んだものだろう・・。それは何だったのか、と。。
    学生運動は所謂「一般社会=世間」と断絶して(ちょうど現在の反原発などと同様なのかな・・)、「歯向かう側」は息が苦しくなる。それと並行して彼らに同調的だった者も、自分らを「勝利」へと導いてくれなかった恨みと反動から、背を向ける。運動が先鋭化し、「正論」を吐くしか行き場がなくなってやせ細る「運動」の者たちを、その正論ゆえに忌避するようになる。なぜならその正論はもはや「負けた」のであり、しかし倫理的には正しく、その矛盾の間で苛立ちが生じるからだ。
     つかは「前世代」つまり運動に情熱を傾けた世代の感覚を、相対化し、芝居の中でそれにも「言及」しながら、それを全く別の文脈で語るということをやった(スルーするのでなく、当世について語るという演劇としては自然な作業をやっている訳だ)。
     時代は巡って、「運動」の需要のほうが高まっている。が、弱体である。「つか」的なアプローチが、当時のような形で劇的に迎えられるには、時代が違いすぎる・・というのが正直な感想だ。・・という事が言いたかった訳だ。
     しかし・・人物に純粋な愛を語らせ、それを茶化しながら、それを切望する自分自身を発見し、告白する・・ 台詞の力を認めない訳には行かない。 人を愛することと、自分が何ものでもない、ちっぽけな人間である事が、同時に成り立つのは、その事を己が知っていること、そして言葉を惜しまず愛を伝えるという「行動」こそ、愛の内実について内省することより重要で価値あることだと、つかこうへいはやや出来すぎたドラマ設定を借りつつ檄を飛ばす。
     私には少し甘口に感じられる世界だが・・ 妙な、否、しかるべき説得力のあるドラマ世界だった。
    「俳優」への印象がさほど残らなかったが、戯曲世界、台詞の力に密かに衝撃を受けた。

  • 満足度★★★★★

    感動できる公演(A)
    久々にいい公演を観れた。一公演としても、つかこうへい作品としても…。いい公演を観せようという、熱気や気概が感じられる公演であった。皆さん良かったが、特に吉田さんの演技には惚れた。

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