楽屋 公演情報 楽屋」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.0
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  • 蓄積。
    清水さんの楽屋は好きです。今回のイベントも含め、色々なところで上演されています。
    情念ともいうような楽屋の空間。役者として、人間としての蓄積。自分にとっても課題であると感じました。

    ネタバレBOX

    台詞のトチりに関しては、稽古量もあるのかもしれない。男性をキャストする試みが面白かった分、よりブラッシュアップは望ましいです。みんな同じセットなんですかね?同じA-Dの女優なので、各劇団の個性が出て見比べたい気持ちはあります。
  • 満足度★★

    芝居に対する覚悟は?
     燐光群ゆかりの梅ヶ丘BOXで4月27日から5月10日まで18団体によって演じられるのは、日本で書かれたシナリオの上演回数トップではないか、と思われる清水邦夫の「楽屋」だ。これだけ纏まった形で上演されるのは珍しいが、楽しみにしていた公演である。無論、大好な脚本だからということがある。演出家、役者の地力勝負で作品がまるで変ってしまう、という演劇の醍醐味そのものを楽しめる作品だから、ということもある。今回、2本を拝見する予定だが、無論、演じる団体は異なる。この回は初見の団体で名を「ピクニックの恋人」と言う。

    ネタバレBOX


     主役女優役は男優が演じた。無論、アリだが、噛み過ぎ! 外連味を出すのであれば、上手い役者でなければ。演技に丁寧な感じが無い所も気に掛かった。ベテランプロンプ2人も、若干くすんだ感じは出していたものの、演技がやや単調に流れているように感じた。ニーナのプロンプ役の少女の天然ボケのような感じが、最もしっくりはきたが、もっと病み上がりという化粧にしてよかろう。噛まずに演じたのはこの役者だけだったのではないか。もうちょっと真剣に取り組んでもらいたい。この作品を演じる団体は実に多い。実際、自分がこの4年ほどの間に観ただけで15・6団体が演じた今作を拝見している作品なのだ。当然、他の団体の舞台と比較する。噛んでちゃダメっしょ!

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