期待度♪♪♪♪♪
ピンとくるものが
ある。いい加減年をとってくると、自分の番ということも含めて極めて身近な話題になってくる。柄にもなく喪主なども務め、儀礼の意味する所がどうやら茶番とばかりは言っていられない付き合いだということも感じる。無論、これまででも、大切な人の葬儀や通夜には、心に響くものがあったが、一方でとても突き放された謂わば虚空の風が死者と自分の間に吹いていたのも本当である。一見、矛盾するこのコンセプトを洒落のめし、泣き、どんよりもし、どうしようもなく突き詰めた果ての線香花火のような火花を散らしたい。