満足度★★★★★
ピンクではない
なるほど等身大のSF作品。近未来の異国のお話し。
ありがちではあるけど人間とアンドロイドの争いは、
中々良くできたプロットで魅力的な物語。
人間と変わらないと権利を求めるロボットと、優秀なロボットになりたい人間。
機械の身体を求めて旅する哲郎を思い起こす。なるほど、SFといってもドラマの中心は愛情物語、仲良し姉妹のタブーから人間とアンドロイドの全面対決!
壮大な物語で、設定理解に少々時間がかかるも、
難しいところはト書き的に説明され納得。
クールビューティなお姉さんに、ぶさ可愛いもうとが調和する。
うまくできた物語で心地よく楽しめた。
満足度★★★★
ポストがなければ・・・それでもただ・・・
黒白逆転の鮮烈! ’人間になりたい世界から ロボになりたい世界へ’ 積み上げた価値観の軛を超越し感情さえ切り捨ててしまうのではないか・・・ 終わりがエンゲージされない「合理的エゴイスト」の姿がおぼろげに浮かんだ。
満足度★★★★
グッときました
見応えのあるSFファンタジーサスペンス。人間とアンドロイドの共生をテーマにした結構スケールの大きな話で、多少イッパイイッパイな感じもしましたが、劇団のチャレンジング精神に感服。
満足度★★★★
テーマ性がある物語だが…
現代から近未来を描いた内容...コンピューターの技術が刻一刻と進化している。その象徴として人型ロボットと人間との関係を興味深く観せている。専門的な用語としてシンギュラリティ(技術的特異点)という言葉があるという。人工知能が人間の知的能力を追い越し、自力で加速度的な発達を始める時点だという。
コンピューターが誕生して約70年、パソコンが普及して30年、インターネットが利用され出して20年、そしてスマートフォンを手にするようになって10年足らず...この加速度的に進化してきた歴史を見ると当たり前のような気がする。この進化がさらに進んだ世界...そこで起こる合理的なエゴと不条理へのストが展開する。この「エゴ」と「スト」の間にはイ(意)が必要なのだが...。
(上演時間1時間40分)
満足度★★★★
痛がるロボット
皆さん熱演でした。あれっぽっちの舞台セットでいろいろな場所をそれほど違和感なく表現できるのは役者さんの力量でしょうね。でも軍事用も考えられていたロボットが撃たれて痛がってうめくという設定はどうでしょうかね。これじゃ戦場で使えないんじゃないか、と思いました。
満足度★★★★
合理的エゴイスト
どのあたりが合理的でエゴイストなのか分かりませんでしたが、お話は面白かったです。姉妹の行く末が気になって目が離せませんでした。1回見ただけでは分からない(私には)脚本の突っ込みどころはある気がして、珍しく脚本買ってしまいましたが、人間でないものとの愛の物語は好きなのであまり深く考えないことにしようかと・・・