厄病神とジレンマ 公演情報 厄病神とジレンマ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2016/06/01 (水)

    価格2,500円

    説明過多でも説明不足でもなく、観客に想像の余地を与える語り口の匙加減が巧く、マイナス×マイナスがプラスになるような終盤がステキで「幸せとは?」なんてことも考えさせられた。

    ネタバレBOX

    ネガティブな2人(探偵社の彼らね)が、マイナス×マイナスがプラスになるような作用により少しだけポジティブな方向に向いた(向かい始めた?)…的な結末が心地好く、最初のエピソードが一区切りついて2つ目のエピソードが進むと2つの関連が見え隠れし、両方に登場する人物がいて、な構成も面白い…ってか好み。
    ダメ男と付き合っている女性それぞれを、主人公(?)は不幸と思っているが、当人たちは幸せを感じている、というのも巧み。
    舞台奥の壁のトリックアートが奥行きを感じさせるし、その手前に小テーブルなんかあるからより効果があがっているんだよな。なお、開演前は下手側の実際の通路も描いたものに見えたのだった(笑)
    探偵社のあの2人で続編も可能ではないか?
  • 満足度★★★

    旗揚げ公演なので・・・
    前半のテンポの悪さと全体的な間が気になって 消化不良気味。

    ネタバレBOX

    冒頭に出てくるカップル。女性はゾッコンのようだが相手の男性は冷めている。その為の間のズラし方なのかもしれないが 個人的にはそうとも取れず気になった。後半は核が明確になるにつれてその違和感がやっと気にならなくなったがそれまでが長く感じた。 

    そして自らを厄病神と称する矢澤、それを演じるむらさきしゅう氏の演技は逸脱であったので 彼の出番をもっと増やして矢澤を中心とする探偵事務所の物語として見たかったというのが個人的な見解です。

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