満足度★★★★
素敵です。が。
オムニバス形式が生かされる構成で、登場人物たちがどうなっていくのか、かなり前のめりに入り込みました。でもなんか尻すぼみな印象も。
よくよく考えるとものすごくどろどろした話なのにあっさりと上品な後味。
満足度★★★★
うわ‥ おもしろい
このあいだ熱帯倶楽部の「旧歌」を観に行ったので
グリングオリジナルが観たくなって行きました!
新旧脚本のショートストーリー、という組み立てですが
マルチアングルの一本のお芝居を観ているような感じ。
逆に広がりを感じられてかなり楽しめました!
過去作品、観たくなったー
短編の難しさを
短編というのは本当に難しい。今回も各シーン15分程度であるから、始まった瞬間に、空気を作り、見た瞬間に状況が分かり、クライマックスが始まるからだ。
続きは http://palove.blog.shinobi.jp/
満足度★★★★
良い仕上がりです
ピースとは、短編(欠片?)というイミと平和のイミが重なってるようです。
全5章から成っていて、それぞれは短編というのか、区切りが付けられており、それでいて登場人物も設定もおのおのリンクして、それぞれのシーンをみせている。
過去にグリング以外のために書いた本も挟まっていて、そこはちょっと異空な感じを受けるが、ま、それも当日パンフを読んで知っていたからか。
満足度★★★★
背中と足跡
現代に対する反面教師的な存在に感じました。
こういうこと、やっちゃいけないよ、と。
こういう人間にはならないでくれ、と。
舞台構成的に斬新さや目新しい演出というのはありません。
ただ、それだからこそか、メッセージ性が強く感じられました。
なかなか良質な演劇です。
初心者の方を連れてくるには非常に良いんじゃないでしょうか。
満足度★★★
透徹する、負に負ける
連作短編は、多様な立場にある人の、様々な面を浮かび上がらせる。人々をつなぎ止めているのは、連作を貫く、強烈な、現代社会への問題意識だ。旧作2本、新作4本からなる6本の短編は、それぞれが、問題提起と、その回答を、提示する。
扱われている問題の設定が、とても鋭い、と思った。非常に強い、危機意識を、感じさせる。とはいえ、舞台は、バランスが考えられていて、非常に重いものを含みながらも、なんとか、明るく、軽やかな方へと、向かおうとする。
これを、どう見るか。僕には、問題意識が強すぎて、鋭すぎて、もう、オムニバスという形式では、背負いきれていないように、思えた。全体的に、意識的に作り出された、明るさ、軽さが、かえって浮いてしまい、全体を貫くテーマの抱える重さを、より、浮き彫りにしてしまっている、と、感じた。
満足度★★★★
いろとりどり
いろいろな演劇をみて、それぞれ良い、本当に演劇の良さはどこにあるのかってまだまだ発展途上なとこだっ(あ、日本が遅れてるだけか)っておもうのですが、
グリングを見ると「やっぱり会話劇だっ!好きだ!!!」と、いつも思います。
偉大な先輩方。
満足度★★★★
青木さんの新境地?それとも・・・
客演陣のセレクトが秀逸。青木さんのキャスティングのセンスも光る。星野さん、最高。団員も個性を発揮し、役者さん皆が光っていました。杉山さんの静かな狂気、怖かった。
今回に限らないのですが、最近、舞台の喫煙シーンが多いのがやけに気になります。
笑って、息をのんで、やがて感動がしみ入る舞台でした。
満足度★★★★★
オムニバスならではの面白さ
「短編集のような…」とはどういうことかと思ったら、ある場面の脇役が次の場面のメインになるような感じで進むオムニバス形式の舞台。
笑える場面からドキっとする場面、ウフフな場面、ホロっとする場面など色とりどりで満足です。