満足度★★★★★
鑑賞日2016/06/03 (金)
重い題材を、丁重かつ誠実に物語へと落とし込む姿に胸を打たれた。
観終わって、長い息を吐く。深呼吸というより、まるでずっと息を止めていたかのような心持だった。そういうある種の緊張感を背負いながら観る舞台だったように思う。
満足度★★★★
詩森ろばさんの新作です。ご縁あって5/31、18時開演のゲネプロを拝見。
広島に向かった移動演劇隊の話。俳優が明るく弾けるほどに怒りと悲しみが増幅。丸山定夫、三好十郎…戦時下の演劇の熱に触れ涙。
満足度★★★
今回の公演まで、こういう方がいらっしゃるのを存じ上げませんでした。繰り返してはいけない時代の悲劇として、こういう評伝は大切だな、と。あまりに出来すぎた方だったので園井さんに感情移入はできませんでしたが、登場人物たちの演劇への情熱と無念さは察しても余りありました。美術が素晴らしかった。あれがクライマックスであれになるとは!(意味分かりませんが)野田さんのOIL以来の衝撃かも。転換大変そうでしたが。