満足度★★★★
タイトルから抱くイメージだと、めちゃシリアス!って感じですけど、実際はクドいほどのドタバタコメディー♪
笑いの沸点、決して低い方ではない自分も、声をあげて笑い転げる2時間でした。
でぇ、登場人物の全てがコメディーリリーフ的役割を担っていましたが、とりわけ、初見の渡辺美弥子さん、拝見するの確か3度目の犬井のぞみさん、劇団ひとりさん的雰囲気の岩田裕耳(ゆうじ)さん、が個人的には印象に残りました。
とはいえ、おはなしのベースに横たわっているのは、当時の政治的情勢とかのサスペンス的要素。コンテンツとしては、小劇場演劇の世界ではあまりお目にかからない熟年層のオトナの方の鑑賞にも十二分に堪え得る作品でした。
ただ、なもんでぇ、ちょこっとだけネタバレになりますが、最後のシーンに出て来るコートの裏地が意味するもの。年配の方には周知のモノですが、果たしてミリタリーオタク以外の20代の観客にわかるかなぁ?とオジサン、少しだけ心配になりました。観客に理解されてこその「オチ」なんですから。
満足度★★★★★
面白かった!
前説から凄く面白くて、時間も気にしてくれてるし、5分くらいおしても何も言わずに始まる所もあるからそういうの気にかけてくれる劇団さんてお客さんの事考えてくれてるんだと嬉しくなります。テンポ、言葉の使い方、タイミング...もろもろ含めて役者さんの掛け合いが本当に面白い。ストーリーは面白いだけでは済まなせられないけれども、いろんな人々それぞれの想いがちぐはぐに交わって変に成り立ってしまうのが凄いと想いました。
満足度★★★★★
やはり面白い
他の方も書いておられたが、中盤で名前が錯綜してわからなくなったときがあった。
最終的にわかったが、やはりカタカナ名前は覚えにくい(特に年寄りには)。
しかし、それはともかく、やはり電夏は面白い。
俳優たちの集中力にこちらも思わず引き込まれる。
言葉の取り違え、すれ違い、勘違いに理由など何もなく大笑いさせてもらった。
かなり長く続けてこられたと思うが、成熟を感じる数少ない劇団と思う。
満足度★★★★★
喜劇の極意
舞台は通信傍受と暗号解読の秘密機関。それだけ聞くと緊張に包まれた厳粛な場所を想像するだけに、そこで繰り広げられる屁理屈、勘違い、腹の探り合い、のドタバタが余計に面白い。暗号解読機を人口知能に転用するなどよく考えると完全に無理筋の設定なのだが、小気味良い会話から次々と繰り出される笑いがストーリーを反芻する余裕を与えない。これは喜劇の極意なのだろう。ラストの落とし方は逆に、後でたっぷり余韻を楽しむことができて良かった。途中、人物名をなかなか覚えられず、観ていて混乱する部分もあった。
前説からおかしくもやさしい配慮が伝わってきて、そのサービス精神に好感を持った。手形グッズは自分は買わないけど売れてほしいと思った。
満足度★★★★★
観てきた!!!!!
ちゃんと理解は出来ていないと思うし、途中ちんぷんかんぷんになる場面もあったけれど、だけど好き。
今回は暗号解読、エニグマ、人工知能などなど。
思わずワクワクしてしまうようなキーワードに溢れていました。
今回はシーラ演じる渡辺さんの存在感が半端なかった。
台詞を発するたびにドカンドカン受けてました。
恒例の道井さん、岩田さんの前説も面白くて、開演前からゲラゲラと笑ってしまいました。
おちゃらけながらも、常に時間を気にする姿勢が素晴らしいです。