第47回「a・la・ALA・Live」 公演情報 第47回「a・la・ALA・Live」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    楽しめる
     1「風」2「戦場の…」3「マリリン東京公演vol.3~吹き語り&エトセトラ」4「花も嵐も」5「昼下がりの喫茶店」6「夢は夜開く」7「販促サービス」8「オペラ座の道化師、春を待つ」9「世界に一つ」これらの演目を芝居、道化(手品つき)、演奏つきパフォーマンスなどで構成。中心になっている荒山 昌子さんの出演は1、4、6、9の4本。各挿話が総て関連していて、そのサンドイッチパンに挟まれる形で他の演目が上演されるのだが、これがとても楽しい。(追記2016.2.24 0:28)

    ネタバレBOX

     どんなことが表現されているかといえば、こんな気持ち・あんな気持ちにマイノリティーやちょっと出来の悪い後輩に“さしすせそ”の理論。“さ”は流石、“し”は知らない、“す”は凄い、“せ”はセンス良い! 、“そ”はという具合に営業トークを伝授しようとするのだが。というのがNO.7 の内容。NO.1 の“風”では、バカ代表の安倍辺りがスマップ解散についてコメントを述べたこと。そんな暇があるなら、他にすべきことがたくさんあるだろうに、ということ。
    まあ、あんなアホでは、アメリカの命令に尻尾を振って、恰も日本政府が独自に様々なことを決め、実行に移していると国民を騙すことができると信じ込むことしかできまいが。というアイロニーが込められているというのは自分の解釈である。安倍以下、現在彼をサポートする彼より頭がマシと評価されているハズの連中の内容も実にレベルの低いものだとい厳然たる事実と、事大主義の下司根性ばかりが見える。こんなアホばかりが政権中枢に居座ってデカい面をしているから、アメリカ程度の知的レベルしか持たない国家にさえ馬鹿にされるのだ! 論理的必然として、このように知的レベルの低い国民から奴隷扱いされる我が“国”の愚衆がバカにする者より国際的に低く見られているのは当然のことである。自分に自信があり、国際的な荒波に漕ぎ出してキチンと勝負できる者は勝負せよ。それができないならば、自分を鍛えよ。鍛えることすらできないならば、一生自分を恥じるが良い。
    その上で、遊ぶことを楽しむのだ。自由の根底をキチンと自分の土台に据えた上で。そのようにして今作を観るとホントに楽しい。全体的柔らかな感性で楽しめる舞台なのだ。例えばクラウンの特異性に小さな子供が怯えて泣き出すなど、大人になると皆忘れたふりをするデモーニッシュなもの・ことに対する懼れを感じ取ることのできる子供達には、このクラウンの芸が本物であることが分かるのである。残念乍ら、年齢的には大人になってしまったにも拘わらず子供精神も併せ持つ自分には、この程度子供達の感じる身体の震えが分かるのである。

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