半神 公演情報 半神」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 満足度★★★

    2/4の神秘
    もろもろ等間隔に、平和的な演出、楽しそう。引き裂かれた少女はどちらでもありどちらでもない1/2。孤独を知り自我を得て人間界へ。螺旋の涯に身を隠す1/2。霧笛を頼りに探し求めれば胸苦しい、不意に姿を見せたときの双生の魔性を想像しておののく。

  • 満足度★★★★

    半神の意味するもの・こと とは?
     無論、原作は萩尾 望都・野田秀樹共同の「半神」である。まだ彼が、詩的感性でシナリオにまじないを掛けることができた時代の代表作の一つということができよう。無論、萩尾 望都の優れた才能については今更言うまでもあるまい。だが、半神については時代を遥かに遡ることも可能である。即ちギリシャ神話の時代迄である。ゼウスと美女の間に生まれた英雄の多くは半神であり、時に神格化されるもののそれは下級神としてである。が、人間界にあっては、英雄であることによって本来の神の威信を高めることに繋がったとみることができよう。但し、ちょっと意地の悪い見方をすれば、それも政治的手法の一つに過ぎないのではあるが。(追記後送)

    ネタバレBOX


     まあ、良い。今作にその点は余り関係ない。だが、シャム双生児に限らず、ハンディキャップを持つ人々は、日本でもある時期まで神の使いと見られていた時代があったのであり、為に如何に生産性の無い人々であっても生きてゆくことが可能な程度には人々から喜捨を受けたのであり、粗末なものとはいえ住居も与えられていたのである。こういう発想が無くなっていったのは、優生保護思想が蔓延して後のことであろう。

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