満足度★★★★
徳橋みのりが素晴らしかった
何で2人一役なのかは最後まで分からなかったけど、徳橋みのりが素晴らしかった。台詞の鋭さ、表情の切なさが刺さった。健気で一途で哀しい。川口雅子のキャラの冷たさと怖さもまた鋭かった。主人公の駄目さが一層際立つ2人だった。
満足度★★★
安定のおもしろさも
マンネリ化と言えなくもない。いつになくヒリヒリしたのは本妻と愛人の対決が本当のことのようだったからだろう。全体的に絶えず笑いがある芝居でそのシーンだけ笑いがなかったからかもしれない。櫻井氏は笑いを排除したシリアス芝居も書けそうでそういうのも観てみたいと思ったけれどきっと書かないだろう。もっと主人公のダメっぷりを徹底してほしかったしそうすべきだったと思う。
満足度★★★
会話の切れは相変わらずでしたが
わたしが観た櫻井作品は、
どれも身近な人たちがリアルに生きている感じがしていた。
今回のテーマは三面記事的な内容で、
その所為か自分に引き寄せることができなかったように思う。
台詞回しと女優陣の演技はとても好きでした。
笑いの中にも息を呑み
タイトルからは微塵も読み取れません、既に故人となった歌手克美しげるの
愛人殺人事件を題材に描かれたお芝居でした。
櫻井さんご自身のツイッターでその出来栄えをそこそこ自画自賛されていますが、
それには率直に「激しく同意致します」(!)
満足度★★★★
80分強
主役の男が二重生活を送らざるをえないワケがこの上ない説得力を伴って描かれており、感服!
ただ、話のスケールがやや小さく、小品、との感は否めなかった。