大安吉日 公演情報 大安吉日」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-7件 / 7件中
  • 観てきました!
    若い劇団さんの作品を観ることが多いので、初めてのこちらの劇団さん

    安定の演技とお話しでした。きっと年齢が上のかたでも楽しめる劇団さんだと思います。

    アル中並みにずーっと日本酒を飲みつづけるおじいちゃん

    最後違う病気で運ばれますが、例え水だとしてもずーっとでお腹がちゃぷちゃぷしそうなのみっぷりでした

  • 満足度★★★

    いつも楽しみに
    芝居屋さんの芝居をいつも楽しみにしています。しかし今回は方言ということもありセリフが聞き取りにくく前半はなかなか集中できませんでした。後半兄さんが思いをぶつけるあたりから面白さがやっと出てきました。

  • 満足度★★★★★

    兄弟舟
    “劇団芝居屋”は本作で三作目の観劇になりますが、毎回笑い、感動し、泣かされています。

    それは、現実離れしていない物語の面白さはもとより、演劇・演技に対する確固たるポリシーがあり、実践されているからでしょう。

    “老若男女全ての人に観ていただき、そして感動していただきたい”、そんな素晴らしい劇団です。

  • 満足度★★★★★

    大安好日であった
    初日観劇...この日は陽気も良く、芝居も面白く、本当に「大安」で「好日」であった。劇団芝居屋の公演はいつも舞台セットがしっかり作られている。

    説明では北国の小さな漁村ホトマ村が舞台...そして民宿孝徳丸の談話室で繰り広げられる人情、というよりは兄弟ドラマである。
    (上演時間2時間)

    ネタバレBOX

    舞台セットは、上手に民宿玄関、その上部に民宿・孝徳丸の看板。客席と舞台との間にスペースがあるが、民宿前の道といったところ。もちろんこの場でも演技が行われる。民宿内は上手に受付・帳場、中央奥に風呂場・食堂に通じる出入り口、その横に二階客室への階段が見える。下手は談話用のテーブル、椅子。いくつか釧路市のポスターも貼られている。

    小さな漁港を見下ろす高台に民宿孝徳丸...その名前は女将の亡き夫(漁師)が乗っていた船のもの。この地は観光名所でもなく、ただ時の流れが緩やかで癒しと海の幸料理が自慢である。そして源泉の温泉。

    市井の人々、といっても地元が中心である。この宿泊客2組(どちらも女性一人旅)がこの物語で特筆だと思っている。
    中年女性は義母の介護、その看取りを通じての人間らしさ(個人的にはこのシーンにハマった)。一方、女性の旅行ルポはその職業を通じての見方・考え方の表現が巧い。釧路市というと観光事業で「ふるさと創生」を利用したような。さらに漁業人口の減少を漁業研修として問題提起する。そこには地元(Uターン Iターン)に目線を向ける。
    この観光や漁業という地域活性を想起させるような、鳥とは言わないが、小さく羽ばたく蝶のように高みから見据える。一方、介護も含め日々の生活に汲々としている人を地を這うような虫となって見守る。社会と個人(家族)…民衆を複眼的に見る視点が印象的である。

    本筋の兄弟の確執…誤解と思い遣り、父の死に対する悔恨の情が痛々しい。その複雑な感情が氷解する様子は、観応え十分である。

    演技力は皆さん見事。バランスも良い。劇団は「現代の世話物」の創造を目指し「覗かれる人生芝居」というコンセプトの下に役者中心の表現を模索しているというから当たり前か。それにしても、民宿女将・常盤孝子役(永井利枝サン)、地元爺さん役(増田再起サン)の演技が光る。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    兄弟愛
    優しい人たちのおかげで兄弟が仲直りできて、感動しました。
    やっぱり兄弟っていいな~。

  • 満足度★★★★

    暖かい時間
    安定のやさしく暖かい時間が流れ、心がほっこり。「兄弟船」で観客全員号泣、沈没しました・・・・。そして感じたのは「こんなものなのかも知れない・・。」ということ。前半の宿泊客の女性二人の人生は彼らの中で完結しているものであり、漁港の人々とわずかの交流や関係はあるものの、良い思い出として残るという程度のものであり、小さな共同体の中で生きる人々の人生には何の影響もないということだ。人生には深いドラマになり得る関係とそうではない関係があり、私も泊り客の女性二人が後半のストーリーに絡んでこないことに疑問を感じたが、「ああ、そんなものなのかも知れない・・・。」と目を開かれる思いだった。前半と後半の二つのドラマの違いがクリアーで見事。わずかの誤解から仲違いが生じ、それをなかなか解けない人生がもどかしい。


    ネタバレBOX

    介護の主婦の一気飲みから告白への演技、お見事でした。民宿の女将がこの人にしつこく聞かないのも、女将の度量を感じさせて泣かせる。あの研修生はどうなったんだろう、あの兄弟には子供はいないのかな、など、彼らのその後の人生を色々想像してしまう。豊かなバックグラウンドを感じさせるお芝居。
  • 満足度★★★★

    人情話
    小さな漁村の民宿「孝徳丸」を舞台に展開する話。2人の兄弟の誤解が解ける人情芝居。特別な人物の活躍ではなく、普通の生活をしている庶民を丁寧に描くことを主眼としている。2時間の舞台、気持ちは伝わりました。ただ残念なこともありました。あの雑誌記者は何だったのでしょうか? 研修生2人の役割は? 主旋律とのつながりが私にはよく分かりませんでした。

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