The Wonderful Parade 公演情報 The Wonderful Parade」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-5件 / 5件中
  • 1時間。超楽しいワンダフルなショー!観客歓迎ムードも大道芸もさすが。フィリップ・ジャンティ・カンパニーの「闇」のテクニックとの相性も良いですね。開幕前に前売り完売していました。

  • 満足度★★★★★

    また観たい!
    光の操り方が素晴らしくて、前説終わりからえーっ?!の連続でした。衣装はとってもファンタジーで可愛いし、パフォーマンスは圧巻でした。ストーリーも可愛いけど、魅せ方が素敵でついつい惹き込まれて魅入ってしまいました。観劇後もあのファンタジーな世界に何度も心を持ってかれてます。なので、神戸公演も楽しみにしておりますー!

    ネタバレBOX

    特に闇の中からパッ!と役者さんが姿を現した時や暗闇の中でのパフォーマンス。ステージには闇の中が見えず、ビックリしながらもとっても楽しんでしまいました。
  • 満足度★★★★★

    約60分
    性別や世代を選ばず、どんな人間の琴線をも震わせそうな普遍的な物語を、様々な幻術を織り交ぜながら面白おかしく魅せてくれて、なんとも幸せな一時間でした♪
    大技と小技のバランスもよく、満喫!

    ネタバレBOX

    傘を差したヒロインが、共演者のサポートを受け宙を舞っているかに見えるひと幕の美しかったこと!
    マイム芸の精華を見た思い。
  • 満足度★★★★

    光のカーテン
    素敵でした。

    ネタバレBOX

    幅の狭い光に照らされた身体や物体と周囲の闇を利用した、例えば手のひらが身体から離れて遠くに行ったりして、観客に不思議感覚を与えるパフォーマンス。ストーリーとしては、指輪を忘れてプロポーズに大失敗した男が、絵から飛び出した少年らの助けを借りて再度挑戦するというメルヘンチックなお話。

    すぐ近くで見ているのに闇から突然現れ、スーッと消える、素敵でした。

    腕が伸びるなら猿之助さんのワンピースにも使えたらいいのにと思いつつ、新橋演舞場ではマ、無理かなと。
  • 満足度★★★★

    面白いパントマイム的なやつ
    パントマイム“的”というのは、限りなく「演劇」であったから。
    ストリートや国内外で鍛えられたパフォーマンスで、「絶対楽しませる」という気迫を感じた。

    そして、気持ち良く笑った60分。

    and ナイス! シマシマ!

    ネタバレBOX

    途中から入場ができないということで、開演は少し押した。
    しかし、舞台の上には、野崎夏世さん(なのかな?)がすでにいて客席を和ませる。
    まあ、客いじりなどである。
    が、これがいちいち面白い。客席はすでに楽しんでいる。

    お客さんの中にシマシマのボーダーを着ている方がいて、いい感じにいじっていた。
    これがまさか伏線になるとは、このときは、客席の誰もが、というよりも出演者の誰も気が付いていなかったのだ。

    パントマイムに日本語や英語、フランス語、無国籍の言語らしきものもが少し加わり、ダンスもあって(これは見事!)、さらに舞台のほとんどが暗闇の中ということもあり、独特の雰囲気なのだが、「笑える」のだ。楽しいのだ。

    それぞれの出演者のパフォーマンスのレベルが高い。
    きちっとしているから、面白くなるし、そうできなければ、この暗闇の演出が活きてこない。
    だから、舞台の上に観客は心から入り込める。変な暇な時間を作ってしまわない。

    「暗闇」がなければ成立しない内容で、「暗闇」の作り方があまりにも見事すぎる。なので、照明ももちろん素晴らしい。照明は、パスカル・ラージリさんという方で、フィリップ・ジャンティ作品にもかかわっているという。さすがだ。

    ストーリーは単純だが、涙から海への展開と水中の表現など、なかなかである。
    ほとんど言語に頼らない内容なので、小さな子どもから外国の方まで楽しむことができるだろう。

    ただ、これだけの演出と演技ができるのならば、もっと内容のあるストーリーにできなかったのかと思う。
    プロポーズするときに指輪をなくして、見つけるまでのストーリーなので、万人にわかるとは思うのだが、さらに現代を切り取るような深みがあったとしても、このパフォーマンスグループならば、笑えて楽しめて、さらに考えさせたり、うなずかせたりできる作品を生み出すことができるのではないかと思う。

    または、世の中にある戯曲を「to R mansion」の解釈で演出しても面白いのではないかと思うのだ。

    今後の活動に期待したい。

    あ、そうそう、「シマシマ」である。

    最前に座るシマシマの方がどうやらペットボトルを落としてしまったらしい。
    ドンという音がしたのだが、そのとき舞台にいた出演者が見事にそれを笑いに変えてくれた。まるで客入れ時の客いじりが伏線だったようにだ(笑)。

    こんなところや、客入れ時の客の扱い、フクロウの鳴き真似を観客にさせるなど、ストリートで培った経験が活かされているのだろう。このあたりにもこのパフォーマンスグループの強さと上手さを感じた。

    ストリートや国内外で鍛えられたパフォーマンスで、「絶対楽しませる」という気迫を感じずにはいられなかった。

    東京都のヘブンアーティストということなので、次は、どこかの街角で会えるかもしれない。

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