満足度★★
145分弱
殺人被害者の遺族感情を描いた劇としては良くできていた。
一方、悪党に「「悪の衝動」が生まれる瞬間」は描ききれていなかった印象。
このタイトルなのだし、むしろ後者をしっかり描いてほしかったところ。
満足度★★★★
重みのある演技と題材が調和してました
所属の役者さんはあちこちで拝見してましたが、
InnocentSphereという団体での公演を観るのは初めて。
凶悪犯と「リチャード3世」の重なり具合、
その見せ方がズシンときました。
休憩なし2時間15分。
長いとは思いませんでした。
自分が端で観ていたというのもあるのでしょうが、
全体的に声が小さめだったなという印象です。
満足度★★★★
やっぱり役者がいいね。
「リチャードⅢ世」の件や二人の「悪党」の「悪の衝動」が生まれる瞬間を探っていく…。といったあらすじに興味を抱いて足を運んだ身には肩透かしを食った未消化な印象。
そのタイトルにも大きな違和感を感じるものの概ね楽しめる内容でした。
満足度★★★★
地震!
追記:チラシにあった「悪に翻弄された人々の『それでも生きて行く』という心の力」は感じました。特にラストの、お母さんが子どもの足あとをたどるシーンは今思い出しても涙が出ます。しかし「二人の『悪党』の『悪の衝動』が生まれる瞬間」は分かりませんでした。“ある男”には探りきれなかったのでしょうか?それとも・・・チラシは上演より大分前に作られますよね。その後脚本を書いているうちに、あるいは稽古に入ってから方針とか演出が変わっていったのでしょうか。今までにも何回か「チラシと、設定が、展開が、違うではないか!」と言う舞台を見たことがあり、そのひとつは理由を聞くことができました。西森さんにお会いする機会があれば聞いてみたいです。
9時ちょっと前、もう終盤にさしかかった頃「ドン」と言う音と振動を感じたので身構えましたが、それ以上揺れる事はなく舞台もとどこおりなく進んでいるので「勘違いかな?」と思ったのでしたが、やはり地震だったようです。熊本の地震が伝わって来たのかと思ったらそうではなかったようで、東京23区を震源とする地震でした。311以来、観劇する時は「もし今ここで・・・」と気になるようになりました。たいてい開演前に「非常の際には・・・」と言うアナウンスが流れますが「ほんと?大丈夫?」と思ってしまいます。
「悪党」このタイトルで良かったのかと言う事をアフタートークでゲストの下村氏がおっしゃっていましたが、私もそう感じました。だからといって的確な別案があるわけではありませんが。今も整理しきれない重いものを持たされた感じです。
満足度★★★★
長いよ……(笑)
2時間15分です。とにかく長いし、最後の15分は完全に蛇足。「終わりだな」と思わせてから15分は、長いです。そういうのは集中力が切れるのでやめた方がいい。それカットして、ラストシーンを15分前倒しにしてほしいです。周りの人は相当そわそわしてましたし、私もそわそわしちゃいました……とはいえ、とても見応えがありました。特にラストシーン。以下ネタバレへ。